明石ジギングリールの選び方|青物・速潮・タチパターンで番手をどう分ける?
2026年06月30日
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明石沖のジギングでは、同じ水深でも潮の速さでラインの角度が変わります。前の流しでは底を取れていたリールでも、次の流しで糸が大きく斜めに入り、着底が分からないまま回収だけが重くなることがあります。
原因は、ジグの重さだけではなく、リールの糸巻量、巻き上げ力、ギア比、カウンターの有無が流し方に合っていないこと。大潮・中潮の青物、タチパターン、小潮の軽いジグでは、必要な番手とPE号数が別物。
この記事では、明石ジギングリールの選び方と、初心者・ミドル・ハイエンドのおすすめ7台を紹介します。底取り、回収、再投入のどこを優先するかを決めれば、明石沖で使う1台を選び分けられるでしょう。
この記事で分かること
- 明石ジギングでリール番手を決める順番
- 速潮の青物狙いで糸巻量が必要になる理由
- PE2号、2.5号、3号の分け方
- カウンター付きリールを入れる場面
- 初心者・ミドル・ハイエンド候補7台の選び分け
明石ジギングリールは底取りと糸巻量で考える
明石沖の青物ジギングでは、リールの番手を魚の大きさだけで決めると船上で足りない場面が出ます。水深が同じでも、潮が速い流しではラインが斜めに入り、表示水深よりも多く糸が出ます。
底を取り直すたびに糸が大きく出る日は、スプール容量が少ないリールほど不安が残ります。PEを巻ける量が少ないと、底取り、再投入、高切れ後の続行に必要な残量を作れません。
大潮や中潮で潮が効く時間は、150g前後のジグだけでなく180gから250g前後まで使う場面があります。タチパターンはタチウオを釣る意味ではなく、タチウオを食うハマチ、メジロ、ブリに細長いジグを見せる考え方です。
リールは、重いジグを落とせるかだけでなく、回収時に巻き上げが重くなりすぎないかも確認します。明石沖では底を取り直す回数が多くなるため、巻き上げの負担がそのまま手返しに出ます。
速潮の青物狙いはベイトリールを基準にする
明石沖でハマチ、メジロ、ブリを狙うなら、まずはベイトリールを基準に考えます。底を取り、数回誘い、回収して入れ直す流れが多いため、糸の出方と着底を手元で追えるリールが船上の判断を助けます。
ベイトリールは、ライン放出を親指で止められ、着底後の巻き始めも短くできます。速潮で糸ふけが大きく出る日は、底を取ってから最初の数巻きまでの遅れが根掛かりや層外れにつながります。
ギア比は、回収の速さと巻きの重さで分けます。ハイギアは回収が速く、流し直しの多い船で再投入までの時間を短くできます。重いジグを深場から回収する日は、巻きの負担が増える時間帯。ギア比だけで速さを追わない方が船上で疲れにくくなります。
パワーギア寄りは重いジグの回収で手元が楽になります。速潮で180gから250g前後を何度も入れる日や、タチパターンで長いジグを使う日は、巻きの軽さが後半の集中力に直結します。
PE2号と3号は魚のサイズと船の指定で分ける
明石ジギングではPE2号前後を軸にする場面が多く、メジロやブリ、根の荒い流し、太めのリーダー指定がある船では2.5号から3号も候補になります。船宿の指定がある場合は、まずその号数を優先します。
PEが細いほど潮の抵抗は減り、底取りは軽くなります。ただし、大型青物が混じる日や、根の荒い場所で強引に止める必要がある日は、細さだけを優先するとファイト中に主導権を取りにくくなります。
PE3号を使うなら、リール側の糸巻量も確認します。太いPEは同じ番手でも巻ける長さが減るため、水深、潮の速さ、高切れ後の続行まで考えると、スプール容量が必要です。
タチパターンでは、ジグが長く重くなり、フォール中のライン角度も大きくなります。PE号数を上げると切られにくさは増えますが、潮を受ける面も増えるため、船の流し方とジグ重量を合わせて決めます。
カウンター付きリールを入れる場面
カウンター付きリールは必須ではありませんが、明石沖では差が出る場面があります。水深、放出量、再投入の目安を数字で見られるため、着底の感覚が薄い速潮や、船長の指示ダナに合わせる釣りで次の投入を決めやすくなります。
特に、底を取り直したいのに着底の感覚が薄い日、ラインが斜めに入り続ける日、同船者とヒットレンジを合わせたい日は、カウンターの数字が次の投入位置を決める材料になります。
一方で、カウンターの数字だけに頼ると底を取り直す反応が遅れます。明石沖では、数字と同時にラインの止まり方、ジグの重さの抜け方、船の流れ方を見る必要があります。
カウンター付きリールを具体的に探す場合は、番手とPE糸巻量を見ながらこちらの記事へ進むと候補を絞れます。
スピニングリールを持ち込む場面
明石ジギングの主軸はベイトリールになる場面が多いですが、スピニングリールを持ち込む場面もあります。ナブラや鳥山が出る日、サワラが小型ベイトに付く日、ブレードジグを巻きで使う日は、スピニングの回収速度が効きます。
スピニングはキャスト方向を作れるため、船の流しから少し外へ投げて探る時に使えます。サワラ混じりの日は、青物狙いの合間にブレード系を速く巻けるタックルがあると、ロングジグだけで触らない時間を受けられます。
ただし、速潮で底を細かく取り直す釣りでは、ベイトリールの方が糸の出し入れを管理しやすくなります。スピニングは主役にするより、巻きの釣りやサワラ混じりの補助として考えると役割がはっきりします。
スピニングリールを青物ジギング用に選ぶ場合は、番手、最大巻上長、PE糸巻量をこちらの記事で確認できます。
明石ジギングリール候補7台
明石沖のジギングは、ハマチ、メジロ、ブリを狙いながら、潮の速さに合わせてジグを底まで入れ直す釣りです。150g前後で底を取れる流しもあれば、大潮・中潮の速い時間やタチパターンで180g以上を何度も回収する流しもあります。
リールには、PEを十分に巻けるスプール容量、重いジグを回収する巻き上げ力、必要に応じて水深や放出量を追えるカウンターが必要になります。ここでは、最初の1台、明石沖へ通う人の1台、速潮や大型青物まで受ける1台に分けて、番手とカウンターの有無で選べる候補を紹介します。
| 商品 | 画像 | 詳細 | クラス | 番手 | PE目安 | 明石で見る役割 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| シマノ グラップラー 300HG | 詳細を見る | 初心者 | 300HG | PE2〜3号 | 青物用の最初のベイト | |
| ダイワ スパルタン IC 200H | 詳細を見る | 初心者 | 200H | PE1.5〜2号 | IC付きで青物混じりへ備える | |
| ダイワ 23ティエラ LJ IC | 詳細を見る | ミドル | 200番 | PE1.5号前後 | ライト寄りの明石便 | |
| シマノ オシアコンクエスト CT 200HG | 詳細を見る | ミドル | 200HG | PE1.5〜2号 | 棚管理と回収速度を両立 | |
| シマノ オシアコンクエスト CT 200PG | 詳細を見る | ミドル | 200PG | PE1.5〜2号 | 重めの回収で巻き負担を減らす | |
| シマノ オシアコンクエスト CT 300HG | 詳細を見る | ハイエンド | 300HG | PE2号以上 | 速潮と青物混じりの容量 | |
| ダイワ ソルティガ IC 300H-SJ | 詳細を見る | ハイエンド | 300H-SJ | PE2〜3号 | 強い魚と深めの流し |
初心者は青物用の糸巻量を先に確保する
最初の1台は、価格だけでなくPEをどれだけ巻けるかを確認します。明石沖ではハマチ中心の日でも、メジロやブリが混じる流し、180g以上のジグを入れる流しがあります。
シマノ(SHIMANO) ベイトリール 両軸 ジギング 17 グラップラー 300HG 右ハンドル スロー系ジギング ディープ鯛ラバ
こんな人におすすめ
明石沖の青物ジギングをベイトリールで始めたい人
- PE2〜3号を使う青物便に合わせられる
- ロープロ型で握り込みながら誘える
- カウンターより底取りと巻き上げを優先する人に合う
グラップラー 300HGは、明石沖の青物ジギングをベイトリールで始める人が確認したい番手です。
PE2〜3号を使う船や、150gから200g前後のジグを入れる流しで糸巻量を確保できます。
カウンターなしで、底取りの感覚と巻き始めを手元で覚えたい人向けの青物用ベイト。
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ダイワ(DAIWA) スパルタン IC 200H カウンター付両軸リール
こんな人におすすめ
価格を抑えながらICカウンターと200番の糸巻量を入れたい人
- 150番では不安な日に200番の糸巻量を取れる
- ICカウンターで水深と放出量を確認できる
- 上位機の巻き感より実用価格を優先する人に合う
スパルタン IC 200Hは、カウンター付きで明石沖の青物混じりを受けたい人の入口になります。
サワラやハマチが混じるライトジギング、タチウオ便との兼用で、水深や放出量を数字で確認したい時に使うリールです。
150番で小さくせず、200番の糸巻量とICカウンターを先に取る選択肢。
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ミドルクラスは釣行回数と潮の速さで分ける
明石沖へ何度か通うなら、ミドルクラスでは巻きの質、カウンター、HGかPGかを分けます。速く回収して入れ直す日が多いならHG、重いジグを深めの水深から回収する日が多いならPGも候補になります。
- ライトジギング寄りの明石便で出番を作れる番手
- 150番より糸巻量を増やせる
- 大型青物中心なら300番クラスも確認する
23ティエラ LJ ICは、明石沖でもライトジギング寄りの便に入れやすいリールです。
150番より糸巻量があり、タチウオや浅場の青物混じりまで受けられます。
PE1.5号前後を使う船で、棚を数字で戻しながらハマチやサワラ混じりを狙う場面の候補。
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シマノ(SHIMANO) ベイトリール 25オシアコンクエスト CT 200HG (右)
こんな人におすすめ
カウンター付きでも巻きの質を落としたくない人
- HGで流し直しの回収を短くできる
- CTカウンターで水深を刻める
- PE2号を多めに使う日は300番も確認する
オシアコンクエスト CT 200HGは、カウンター付きでも巻きの質を落としたくない人が確認したい1台です。
着底後にジグを入れ直し、当たった層へもう一度通す釣りで、200番の強さとHGの回収速度が効きます。
タチウオを食う青物を狙う日や、ライトジギングでメジロが混じる船に持ち込めるリール。
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シマノ(SHIMANO) ベイトリール 25オシアコンクエスト CT 200PG (右)
こんな人におすすめ
重めのジグを巻く時間が長く、巻きの負担を減らしたい人
- PGで重いジグの回収負担を抑えられる
- CTカウンターで水深を確認できる
- 速い回収が必要な流しではHGも候補になる
オシアコンクエスト CT 200PGは、速さよりも巻きの軽さを取りたい日に選ぶ番手です。
深めの水深で180g前後を入れる日や、タチパターンで長いジグを使う日には、回収の重さが後半に効いてきます。
HGほど手返しは速くないものの、一定の巻きでジグを回収し続ける釣りではPGの粘り。
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ハイエンドは速潮と大型青物まで想定する人が選ぶ
ハイエンドは、明石沖だけでなく、深めの流し、重いジグ、大型青物まで想定する人の選択肢です。軽さよりも、PE2号以上を巻ける容量、巻き上げ力、掛けた後の剛性を優先します。
シマノ(SHIMANO) 両軸リール 24 オシアコンクエストCT 300HG (右)
こんな人におすすめ
PE2号以上で速潮と青物混じりの容量を取りたい人
- 200番より糸巻量を増やせる
- CTカウンターで水深と放出量を確認できる
- メジロやブリ混じりの日に持ち込める容量がある
オシアコンクエスト CT 300HGは、カウンター付きで青物混じりまで受ける上位候補です。
200番より糸巻量があり、PE2号以上を使う船でもラインを確保できます。
水深が深い日や潮が速い日に、棚の確認と巻き上げ力を同時に取りたい人の番手。
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- PE2〜3号で強い魚まで見られる
- ICカウンターで水深を数字で追える
- ライト中心では持て余すため釣行頻度で判断する
ソルティガ IC 300H-SJは、明石沖の速潮やブリ混じりまで強いリールで受けたい人が確認する1台です。
ライトジギング中心では持て余す場面もありますが、重いジグ、深めの流し、強い青物まで考えるなら剛性と巻き上げ力が効きます。
カウンターで水深を追い、掛けた後は強いリールで巻き上げる釣り寄り。
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迷ったら釣り方でリールを分ける
明石沖で使うリールは、青物の速潮を主役にするのか、ライトジギング寄りで使うのか、カウンターで水深を追いたいのかで選ぶ方向が変わります。
180gから250g前後のジグを入れる日や、メジロ、ブリ混じりまで考えるなら、糸巻量とドラグに余力のある青物用ベイトリールが軸になります。青物用ベイトリールを詳しく選びたい方は、こちらの記事も参考にしてください。
150g前後までのジグを中心に、ハマチやサワラ混じりのライトジギングまで使うなら、軽さと糸巻量の取り方が変わります。ライトジギング用ベイトリールを中心に探したい方は、こちらの記事も参考にしてください。
カウンターの有無で迷う場合は、水深と放出量を数字で追いたいかを先に決めると番手を絞りやすくなります。カウンター付きリールを中心に探したい方は、こちらの記事も参考にしてください。
明石沖はリール単体ではなくジグとロッドも合わせる
リールだけを強くしても、ジグとロッドが合っていないと船上の不満は残ります。200g前後のジグを入れる日なら、ロッド側もその重さを受けられる硬さと復元力が必要です。
ジグが軽すぎると、リールの巻き上げ力が足りていても底取りの回数が減ります。逆にロッドが柔らかすぎると、重いジグを動かす前に竿先が入り、巻き上げも遅れます。
明石沖で使うジグの重さや形状が気になる方は、先にジグの記事で速潮、タチパターン、小型ベイト、ブレード補完の役割を見ると、リール番手の判断にもつながります。
ロッドの長さや硬さまで合わせたい方は、180gから250g前後のジグを動かせるかが選び分けの目安になります。明石ジギングロッドの記事も参考にしてください。
明石ジギングリールは船上で底を取り直せるかで決める
明石ジギングリールは、番手名だけで決めるより、速潮で底を取り直せる糸巻量と巻き上げ力があるかで決めます。青物本命ならベイトリールを軸にし、PE号数は船の指定、魚のサイズ、使うジグ重量に合わせます。
カウンター付きリールは必須ではありませんが、水深や放出量を数字で追いたい人には強い味方になります。スピニングリールは、サワラ混じりやブレードジグの巻きで役割を持たせると、ベイトリールと重複しにくくなります。
明石沖では、リール、ジグ、ロッドのどれか1つだけを強くしても船上の手返しは安定しません。大潮や中潮の速い時間、小潮や潮止まり前後、タチパターン、サワラ混じりの時間を想定して、船上で底を取り直せる組み合わせにすると、流しが変わっても対応できます。













