エリアトラウト用ランディングネットの選び方|柄の長さ・網の深さ・ラバー素材を解説
2026年07月29日
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エリアトラウトは、管理された池や冬季のプールへ放流されたニジマス、イワナ、ヤマメなどを小型ルアーで狙う釣りです。
足元まで寄せた魚を水中ですくい、細いラインを切らずに取り込むための道具がランディングネット。
エリアトラウトでは2.5〜3lb前後の細いラインを使うため、30cmほどのニジマスでも空中へ抜き上げれば、ライン切れやロッド破損の原因になります。
とはいえ、海釣り用の5m前後ある玉網では長過ぎる一方、渓流用の短いネットでは護岸から水面へ届かないことも。
最初の1本は、全長110〜140cm前後、枠の長辺45〜50cm前後、深さ20〜30cm前後のラバーネットが基準。
この記事では、足場に合う柄の長さから魚を収める枠と深さ、網の素材、取り込み方、置き方と手入れ、現行10製品まで解説します。
この記事で分かること
- 護岸の高さに合う柄の長さ
- 魚のサイズに合う枠と網の深さ
- ラバー系ネットを使う理由
- 魚を暴れさせにくい取り込み方
- 役割が異なる現行10製品
最初の1本は全長110〜140cmのラバーネット

水際まで近づける小規模池なら100〜120cm、水面まで距離がある護岸なら130〜140cmが目安です。
柄が短いほど魚を足元へ寄せ切る必要があり、最後の反転で細いラインへ負荷が集中します。
反対に長過ぎる柄は水中で枠を動かす距離が増えるため、隣の釣り人が近い場所では邪魔になりがち。
釣り場の写真で護岸の高さを見ながら、立つ位置から水面までの距離より20〜30cm長い柄を選ぶとよいでしょう。
枠の長辺45〜50cmと深さ20〜30cmを基準にする
30cm前後のニジマスが中心なら、枠の長辺45〜50cm、短辺35〜45cm、網の深さ20〜30cmほどで頭から収められます。
枠が小さ過ぎると魚の向きをきれいにそろえなければならず、入口で反転される場面が増えるでしょう。
深さ10cm台の浅い網は水切れがよい反面、魚が暴れた時に枠の外へ戻りやすい形。
50〜60cm級を放流する釣り場なら、枠の長辺50〜60cm、深さ30cm以上が必要です。
平均サイズだけでなく、その釣り場で掛かる最大魚が枠へ入るかまで確かめておけば、数少ない大型魚を足元で逃しにくくなります。
網はラバー・シリコンラバーを基準にする
ラバーとシリコンラバーは、ナイロン網より魚体へ食い込みにくく、シングルフックも絡みにくい素材。
ラバーコートネットは同じ大きさのソリッドラバーより軽いものの、表面が摩耗すれば中の繊維へフックが掛かってしまいます。
購入時は素材名だけで決めず、網目の継ぎ目や表面のひび、枠との取り付け部まで確かめてください。
管理釣り場によっては、ラバーネットの使用や全長、網の大きさに規定がある場合もあります。
大会へ出ない場合でも、釣行前のルール確認は必要です。
取り込みまでロッドで魚の向きを変えるため、穂先の柔らかさとロッドの長さも無関係ではありません。
細いラインの種類と強さを先に決めておくと、ドラグ設定から取り込みまで一つの基準で合わせられます。
エリアトラウト用ランディングネット10製品
エリアトラウトのランディングネットは、細いラインで寄せた魚の進行方向へ枠を置き、水中で頭から収める道具で、足場へ届く柄、魚が反転できる枠、フックが絡みにくいラバー系の網が必要です。
護岸から届く110〜140cm前後の5製品、軽さと手返しを優先する2製品、50cmを超える大型トラウトを収める3製品に分け、現行10製品を紹介します。
| 商品 | 詳細 | 長さ | 枠 | 深さ | 重さ | 得意な場面 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 詳細を見る | 全長140cm | 50×40cm | 25cm | 約560g | 高めの護岸 | |
| 詳細を見る | 全長139cm | 45×50cm | 25cm | 470g | 長さと収納 | |
| 詳細を見る | 107〜140cm | 45×43cm | 非公表 | 非公表 | 足場に合わせる | |
| 詳細を見る | 全長131cm | 43×55cm | 40cm | 非公表 | 深い網 | |
| 詳細を見る | 全長112cm | 44.5×36.5cm | 27.5cm | 約450g | 小規模池 | |
| 詳細を見る | 柄70cm | 43×39cm | 18cm | 350g | 軽さと手返し | |
| 詳細を見る | 柄62cm | 34.5×46cm | 非公表 | 400g | 中型魚 | |
| 詳細を見る | 非公表 | 内径48×60cm | 約30cm | 非公表 | ブランドマス | |
| 詳細を見る | 柄77cm | 38.5×54cm | 非公表 | 460g | 大型魚 | |
| 詳細を見る | 全長70cm | 幅35×枠長49cm | 非公表 | 非公表 | 大型魚と携帯 |
護岸から水面へ届く5製品
- 140cmで高めの護岸へ届く
- ネットスタンドでグリップが浮く
- 90cmまで縮めて運べる
プレッソ ランディングネット140は、全長140cmのアルミシャフトに50×40cmの枠を組み合わせたエリア専用モデルです。
水面まで距離がある護岸でも、魚を足元へ寄せ切る前に枠を出せる長さ。
深さ25cmの網に加えて、ロッドを持ったまま反対の手でグリップをつかめるネットスタンドも備えています。
詳しいスペックを見る
- 全長
- 約140cm
- 仕舞寸法
- 約90cm
- 枠
- 約50×40cm
- 深さ
- 約25cm
- 重さ
- 約560g
- 網
- ラバー
- 2段階伸縮で足場へ合わせる
- 45×50cmの広い口
- 収納56cmまで短くなる
ブレイドランディングネットは、全長139cmと45×50cmの枠を備えながら、収納時は56cmまで短くなる2段階伸縮モデル。
護岸では長く、小規模池では短くすれば、枠が必要以上に先へ出ません。
深さ25cmの網とアルミ・カーボン製グリップを組み合わせた自重は470gです。
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- 全長
- 139cm
- 収納
- 56cm
- 枠
- 45×50cm
- 深さ
- 25cm
- 重さ
- 470g
- 構造
- アルミ・カーボン
- 33cmの範囲で無段階に伸縮
- 8角形シャフトを握りやすい
- 通気するネットカバー付き
アイビーランディングネット2は、107〜140cmの間で柄を無段階に止められるモデルです。
水際へ近づける池では短く、柵や高い護岸では長くすれば、ロッドを後ろへ倒し過ぎずに済むでしょう。
45×43cmの枠と、濡れた網を分けて運べるネオプレン・メッシュ製カバーの組み合わせ。
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- 全長
- 107〜140cm
- 伸縮幅
- 33cm無段階
- 枠
- 45×43cm
- 仕舞寸法
- 65×45cm
- シャフト
- 8角形
- 付属
- ネットカバー
alphatackle ランディングギア エリアトラウトネット
こんな人におすすめ
足場へ届く131cmを確保し、50cm級が暴れても網の中から戻りにくい深さが欲しい人
- 55cmの長辺で大型魚へ対応
- 40cmの深さで反転を受ける
- Y字スタンドで柄が地面から浮く
ランディングギア エリアトラウトネットは、全長131cm、43×55cmの枠、深さ40cmのシリコンラバーを組み合わせた深網モデル。
50cm級が枠の中で反転しても外へ戻りにくく、大型魚を放流する池では心強い選択肢です。
付属のY字スタンドをシャフト後部へ付ければグリップが地面から浮き、魚を掛けたままでも手を伸ばせます。
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- 全長
- 1.31m
- シャフト長
- 76cm
- 枠
- 約43×55cm
- 深さ
- 約40cm
- 網
- シリコンラバー
- 付属
- Y字スタンド
- 112cmで隣の釣り人へ枠を出し過ぎない
- 27.5cmの深さで標準魚へ対応
- 67.5cmへ縮めて車載できる
ラバーランディングネット15型は、全長112cm、外径44.5×36.5cmの枠を備えた伸縮式。
水際へ立てる小規模池なら長過ぎず、深さ27.5cmも30〜40cm級には十分でしょう。
67.5cmまで縮めれば、後部座席の足元や短い荷室にも真っすぐ収まります。
詳しいスペックを見る
- 全長
- 112cm
- 仕舞寸法
- 67.5cm
- 枠外径
- 44.5×36.5cm
- 深さ
- 27.5cm
- 重さ
- 約450g
- 網
- ラバー
軽さと手返しを優先する2製品
- 350gで持ち替えが速い
- 網目を抑えて水抵抗を減らす
- 18cmの浅網でフックへ手が届く
トラウトトーナメントラバーランディングネットは、350gの軽さと深さ18cmの浅い網で、取り込みからリリースまでを短くするモデル。
柄は70cmなので、高い護岸より水際へ近づける釣り場向きです。
魚が網の奥へ潜り込まないぶんフックへ手が届き、次の一投へすぐ移れます。
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- 柄
- 70cm
- 枠
- 最長43×39cm
- 深さ
- 18cm
- 重さ
- 350g
- 仕舞寸法
- 71.5cm
- 網
- ラバー
- 46cmの長辺で中型魚へ対応
- 62cmの柄で足元から枠が離れ過ぎない
- ラバーでフック絡みを減らす
ラバーネット0715は、34.5×46cmの枠と62cmの柄を組み合わせた中型魚用。
水際へ立てる池なら長柄を伸ばす動作を挟まず、魚の頭が向いた瞬間に枠を入れられます。
自重400gで持ち歩ける反面、高い護岸では長さが足りないため候補から外れます。
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- 柄
- 620mm
- 枠
- 345×460mm
- 重さ
- 400g
- 網
- ラバー
- 対象
- 中型魚
50cmを超える大型トラウトを収める3製品
- 60cmの間口で大型魚を収める
- 30cmの深さで反転を受ける
- 細かな網目と底面二重構造
TCランディングネットラージは、内径最大48×60cm、深さ約30cmの大型トラウト用。
魚体を強く曲げず頭から入れられるため、ブランドマスや50cmを超えるニジマスでも入口でつかえにくいでしょう。
細かな網目と底面の二重構造に加え、枠とシャフトをまとめる収納バッグも付属します。
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- 枠内径
- 最大48×60cm
- 深さ
- 約30cm
- シャフト径
- 19mm
- フレーム
- アルミ
- シャフト
- カーボン
- 付属
- 収納バッグ
- 54cmの長辺で大型魚へ対応
- 77cmの柄で枠を先へ出せる
- 460gに収めて持ち運べる
ラバーネット0719は、38.5×54cmの枠と77cmの柄を持ち、0715では窮屈になる大型魚へ対応するモデル。
50cm級が交じる池で枠の入口を広げながら、自重は460gに抑えられています。
140cm級の長柄ではないため、水際へ立てる大型魚エリアという用途が明確です。
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- 柄
- 770mm
- 枠
- 385×540mm
- 重さ
- 460g
- 網
- ラバー
- 対象
- 大型魚
- 大型魚を入れやすい広い口
- ラバーで魚体への食い込みを抑える
- 多層ウッドフレームで強度を持たせる
トラウトネット70STラバーネットは、全長70cm、幅35cm、枠長49cmの大型トラウト用。
多層のウッドフレームとラバー網が、水際で魚体を受け止めます。
伸縮しない一体型なので高い護岸には向きませんが、水際へ近づける池なら継ぎ目が動かず、狙った角度で枠を置けるでしょう。
詳しいスペックを見る
- 全長
- 700mm
- 幅
- 350mm
- 枠長
- 490mm
- 網
- ラバー
- フレーム
- 多層ウッド
- 対象
- 大型トラウト
魚の頭を水面へ向けて進行方向へ枠を置く

魚をネットで追い掛けると、枠が作る水圧で魚が反転し、何度も仕切り直すことになります。
まずはロッドを立てたまま魚の頭を水面へ向け、円を描いて泳ぐ距離を少しずつ短くすること。
魚が水面直下へ上がったところで、枠を深く沈めず進行方向へ斜めに置きましょう。
頭が枠へ入った後もネットは動かさず、魚体が半分以上収まってから柄を手前へ引きます。
網へ入った魚を柄だけで持ち上げない
魚を入れたまま柄を水平に持ち上げれば、枠とシャフトの継ぎ目へ重さが集中します。
足元まで引いた後は枠を手で支えるか、ネットを水中へ残したままフックを外してください。
持ち帰る魚であっても、ランディングネットは抜き上げる道具ではなく、水中で魚を確保する道具です。
ネットスタンドと伸縮機構で取り込み前の動作を減らす
ネットを地面へ平らに置くと、魚を掛けたまま薄いグリップを探さなければなりません。
ネットスタンドが付いていればグリップが数cm浮くため、ロッドを持つ手を替えずに反対の手で取れます。
スタンドがないモデルなら、枠を水側、グリップを自分側へ向けて置くのが基本。
伸縮する柄は釣り始める前に長さを決める
魚を掛けてからロックを外して柄を伸ばすと、ロッドから目を離すうえ、ラインが緩む時間も生まれます。
釣り始める前に護岸から水面までの距離を見て、必要な長さへ固定しておきましょう。
短くするのは移動時だけで、釣り座へ入ったら枠、継ぎ目、ロックの順に緩みがないか確認。
仕舞寸法が70cm前後なら車の荷室へ横向きに置け、50〜60cm台まで縮むモデルならロッドケースと分けて運べます。
使用後は真水で洗いラバーと継ぎ目を乾かす
ラバー網は魚のぬめりが染み込みにくいものの、藻や泥、フックのさびまでは防げません。
使用後は真水で網目と枠の取り付け部を洗い、伸縮する柄も一度引き出して継ぎ目の水を切ります。
乾かす場所は直射日光の当たる車内ではなく、風が通る日陰。
濡れたまま車へ置けば、においだけでなく金属部の腐食やラバーのべたつき、カバー内部の蒸れにもつながるでしょう。
網に切れや硬化、コーティングの剥がれが見えた時が、スペアネットへの交換時期です。
全長110〜140cmとラバー素材を基準にすると細いラインでも取り込める
エリアトラウト用ランディングネットは、全長110〜140cm前後、枠の長辺45〜50cm前後、深さ20〜30cm前後のラバー系が最初の基準です。
水面まで距離がある護岸なら130〜140cm、水際へ近づける小規模池なら100〜120cmでも届くでしょう。
50cmを超える魚が多い釣り場では、枠の長辺50〜60cm、深さ30cm以上が安心。
取り込みではネットで魚を追わず、頭を水面へ向け、進行方向へ置いた枠へ頭から入れてください。
柄が水面へ届き、最大魚が収まる枠を選べていれば、細いラインでも足元へ寄せ切る必要はありません。



















