100均ダイソーのフィッシングプライヤーをレビュー|針外し・スプリットリング交換は使える?

2026年05月24日

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100均ダイソーのフィッシングプライヤーをレビュー|針外し・スプリットリング交換は使える?

ダイソーの釣り用プライヤーは、費用を抑えながら針外しやルアー交換の道具をそろえたいときの候補。

堤防のサビキ釣りやライトゲーム程度なら、針を外す、ガン玉をつぶす、簡単なルアー交換をする、といった作業は十分にこなせます。

ただし、メイン工具として使い続けると差が出るのは、PEラインの切れ味、サビへの強さ、小さいスプリットリングを開くときの先端サイズ。

青物用ルアーや細かいリング交換まで始めると、先端が入りにくい、リングを開きすぎる、ラインの切断面が荒れる、といった作業の遅れにつながります。

そのため、先に決めるのは何の作業に使うプライヤーなのか。

針外し中心なのか、ルアー交換までやるのか、予備としてタックルボックスへ入れておくのかによって、選ぶモデルは別。

この記事では、ダイソーの釣り用プライヤーがどこまで使えるのかを、針外し・スプリットリング交換・ラインカッター性能ごとに紹介します。選び方の基準を押さえれば、100均釣具で道具をそろえたい人も、安い釣り用プライヤーを探している人も、自分に合う1本を見つけられるでしょう。

まず押さえたいこと

  • ダイソー釣り用プライヤーは、安く試すサブ工具として使う
  • 針外しは浅く掛かった魚や小物釣りで役割を持つ
  • スプリットリングは対応サイズを先に確認する
  • PEラインをきれいに切りたい人は専用カッターも一緒に持つ
  • 海水で使ったあとは真水で洗って乾かす

この記事で分かること

  • ダイソー釣り用プライヤーでできる作業
  • 針外し、スプリットリング、ガン玉外しの使い分け
  • 550円多機能プライヤーとスプリットリングプライヤー系の違い
  • ダイソー品で足りる人と、専用プライヤーへ進む人の分け方
目次

ダイソー釣り用プライヤーはサブ工具として考える

ダイソーの釣り用プライヤーは、価格を抑えて最低限の作業をひとつにまとめたい人に合います。

魚に掛かった針を外す、ルアーのスプリットリングを開く、ガン玉を軽くつぶす、簡単なライン処理をする。こうした作業を一通り持たせられるので、堤防の小物釣りや予備工具としてはかなり使いどころがあります。

一方で、毎週海で使うメインプライヤーとして見ると、切れ味、携帯性、サビ対策、尻手ロープの取り付けやすさが弱点になります。

特にPEラインを一発で切りたい人、ライトゲームの小さなスプリットリングを頻繁に開く人、ルアー交換を早く済ませたい人は、100均だけで完結させない方が道具の不満を減らせます。

ダイソーのフィッシングプライヤーでできる作業

旧タイプの550円フィッシングプライヤーは、針外し、スプリットリングオープナー、ラインカッター、ガン玉潰し、定規、ウロコ落とし、ナイフ機能をまとめた多機能タイプです。

ひとつで済む作業は多いものの、すべての機能が専用品と同じ強さで使えるわけではありません。

釣り場で特に役に立つのは、フックをつかむ作業と、スプリットリングを開く作業です。ラインカッターやナイフは「付いていると助かる」くらいに考え、切れ味を重視する作業は別の道具を用意すると割り切れます。

針外しとして使うなら小物釣りが中心になる

針外しとして使うなら、サビキ、ちょい投げ、穴釣り、小型ルアーで掛かった魚を外す場面が中心です。

魚が暴れて素手で触りにくいとき、プライヤーでフックをつかめるだけでも手返しは変わります。カサゴや小サバのように口周りへ手を入れにくい魚では、針先から指を離せる点が助かります。

ただし、魚が針を深く飲んだ場面では、先端形状や長さが足りず、奥まで届きにくいことがあります。

飲まれた針を外す頻度が高い釣りなら、ダイソーのプライヤーだけでなく、細長い針外しやフォーセップ型も合わせて用意すると、魚にも仕掛けにも余計な負担をかけにくくなります。

スプリットリングプライヤーとして使うならサイズを見る

スプリットリングを開く目的なら、対応サイズがいちばん大事です。

旧タイプの550円フィッシングプライヤーは、先端に厚みがあり、#3から#6前後のスプリットリングで力を入れやすい形でした。

小型ミノーやアジング用ジグヘッド周りで使うような小さいリングでは、先端が入りにくく、リングを広げすぎるリスクがあります。

現行のダイソー品で選ぶなら、ライトゲーム寄りの小さいリングには00-3号対応のスプリットリングプライヤー、大きめのルアーやエギ周りなら通常サイズのスプリットリングプライヤーを選びます。

ガン玉外しは軽い調整用と考える

ガン玉外しは、フカセや小物釣りで付け替えをするときに役立ちます。

ただし、強く噛み込ませたガン玉を無理にこじると、仕掛けの糸を傷めたり、プライヤー先端に負荷がかかったりします。

釣り場でガン玉を何度も付け替えるなら、外す前提で軽めに噛ませる、ラインに傷が入ったら結び直す、という使い方に寄せてください。

100均プライヤーは「その場で調整する道具」として考えると役割がはっきりします。

ダイソー釣り用プライヤーは用途で分けて選ぶ

ダイソーの釣り用プライヤーは、同じ「プライヤー」でも役割が違います。

針外しやガン玉調整までまとめたいなら多機能タイプ、ルアーのリング交換だけを安く足したいならスプリットリングプライヤーが候補です。

ライトゲームの小さいリングを触るなら、先端が大きいプライヤーでは作業が遅れます。逆に、シーバス用ミノーやエギのリング交換なら、ある程度大きい先端の方が力を入れやすい場面もあります。

まずは、針外し中心なのか、スプリットリング交換中心なのかを分けてください。

550円フィッシングプライヤーの実用性

550円の多機能フィッシングプライヤーは、価格を考えると作業範囲が広いプライヤーです。

本体はプラスチックパッケージに入っており、購入後はハサミで周囲を切って取り出すタイプでした。パッケージから出した時点では、スプリットリングオープナー、ラインカッター、針外し、定規、ナイフ機能までまとまっています。

ただし、使って評価が分かれるのは「切る作業」と「細かいリングを開く作業」です。

スプリットリングは#3以上で力を入れやすい

スプリットリングオープナーは、先端に厚みがあり、リングへ差し込みやすい形状です。

#3から#6前後のスプリットリングなら、ルアーフック交換やスナップ交換で役割を持ちます。

反対に、ライトゲーム用の小さなリングでは先端が大きく感じます。無理に差し込むとリングが開きすぎたり、フック交換に時間がかかったりします。

シーバス用ミノー、エギ、メタルジグ周りなら使いどころがありますが、アジングやメバリングの小物用には小型対応のスプリットリングプライヤーを選んだ方が作業しやすくなります。

ラインカッターはPEをきれいに切りにくい

ラインカッター部分にはギザ刃が入っています。

ナイロンやフロロの軽い処理なら使えますが、PEラインを一発で気持ちよく切る道具としては弱さがあります。

実際に試したときも、細いラインと太いラインのどちらも切断面がケバ立ちました。

リーダーを結び直す前提なら、切断面が荒いとノットの締まりや見た目に影響します。PEラインを頻繁に切る人は、ラインカッターや釣り用ハサミを別で持つ方が現場のストレスを減らせます。

グリップとロックは価格なりに割り切る

グリップはストレート形状で、濡れた手だと滑りやすさが出ます。

強く握る作業や魚が暴れる場面では、グリップの形状がそのまま作業のしやすさに出ます。手袋をして使うならまだ扱えますが、素手で濡れた状態では力をかけにくいと感じます。

ロック機構も付いています。

収納時に閉じられるのは助かりますが、片手で素早く開け閉めする道具ではありません。ランガンで腰にぶら下げて何度も使うなら、尻手ロープ穴やホルスターがある専用プライヤーの方が動きに合います。

重さとサビ対策は海釣りで差が出る

実測では約122gでした。

釣り用プライヤーとして極端に重いわけではありませんが、軽量アルミ系のプライヤーと比べると持ち歩きでは差が出ます。

ステンレス製でも、海水や砂を残したまま放置すると動きが悪くなったりサビが出たりします。使ったあとは真水で流し、開閉部を動かしながら塩を落として乾かしてください。

安い道具ほど、雑に扱うと次の釣行で急に使いにくくなります。

針外し・定規・ウロコ落とし・ナイフは補助機能として使う

針外し、定規、ウロコ落とし、ナイフは、釣り場で「ないより助かる」補助機能です。

針外しは、小型魚や浅く掛かったフックを外すときに使えます。魚が針を飲んだときは、先端を入れて回すよりも、専用の針外しで奥まで届かせた方が外す時間を短くできます。

定規は最大4cm程度の簡易確認用です。魚のサイズを測る道具ではなく、フックや小物の目安を見る程度に考えてください。

ウロコ落としやナイフも付いています。

現場で簡単な処理をする補助にはなりますが、刃物としての切れ味や衛生面まで考えるなら、魚締め用ナイフやハサミを別で持つ方が安全です。

ダイソーのプライヤーが売ってないときは用途を分けて探す

店舗に欲しいプライヤーがないときは、同じ名前の商品を探し回るより、必要な作業で分けて考えます。

針外しが目的なら、先端が細くて魚の口に入れやすいもの。スプリットリング交換が目的なら、使うリングサイズに合う先端のもの。PEラインを切る目的なら、プライヤーではなくラインカッターや釣り用ハサミを別で持つ方が作業は早くなります。

ダイソー品で全部をまとめようとすると、どこかの作業で不満が出ます。売り場にないときは、まず針外し用なのか、リング交換用なのかを分けて探してください。

ダイソー品で足りる人と専用プライヤーを選ぶ人

ダイソーの釣り用プライヤーで足りるのは、堤防の小物釣り、たまに行く釣り、予備工具、ルアー交換を少しだけする人です。

針外し、スプリットリング交換、ガン玉調整を安く試せるので、釣り道具をまとめてそろえる段階では役に立ちます。

専用プライヤーへ進んだ方がいいのは、PEラインを頻繁に切る人、海で毎週使う人、ランガンで腰に付ける人、ライトゲームの小さなスプリットリングをよく開く人です。

この場合は、切れ味、サビ対策、尻手ロープ、先端サイズを優先した方が、釣り場での作業が早くなります。

魚をつかむ道具まで合わせて考えるなら、フィッシュグリップの記事も参考にしてください。

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安く始めるならダイソー、長く使うなら専用プライヤーへ

ダイソーの釣り用プライヤーは、100均釣具でまず道具をそろえたい人にとって入り口になります。

針外し、スプリットリング交換、ガン玉外しを安く試せるので、堤防の小物釣りや予備工具としては十分に役割があります。

ただし、PEラインをきれいに切る、海で長く使う、腰に固定して何度も取り出す、細いスプリットリングを頻繁に開く。このあたりを重視するなら、専用プライヤーを選んだ方が釣り場で迷いません。

最初の1本を安く済ませるならダイソー、釣行回数が増えてきたら専用プライヤー。そう分けると、無駄に買い替える回数を減らせます。