安い電動リールは本当に使える?価格帯と性能がわかる5機種を紹介
2026年10月07日

船釣りで電動リールを使うと、仕掛けの回収や深場からの巻き上げがかなり楽になります。
ただ、価格だけで選ぶと手持ちの釣りで重かったり、逆に小さすぎて船宿指定のPE号数を巻けなかったりします。
最初に決めたいのは、タイラバやタチウオ(太刀魚)のような小型ライト用途か、コマセやヒラメまで受け持つ近海汎用か。
PE号数と糸巻量、リールの重さと予算を釣り方に合わせて選びましょう。
この記事では、安い価格帯で狙える電動リールのおすすめモデルを紹介します。
選び方の目安を押さえれば、船釣りを始める人も、手持ちの釣りを楽にしたい人も、自分に合う1台を見つけられるでしょう。
この記事で分かること
- 安い電動リールを何円台から考えるか
- 小型ライト向けと近海汎用向けの違い
- 釣り方に合うPE糸巻量・重さ・予算の目安
- おすすめ5機種の役割と選び分け
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目次
安い電動リールの選び方

安い電動リールを選ぶときは、最初に使う釣りと水深を決めます。
同じ船釣りでも、タイラバやタチウオと、コマセマダイやヒラメでは必要な糸巻量と重さの許容範囲が変わります。
必要なPE号数を指定の長さまで巻けるリールが、その釣りに合う大きさです。ライト寄りならPE1〜2号を200〜300m、近海汎用ならPE3〜4号を200〜400m入るかを確認すると、番手名に振り回されにくくなります。
最後に、自重と価格帯を合わせます。
手持ちが多い釣りは500g前後までを優先し、置き竿や深場寄りなら550g以上でも糸巻量を取る判断ができます。
- タイラバ、タチウオ、アジ五目中心ならPE1〜2号を200〜300m
- コマセ、ヒラメ、近海五目まで使うならPE3〜4号を200〜400m
- 手持ち時間が長いなら500g前後、置き竿中心なら糸巻量を優先
- 掲載機種の本体価格は約3〜6万円、糸と電源の費用は別
必要な糸巻量を確保し、手持ちか置き竿かに合う重さで選ぶとよいでしょう。シマノとダイワでは番手の感覚も違うため、番手名は最後の確認項目として扱うほうが現実的です。
安い電動リール5機種を価格帯と用途別に紹介
掲載5機種の本体価格は、税込約3〜6万円。手持ちで誘うなら自重450〜480gの小型、コマセ五目などでPE4号を長く巻くなら550〜625gの機種から選ぶとよいでしょう。
タイラバでは一定速度で巻く機能、タチウオテンヤでは底を取り直すクラッチ操作など、釣り方に合う違いがあります。必要なPE糸巻量に加え、手巻きと電動の使い分けや、竿を握ったまま速度を変える操作まで合わせて選べる5機種です。
表の価格は、2026年10月7日時点の販売店の税込表示例です。本体のみで、糸・バッテリー・送料は別。クーポンやポイント還元を差し引いた金額ではなく、販売店や在庫によって変わります。DENDO150は取り寄せ品の価格を載せています。
| 商品 | 詳細 | 価格帯 税込実売例 | タイプ | 自重 | PE糸巻量 | 向く釣り | 注目点 | 選ぶ条件 | こんな人に |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
プレミオ3000 | 詳細を見る | 30,030円 | 太糸・置き竿 | 625g | 4号400m / 5号350m | 置き竿での近海五目 | 楽楽モード・船べり自動停止 | 625gの重さより糸巻量を優先 | 本体予算を3万円台に抑えたい人 |
プレイズ600 | 詳細を見る | 39,800円 | 小型ライト | 470g | PE2号300m / 3号200m | タチウオテンヤ・マルイカ | 親指でクラッチを戻せる | PE2号300m・3号200mが必要 | 底を取り直す手持ち釣りをする人 |
ELAN SW DENDO 150 | 詳細を見る | 48,400円 取り寄せ | PE1号のライト用 | 450g | 標準1号300m | タイラバ・イカメタル・船小物 | ダブルハンドル・30段階の速度調整 | 2号用スプールは別売 | 手巻きと電動を使い分けたい人 |
23レオブリッツ200J | 詳細を見る | 58,487円 | 小型・親指操作 | 480g | PE2号300m / 3号200m | タチウオなどの手持ち釣り | JOGで親指の速度調整 | 速度操作に約5.8万円の予算を取る | 竿を握ったまま巻き上げを調節したい人 |
レオブリッツS400 | 詳細を見る | 40,964円 | 近海汎用 | 550g | 4号350m / 5号300m | コマセ五目・ヒラメ | 落下時も連動するレベルワインド | PE4〜5号の容量を優先 | 船宿から太糸を指定される人 |
- PE4号400m・5号350mを巻ける
- 楽楽モードで負荷に応じた巻き上げ
- 船べり自動停止を搭載
プレミオ3000は、本体の予算を3万円台に抑えつつ、PE4号を400m巻ける電動リールです。コマセ五目などで竿をホルダーに掛け、仕掛けの回収を電動に任せるなら、625gの重さより糸巻量を優先する選び方がよいでしょう。
負荷に応じて巻き上げを調節する楽楽モードに加え、船べりで自動停止する機能も備えています。細糸用の小型機とは用途を分け、太糸を長く巻く釣りに選びたい1台です。
詳しいスペックを見る
- 品番
- 3000
- ギア比
- 3.6
- 自重
- 625g
- 糸巻量PE
- 4号-400m、5号-350m、6号-300m、8号-200m
- 最大ドラグ力
- 10kg
- 実用巻上持久力
- 4.4kg
- 最大巻上速度
- 175m/分
- ハンドル長
- 75mm
- ベアリング数
- 1BB/0ローラー
- 電動ケーブル
- 2.5m
- タイプ
- 太糸・置き竿
- 向く釣り
- 置き竿中心の近海五目
シマノ(SHIMANO) 電動リール 19 プレイズ 600 タチウオテンヤ マルイカ コマセマダイ テンビンタチウオ ヒラメ アカムツ
こんな人におすすめ
タチウオテンヤやマルイカで、底を取り直す操作を親指で行いたい人
- PE2号300m・3号200mの糸巻量
- 親指でクラッチを戻して巻き始められる
- 負荷に合わせる楽楽モードと速度一定モード
タチウオテンヤやマルイカで底を取り直すなら、プレイズ600のクイックリターンクラッチが役立ちます。竿を握った手の親指でクラッチを戻せるので、仕掛けを落としてから巻き始める操作を手元で続けられる構造。自重470g、PE2号300m・3号200mで、手持ちの電動ライトゲームに合わせたサイズです。
巻き上げの負荷を調節する楽楽モードと、一定速度で巻くモードを使い分けられます。本体は39,800円、PE2号300m付きは44,300円の販売例があり、糸を持っている人と一式用意する人で予算を分けるとよいでしょう。
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- 品番
- 600 RIGHT
- ギア比
- 5.5
- 自重
- 470g
- 糸巻量PE
- 2号-300m、3号-200m、4号-150m
- 最大ドラグ力
- 5kg
- 実用巻上持久力
- 3kg
- 最大巻上速度
- 155m/分
- ハンドル長
- 65mm
- ベアリング数
- 5BB/1ローラー
- 電動ケーブル
- 2.5m(付属)
- タイプ
- 小型ライト
- 向く釣り
- タチウオテンヤ、マルイカ、コマセマダイ、ヒラメ
- 450g・100mmのダブルハンドル
- 電動巻き上げ速度は30段階で調節
- 別売スプールへ交換し2種類の糸巻設定を記憶
ELAN SW DENDO150は、タイラバなどで手巻きと電動を使い分けたい人に選んでほしい450gの小型機。100mmのダブルハンドルで手巻きしながら、電動では30段階の速度調整を使えます。
標準スプールはPE1号300m。別売のPE2号200m用スプールもあり、2種類の糸巻設定を記憶できるため、釣り物に合わせてスプールを交換する使い方も可能です。PE1号の手持ち釣りを中心にするなら標準仕様を選び、太い糸を使う場合は交換スプールの費用も予算へ含めるとよいでしょう。
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- 品番
- DENDO 150
- ギア比
- 5.0:1
- 自重
- 450g
- 糸巻量PE
- 標準1号-300m、別売スプール2号-200m
- 最大ドラグ力
- 6kg
- ベアリング数
- 7+2RB
- 最大巻上速度
- 150m/分
- ハンドル
- 100mmダブルハンドル
- タイプ
- PE1号のライト用
- 向く釣り
- タイラバ、イカメタル、船小物
- 中央のJOGを親指で操作して速度を調節
- 480gでPE2号300m・3号200mを巻ける
- デプスアラームが10mごとに糸の出し入れを通知
竿を握ったまま巻き上げ速度を変えたいなら、23レオブリッツ200JのJOGパワーレバーが役立ちます。ボディ中央のダイヤルを親指で操作できるので、手持ちで誘いながら巻き上げを調節する釣りに選びたい機種です。
480gでPE2号300m・3号200mを巻け、糸の出し入れを10mごとに音で知らせるデプスアラームも搭載。投入中や回収中にカウンターへ目を移す回数を減らせます。本体の予算は約5.8万円。手持ちで誘う姿勢を保ち、親指でこまめに速度を調節したい人に向いています。
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- 品番
- 23レオブリッツ 200J
- ギア比
- 5.1
- 自重
- 480g
- 糸巻量PE
- 1号-600m、1.5号-450m、2号-300m、3号-200m、4号-170m
- 最大ドラグ力
- 8.5kg
- 最大巻上力
- 25kg(28kg)
- 常用巻上速度1kg負荷
- 150m/分(166m/分)
- ハンドル長
- 65mm
- ベアリング数
- 12BB/1ローラー
- タイプ
- 小型・親指操作
- 向く釣り
- タチウオなどの手持ちライトゲーム
- PE4号350m・5号300mの糸巻量
- 自重550gで太糸の容量を確保
- 落下時にも糸を通す部分がスプールと連動
レオブリッツS400は、船宿からPE4〜5号を指定されるコマセ五目などに選びたい電動リールです。PE4号350m・5号300mを巻けるので、指定の太さを保ったまま必要な長さを用意できます。
仕掛けの落下時にもスプールと糸を通す部分の位置がそろい、糸の抵抗を減らすシンクロレベルワインドを搭載。自重550g、本体約4.1万円で、太糸の容量と仕掛けの落としやすさを重視する釣りに向いています。
詳しいスペックを見る
- 品番
- レオブリッツ S400
- ギア比
- 3.6
- 自重
- 550g
- 糸巻量PE
- 4号-350m、5号-300m
- 最大ドラグ力
- 10kg
- 最大巻上力
- 45kg(50kg)
- 常用巻上速度1kg負荷
- 125m/分(138m/分)
- ベアリング数
- 4BB/0ローラー
- タイプ
- 近海汎用
- 向く釣り
- コマセ、ヒラメ、近海五目
小型電動リールと中型電動リールの分け方

タイラバやタチウオ、アジ五目が中心なら小型を選ぶ
1日手持ちする時間が長い釣りでは、500g前後の小型電動リールのほうが疲れを抑えられます。
PE1〜2号を200〜300m巻ければ足りる釣りなら、重い中型を無理に選ぶ必要はありません。
小型を選ぶ場面
- タイラバ、タチウオ、アジ五目、マルイカなどライト寄りの船釣り
- PE1〜2号を200〜300m巻ければ足りる水深
- 手持ち時間が長く、重さで疲れたくない釣り
コマセやヒラメまで回すなら糸巻量を優先する
近海を1台で広く回したいなら、軽さだけで選ぶと糸巻量が足りない場面が出ます。
PE3〜4号をしっかり巻く前提なら、レオブリッツS400のような汎用寄りまで比べたほうが、糸巻量不足を避けられます。
汎用寄りを選ぶ場面
- コマセマダイやヒラメまで含めて1台で回したい
- PE3〜4号中心で糸巻量を減らしたくない
- 軽さより用途の広さを優先する
安い電動リールを買う前に確認したいこと

本体3万円台なら、重さと糸付きの価格を合わせる
置き竿の釣りでPE4号400mが必要なら、プレミオ3000の本体30,030円が予算の目安になります。手持ちのタチウオテンヤなら、470gのプレイズ600を39,800円で購入する例もあるため、安い価格を理由に重さを我慢する必要はありません。
プレイズ600のPE2号300m付きは44,300円。本体だけの39,800円とは4,500円違うので、すでに糸を持っているなら本体のみ、糸もそろえるなら糸付きの総額で比べるとよいでしょう。発売年より、必要な糸巻量・操作・付属品と販売価格を合わせる買い方です。
PE号数と必要な長さに合う番手を選ぶ
番手より先に決めたいのは、何号を何m巻くかです。
シマノとダイワでは番手の感覚がずれるので、初心者ほど PE2号300mで収まる釣り PE4号まで必要な釣り を先に分けたほうが、必要な大きさを外しにくくなります。
バッテリー込みだと予算はいくらになるか
船電源を利用できるなら、リールと糸の購入費用で始められます。持参用バッテリーも用意するなら、その価格まで含めた予算が必要です。プレイズ600のPE2号300m付き44,300円を例にすると、次のように変わります。
| 電源の用意 | 費用の内訳 | 合計 |
|---|---|---|
| 船宿で対応する船電源を利用 | 本体+PE:44,300円 バッテリー購入なし | 44,300円 |
| 12V鉛バッテリーを購入する費用の試算 個別適合の確認が必要 | 本体+PE:44,300円 YQ-118の価格例:14,850円 | 59,150円 |
| 推奨のBTマスター11AHを購入 | 本体+PE:44,300円 電源:71,368円 | 115,668円 |
プレイズ600には2.5mの電源ケーブルが付属するため、新品購入時の総額へもう1本分を足す必要はありません。金額は2026年10月7日時点の別店舗の販売価格を足した例で、竿・仕掛け・乗船代・送料は含みません。
YQ-118はDC12V・12Ahの電動リール用電源で、重さは約4.9kg。約6万円という行は購入費用の試算で、プレイズ600との個別適合を保証したセットではありません。BTマスター11AHはプレイズ600の推奨電源で、持参する荷物の重さと予算の両方を考えるなら、鉛電源との違いも合わせて選ぶとよいでしょう。
船電源を使う場合は、船宿が利用を認めるDC12〜14.8Vの対応電源を使います。持参用もリールに対応した電源と純正ケーブルを用意し、バッテリーの電圧低下表示が出たら使用を中止して、十分に充電したものへ交換します。電源の適合と容量を詳しく知りたい場合は、電動リール用バッテリーの記事を参考にしてください。
安い電動リールは釣り方と糸巻量を先に決める
安い電動リールでも、船宿で指定されるPE号数を必要な長さだけ巻けないと、その釣りには使えません。
手持ちで誘う釣りなら、必要なPE糸巻量に加え、1日持てる重さと予算に合わせて選ぶとよいでしょう。
釣り方に合う糸巻量と重さの目安
- ライト寄りならPE1〜2号を200〜300m
- 近海汎用ならPE3〜4号を200〜400m
- 手持ちが多い釣りは500g前後
- 置き竿中心なら糸巻量とパワー
朝から手持ちでタイラバやタチウオを回す日なら、軽さとPE2号前後の糸巻量を優先すると釣りの途中で疲れにくくなります。
コマセやヒラメまで含めて1台で回す日なら、少し重くても糸巻量と巻き上げの力を残しておくと、深場からの回収や仕掛けの入れ直しを落ち着いてこなせます。






