明石タコ釣りルール2026|船と沿岸の違い・エサ禁止・10匹制限を解説

2026年07月14日

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明石タコ釣りルール2026|船と沿岸の違い・エサ禁止・10匹制限を解説

明石のタコ釣りは、潮の速い明石海峡周辺で、タコエギやスッテを海底で動かしてマダコを狙う釣りです。底からオモリを離さず、小刻みに誘ってタコが抱いた重みを掛けにいくのが基本。

明石ダコは食味のよさでも知られる一方、漁獲量の減少を受け、100g以下のリリースや仕掛けの制限など、資源を守るための地域ルールが設けられています。

ここで注意したいのが、遊漁船で釣る場合と、共同漁業権区域内で陸やプレジャーボートから釣る場合では、守る内容が異なること。「1人10匹まで」は沿岸側の制限であり、船タコの釣果上限ではありません。

2026年の船タコは、エギ・スッテ合計2個、半傘1段針、エサ禁止が基本。ワームは針先へ刺さず、エギ本体へ固定します。昨年の仕掛けを持ち込む場合は、針の形とワームの取り付け方を出船前に見直しておきたいところ。

この記事では、明石のタコ釣りを初めて楽しむ人にも分かるよう、船と沿岸のルールを分け、乗船前に直しておきたい仕掛けまで解説します。

この記事で分かること

  • 2026年の明石船タコで使えるエギと針
  • エサ禁止とワームの取り付け方
  • 100g以下のリリースと沿岸の10匹制限
  • 船宿によって扱いが分かれる集魚剤

明石タコ釣りは船と沿岸でルールが異なる

明石のタコ釣りでは、乗合船や仕立船で釣る場合と、共同漁業権区域内でプレジャーボートや陸から釣る場合を分けて考えます。

遊漁船では、明石市漁業組合連合会の遊漁船部会が定めたルールに加え、乗船する船宿が示す条件も適用されます。

沿岸側のルールは、マダコを採捕できる期間、時間、匹数、区域まで定めたものです。10匹制限だけを船タコへ当てはめたり、船宿が示す条件だけで沿岸から釣ったりすることはできません

遊漁船の船タコ

エギの数、針の形、エサとワームの使い方、リリースサイズを守ります。オモリ号数やPE号数、集魚剤の扱いは予約した船宿の指定が優先です。

共同漁業権区域内のタコ釣り

採捕できる期間と時間、1人10匹まで、100g以下の採捕禁止、タコエギ2個までという区域ルールを守ります。稚魚育成場では水産動植物を採捕できません。

2026年の明石船タコはエギ2個・半傘1段針が基本

2026年の船タコでは、タコエギとタコスッテを合わせて2個まで使用できます。

集タコアイテムを単体で付ける場合は、仕掛け1個として数える船があります。エギ2個に集タコアイテムを追加すると3個扱いになることがあるため、受付で外すことにならないよう予約した船の数え方に合わせます。

針は180度以内の半傘タイプで、1段針のみ。カエシのない針を使い、カエシがある場合は完全につぶします。全傘針、2段針、3段針は使えません

2026年は5本針も使用できます。今後の4本針ルールへ合わせる場合は、5本針のうち1本を根元から切り、4本針へ加工する方法もあります

加工後の条件は、針が180度以内の半傘、1段、カエシなしに収まっていること。切断面が尖っていると、手やラインを傷めます。ニッパーで切ったままにせず、断面をヤスリで丸めた状態で船宿へ見せるのが確実。新しく買い足すエギは、最初から4本針以下を選べば加工の手間がありません。

エサは禁止、ワームは針先へ刺さずエギ本体に固定する

明石の船タコでは、イワシやサンマなどの生エサ、豚の背脂、ラード、バターなどをタコエギへ付けることはできません。

匂い付きワームは使えますが、2026年は針先へのチョン掛けが禁止されています。ワームをカンナへ刺すのではなく、エギ本体へ輪ゴムや結束バンドで固定します。

針金、銅線、番線などの金属でワームを巻く方法も使えません。ワームそのものが禁止されたのではなく、針先へ刺す付け方と金属による固定が禁止と覚えておけば、仕掛けを作る時に迷いません。

明石船タコで使うワームをエギ本体へ固定するイメージ

集魚スプレーとスタンプは乗船する船のルールを優先する

集魚剤は、明石の船すべてで同じ扱いではありません。

明石浦漁協正組合員の魚英では、デッキが滑る危険があるためスプレーを禁止し、スタンプタイプは使用可能としています。一方、明石恵比寿丸ではスプレーとスタンプを使用可能としています。

この違いがあるため、集魚剤を持ち込む場合は商品だけで判断せず、予約した船宿の2026年版ルールを優先します。

私なら、初めて乗る船でスプレーを前提にした仕掛けは組みません。タコエギだけで釣りが成立する状態にしておき、匂いを足す場合もスタンプを別で持ち、受付で使えると分かってから塗ります。

2026年の明石タコで使うエギとワームの選び方

私が2026年の明石船タコへ持ち込むなら、ワームや集魚剤を付けなくても釣りを始められるタコエギ2個を基本にします。根掛かりで交換してもルールから外れないよう、予備も半傘1段針、カエシなしで統一します。

2個のエギは同じ色にせず、白や黄色の明るい色と、緑や赤の濃い色を組み合わせます。潮色が変わった時も、両方を交換せず片方の色だけで反応を見られるからです。

ワームを足す場合は、カンナへ刺さなくてもエギ本体へ固定できる形を選びます。リングをエギへ掛けるタイプや、輪ゴム・結束バンドで胴へ固定できるタイプなら、針先へ触れない状態を作れます。

乗船する船でワームの使用が認められていても、取り付けた状態を受付で見せられるようにしておくと判断が早くなります。私は予備まで同じ固定方法で仕上げ、釣り座でワームを付け直さない状態にして持ち込みます。

ワームを使わずタコエギだけで組む場合は、色の組み合わせと使い分けを別記事で詳しく解説しています。

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100g以下のマダコは船でも沿岸でもリリースする

2026年の明石タコでは、100g以下のマダコを持ち帰ることはできません

船上ではタコが縮んだり動いたりするため、見た目だけで100gを判断しにくいことがあります。小さいと感じた個体はデッキで長く触らず、船長の指示に従って早めに海へ返します。

遊漁船部会では、小型タコだけでなく自主的なリリースも呼びかけています。釣果数を増やすより、持ち帰って食べ切れる量へ抑えることが明石のタコ資源保護につながります。

私は100gぎりぎりの個体を船上で測って持ち帰るより、小さいと感じた時点で海へ返す方がよいと考えています。デッキへ置く時間も短くなり、タコへの負担を抑えられるからです。

明石市沿岸の10匹制限は共同漁業権区域内のルール

「明石市で10匹までに制限されている魚介類」はマダコです。

ただし、1人10匹までという数字は、明石市沿岸の共同漁業権区域内でタコ釣りを楽しむためのルールに書かれています。遊漁船の船タコに一律で設定された釣果上限ではありません。

2026年は、共同漁業権区域内でマダコを採捕できる期間が12月1日から3月31日までとなり、採捕できる時間は正午までです。100g以下は採捕できず、使用するタコエギは2個まで。稚魚育成場では、マダコを含む水産動植物を採捕できません。

沿岸から釣る場合も、プレジャーボートで入る場合も同じ区域ルールが適用されます。海上の境界は目印だけで判断せず、明石市沿岸タコ釣りルールの地図と現在地を照らし合わせます。

仕掛けは自宅で半傘1段針まで整えておく

私は出船前に、使うエギ2個と予備を机へ並べ、半傘1段針、カエシなし、エサなしになっているかを一つずつ見直します。

ワームを使う日はエギ本体へ固定し、カンナへ触れていない状態まで自宅で仕上げます。船に着いてから直すのは、オモリ号数、PE号数、集魚剤の使用可否など、船ごとに異なる部分だけです。

沿岸から狙う日は船タコと同じ仕掛けでも、釣れる期間、時間、区域、10匹制限が加わります。私は船タコとは別の釣行として考え、共同漁業権区域と稚魚育成場の位置を出発前に地図と照らし合わせます。

前回の仕掛けをそのまま積まず、エギ2個、半傘1段針、カエシなし、エサなしまでそろえておけば、当日は明石のタコを狙う時間に集中できます。