船アオリイカの中オモリ仕掛けはどう作る?号数・ハリス長と道具を紹介
2026年06月05日
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船アオリイカの中オモリ仕掛けは、堤防エギングで使うエギを流用できるものの、仕掛けの組み方やタックル選びは少し変わる釣り。
道糸の先に中オモリを入れ、その下へ長めのハリスとエギを接続し、船の下から斜め後方へエギを送り込んでアオリイカを狙う仕掛けです。
これから始める場合に押さえたいのは、中オモリの号数やハリスの長さ、ロッドやリールを選ぶ基準。
この記事では、船アオリイカの中オモリ仕掛けの作り方をはじめ、号数やハリス長の目安、ロッド・リール・エギの選び方まで解説します。
まず押さえたいこと
- 中オモリは10号から15号を基準にし、潮が速い日は20号以上も候補にする
- ハリスはフロロ3号から4号を3mから4m前後で組む
- ロッドは7:3から8:2調子、リールは水深を数字で追えるカウンター付きが候補になる
この記事で分かること
- 船アオリイカの中オモリ仕掛けの基本形
- 中オモリの号数とハリス長の決め方
- 専用ロッドと代用ロッド、カウンターリール、エギの選び方
目次
船アオリイカの中オモリ仕掛けはタナを合わせる釣り
船アオリイカの中オモリ仕掛けは、エギを遠くへ投げる釣りではありません。船の下へ仕掛けを落とし、中オモリでタナを取りながら、少し離れた位置でエギを自然に見せる釣りです。
堤防エギングは、キャストして横方向に探る場面が多くなります。一方で船の中オモリ仕掛けは、船長の指示ダナ、潮の流れ、ハリスの角度を合わせることが大切です。
エギそのものを重くするティップランとも違います。中オモリ仕掛けは、オモリで沈めながらノーマルタイプのエギを使い、ハリスの長さでフォールの間を作れるのが特徴です。
中オモリ仕掛けの作り方と基本の順番
基本の順番は、道糸、スナップ付きサルカン、中オモリ、ハリス、スナップ、エギです。道糸はPE0.6号から0.8号前後、ハリスはフロロ3号から4号前後が目安。
PEラインの太さから見直す場合は、こちらの記事も参考にしてください。
最初は専用仕掛けを使うと、全体の長さや接続部分を把握できます。自作する場合も、強いシャクリで結び目へ負荷がかかるため、スナップやサルカンは小さすぎるものを避けます。
仕掛けを落としたら、底を取ってから少し巻き上げ、数回シャクって待つ流れです。エギを動かしすぎるより、止めた時間に抱かせる意識を持つと、穂先や手元の変化を拾えます。
中オモリの号数は10号から15号を基準にする
中オモリは10号から15号を基準に考えます。浅場や潮が緩い日は10号、少し流れる日や水深がある釣り場では15号が軸になります。
潮が速い船宿では20号から30号を指定されることもあります。ここは自己判断で軽くするより、船宿の指定に合わせる方がトラブルを減らせます。
軽すぎると仕掛けが流され、隣の人と絡む原因になります。重すぎるとシャクリが硬くなり、エギの自然な間を作れない場面も。最初は10号、15号、20号を用意しておくと、浅場から速潮まで幅を持たせられます。
筆者のひとこと
船宿で中オモリの号数を聞くときは、「今日は何号中心ですか」だけでなく「予備で何号まで持てばいいですか」と聞く方が具体的です。潮が速いエリアでは、当日の船長指示がいちばん現実的な基準になります。
ハリスは3mから4m前後でエギを自然に漂わせる
ハリスはフロロカーボン3号から4号を、3mから4m前後で組むのが基本です。短すぎると中オモリの存在感がエギに近くなり、長すぎると取り込みや船上での扱いが難しくなるところ。
岸エギングのリーダー基準も整理したい場合は、こちらの記事も参考にしてください。
3m前後は取り回しが軽く、初めての船アオリでも仕掛け回収の負担を抑えられる長さです。4m前後に伸ばすと、エギの漂う時間を作れます。活性が低い日や澄み潮の日に入れたい調整。
ただし、長いハリスは絡みの原因にもなります。慣れるまでは3mから始め、船上で扱える範囲を見ながら少しずつ伸ばすのが無難です。
船アオリイカで使う道具を一覧で紹介
中オモリ仕掛けでは、商品名よりも役割で道具を分けた方が選択の軸がはっきりします。仕掛け一式、オモリ、ハリス、リール、エギ、ロッドの条件を先に決めると、余計な買い足しを減らせます。
まず揃えたい船アオリイカの道具を紹介
船アオリイカの中オモリ仕掛けは、最初からロッド、リール、エギを全部上位モデルで揃える必要はありません。まずは船宿の指定号数に合う仕掛け、水深を数字で追えるカウンターリール、3.5号前後のエギを中心に組みます。
ロッドは専用竿が理想ですが、オモリ負荷と調子が合えばライトゲームロッドでも代用できます。ここでは、仕掛け作りと水深管理に関わる道具を中心に紹介します。
- 中オモリ仕掛けの接続順を把握できる
- 自作前の基準になる
- 船アオリを初めて組む人に向く
和田式船アオリ仕掛けは、中オモリ仕掛けの形をつかみたい時の基準になる仕掛けです。
道糸、中オモリ、ハリス、エギの距離感が分かるので、初回の釣行や自作前の確認に向いています。
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シマノ(SHIMANO) 両軸リール 21 バルケッタ BB 300HG メタルスッテ タイラバ ライトジギング 船汎用
こんな人におすすめ
指示ダナを数字で合わせたい人
- カウンターで水深を数字管理できる
- 船長の指示ダナを再現できる
- 船のライトゲームにも使い回せる
バルケッタ BB 300HGは、船アオリイカで指示ダナを数字管理したい時に便利なカウンター付きリールです。
PEラインの色だけで水深を読むより、同じタナへ戻す精度を高められます。
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- 軽い竿と組んでも先重りを抑えられる
- シャクリ続けても手元の負担を抑える
- 水深を細かく数字で追える
ティエラ IC 100は、軽さを重視したい人に向くカウンター付きリールです。
中オモリ仕掛けはシャクリと待ちを繰り返すため、軽いリールを合わせると手元の負担を抑えられます。
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ヤマシタ(YAMASHITA) エギ エギ王 K ベーシック 3.5号 22g 軍艦グリーン #006 594-591
こんな人におすすめ
船アオリで使う3.5号エギを揃えたい人
- 中オモリ仕掛けの中心になる3.5号
- 潮の中でも姿勢を保てる
- 色違いで揃えられる定番エギ
エギ王 K 3.5号は、中オモリ仕掛けの中心に置きたい定番エギです。
船では派手に跳ねさせるより、止めた時の姿勢とフォールの安定感が大切。
まずはオレンジ系、グリーン系、ナチュラル系を分けて持つと、色の強弱でローテーションできます。
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専用ロッドと代用ロッドは調子とオモリ負荷で選ぶ
船アオリイカの中オモリ仕掛けでは、7:3から8:2調子の船竿が候補になります。オモリを動かす張りと、イカが触った時に弾きにくい穂先のしなやかさが必要です。
専用竿は、長いハリスの扱いやシャクリ後の収まりを考えて作られています。初めから船アオリへ通う予定なら、専用ロッドを選ぶ価値はあります。
代用するなら、ライトゲームロッドや船小物竿の中から、オモリ負荷30号前後に対応するモデルを選びます。タイラバロッドでも使える場面はありますが、胴に入りすぎる竿はシャクリの力が逃げるため、少し先調子寄りの竿が向いています。
カウンターリールは船長の指示ダナを再現できる
船アオリイカでは、船長から「底から何m」「何m前後」といった指示が出ることがあります。この時にカウンター付きリールがあると、同じタナへ戻せます。
PEラインの色だけでも水深は読めますが、揺れる船上では数字で見える方が楽です。朝夕の薄暗い時間や、風でラインがふける日ほど差が出ます。
手持ちの両軸リールを使う場合は、PEの色分けを見ながら水深を合わせます。最初の1台として選ぶなら、カウンター付きの小型両軸リールを中心に考えると、指示ダナから外れにくくなります。
エギは3.5号を中心に色違いで揃える
船アオリイカの中オモリ仕掛けでは、3.5号のノーマルタイプを中心に使います。水深や潮の流れは中オモリで合わせるため、エギ自体を重くしすぎない方が自然に漂わせられます。
色は、オレンジやピンクなどのアピール系、グリーンやブラウンなどのナチュラル系、金テープや赤テープなどの下地違いを分けて持ちます。
下地の違いまで選び分ける場合は、こちらの記事も参考にしてください。
日中の澄み潮ではナチュラル系、濁りや朝夕はアピール系から入る組み立てです。
春の大型を意識してエギを揃えるなら、こちらの記事も参考にしてください。
ティップランとの違いはエギの重さと流し方
ティップランは、重めの専用エギを使い、船を流しながら穂先に出るアタリを掛ける釣りです。エギそのものに重さがあり、ロッドもティップラン専用の感度が求められます。
ロッドの違いまで整理するなら、こちらの記事も参考にしてください。
中オモリ仕掛けは、オモリで水深を合わせながら、先端のエギを長いハリスで漂わせます。ノーマルエギを使い、エギに直接重さを背負わせにくいのが違いです。
どちらが上というより、船宿の釣り方で分けるものです。予約前に「中オモリ仕掛けか、ティップランか」を確認しておくと、道具のズレを防げます。
船アオリイカの釣り方は底取りからタナを上げて待つ
基本は、仕掛けを落として底を取り、少し巻き上げてからシャクリを入れます。強く大きく動かすより、中オモリを持ち上げてエギに間を作る感覚です。
シャクったあとは、すぐに動かし続けず、穂先を止めて待ちます。アオリイカが触ると、穂先が押さえ込まれたり、手元に重みが乗ったりします。
アタリが分かりにくい時は、タナを少しずつ変えます。底付近だけで粘るより、底から1m、2m、3mと上げながら反応を探る方が、群れの位置に寄せられます。
中オモリ仕掛けで崩れるポイント
中オモリ仕掛けで多い失敗は、ハリスを長くしすぎて扱えなくなることです。理屈では長い方が自然に見せられますが、船上で絡むと釣る時間が減ります。
次に多いのが、船宿指定より軽いオモリを使ってしまうことです。自分だけ仕掛けが流れると、周囲とのオマツリにつながります。釣果以前に釣りづらくなるので、指定号数は守りましょう。
ロッドの代用も注意が必要です。柔らかすぎる竿はエギを動かしにくく、硬すぎる竿はイカが触った時に弾く原因になります。7:3から8:2調子、オモリ負荷30号前後をひとつの基準にしてください。
船アオリイカの中オモリ仕掛けは号数とハリス長を先に決める
船アオリイカの中オモリ仕掛けは、最初に中オモリの号数とハリス長を決めると組み立てが固まります。中オモリは10号から15号を基準に、船宿指定に合わせて20号以上も用意します。
ハリスはフロロ3号から4号を3mから4m前後。慣れるまでは3mから始め、船上で扱える範囲で伸ばす方が安定します。
ロッドは7:3から8:2調子、リールはカウンター付きが基準になります。エギは3.5号を中心に、色と下地を分けて持っておくと、中オモリ仕掛けの基本を組めます。
船宿の指定に合わせつつ、号数、ハリス長、エギの3点から整えていきましょう。





