落とし込み釣りで代用するジギングロッドの選び方|使える条件と候補5本を解説
2026年07月23日
PRこの記事はアフィリエイトプログラムを利用しています。

船宿指定のオモリを付けると穂先が曲がり切り、ベイトが掛かった振動と船の揺れを見分けられない。
手持ちのジギングロッドを流用した時に起きるのは、穂先の張りやPE号数が船の条件と合っていないためです。
代用の基準は、指定オモリを下げても穂先が戻り、指定PEと対象魚がロッドの強さに収まること。
この記事では、代用できる号数とロッドの条件、30〜60号前後を使う近海向けの候補5本、専用竿へ替える境目を紹介します。
選び方の基準を押さえれば、手持ちの1本を使える船と、専用竿を用意する船を分けられるでしょう。
この記事で分かること
- ジギングロッドで代用できる条件
- 専用竿とジギングロッドの違い
- 短いロッドに合わせる仕掛けの長さ
- ジギング兼用時に確認する候補5本
落とし込み釣りはジギングロッドで条件付きで代用できる
船から行う落とし込み釣りは、サビキへイワシやアジを掛け、そのベイトを泳がせて青物や根魚を狙う釣りです。
ベイトが付いた小さな変化を穂先で見ながら、魚が掛かったあとは船下へ走る力を止めます。
ジギングロッドにも青物を受けるバットパワーはありますが、専用竿より短く、穂先の張りが強いモデルが多いため、どの番手でも代用できるわけではありません。
30〜60号中心なら強めのベイトジギングロッドを候補にする
船宿が30〜60号前後を使い、PE1.5〜2.5号程度のライトな落とし込みを指定しているなら、6〜6ft6in前後のベイトジギングロッドを候補にできます。
オモリを下げた状態で穂先が入り切らず、軽く持ち上げたあとに穂先が戻ることが最低条件です。
ベイトが付いた時の震えが穂先に出て、本命が食い込む幅もあるロッドなら、短い仕掛けと組み合わせて使えます。
ロッドに書かれた最大ジグ重量は、落とし込み釣りのオモリ負荷を保証する数字ではありません。
ジグは動かして使う負荷、オモリは仕掛けとベイトを付けて下げ続ける負荷になるため、同じグラム数でもロッドへ掛かる力が変わります。
80〜150号や大型青物主体なら専用竿を使う
80〜150号を使う海域や、ヒラマサ、カンパチ、大型ブリが船下へ走る釣りでは、落とし込み専用竿を優先します。
専用竿は、ベイトを弾きにくい穂先と、魚を底から離す胴・バットの強さを一つの調子にまとめています。
強いジギングロッドへ替えるだけでは、穂先が硬くなってベイトを付けにくくなるため、重いオモリと大物の両方へ合わせにくくなります。
専用で選ぶ場合は、長さ、オモリ負荷、6:4と7:3の違いを落とし込み竿の選び方も参考にしてください。
スピニングロッドよりベイトロッドを選ぶ
落とし込み釣りでは、ベイトの群れへ仕掛けを入れ直し、親指でスプールを止めながらタナを合わせます。
両軸リールや電動リールを付けられるベイトロッドなら、落下速度と止める位置を親指で調整できます。
スピニングジギングロッドは仕掛けの落下自体はできますが、クラッチ操作で落とし直す釣りには向きません。
手持ち竿を流用する場合も、ベイトモデルから確認します。
代用するジギングロッドは長さ・穂先・PE号数で選ぶ
代用できるかは、ロッドの硬さ表記だけでは決まりません。
船上で仕掛けを回収できる長さ、ベイトを保てる穂先、魚を止めるライン強度の3点を合わせます。
長さは6〜6ft6in、仕掛けは3〜4本針へ短くする
ジギングロッドは1.8〜2.0m前後が中心で、2.0〜2.4m前後の落とし込み専用竿より短い傾向があります。
6本針の長い仕掛けをそのまま使うと、上の針を船内へ取り込む前に下の針が船べりへ残り、魚やオモリを扱いにくくなります。
3〜4本針のショート仕掛けを選び、ロッドを立てた時に一番下のオモリまで手が届く長さへ合わせます。
穂先はオモリを下げても曲がり切らないものを選ぶ
硬いジギングロッドは、ベイトがサビキへ触れた時に弾きやすく、付いたあとも暴れさせやすくなります。
反対に柔らかすぎるライトジギングロッドは、オモリを下げただけで穂先が入り、本命が食った変化を見分けにくくなります。
船宿指定のオモリを下げ、穂先から胴へ自然に荷重が移り、軽く持ち上げると穂先が戻る番手を選びます。
店頭で確認する場合は、使うオモリ号数、PE号数、狙う魚を伝え、落とし込みで流用したいことまで相談します。
PE号数は船宿指定とロッド上限の両方に入れる
ロッドの適合PEが船宿指定より細い場合は、そのロッドを代用候補から外します。
周囲がPE3〜4号で大型青物を止める船に、PE1〜1.5号向けのライトジギングロッドを持ち込むと、魚を止められずオマツリにつながります。
ドラグだけ緩めても、船下へ走る魚を浮かせる力は補えません。
オモリ号数が範囲に入り、使用PEもロッドの上限に入ることを一組で確認します。
ジギングでも使いたい人が比べる代用候補5本
落とし込み釣りだけを目的に新しく買うなら、オモリ負荷が明記された専用竿が確実です。
ここでは、ジギングでの使用を主軸にしながら、船宿が30〜60号前後のライトな落とし込みを認めている場合に確認するベイトモデルを紹介します。
表の「確認する条件」は落とし込み専用のメーカー保証値ではありません。
実際に使う前に、船宿とメーカー・釣具店へ確認してください。
| 商品名 | 画像 | 詳細 | 全長 | ジグ重量 | PE | 確認する条件 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| ジャイアントキリング5G GK5SJ-B66/2 | 詳細を見る | 1.98m | 100〜250g | 1.0〜2.0号 | 30〜50号のライト条件 | |
| SeaWalk Light Jigging B65M | 詳細を見る | 1.96m | 60〜150g | 0.8〜1.5号 | 30〜40号・細糸指定 | |
| アウトレイジ LJ 62XXHB TG | 詳細を見る | 1.88m | 80〜200g | 1.0〜2.0号 | 30〜50号・PE2号まで | |
| ホライゾンMJ HMJ642B-ML | 詳細を見る | 1.93m | High 80〜150g | MAX2号 | 30〜40号・PE2号まで | |
| ゲーム タイプJ フルベンド B60-3 | 詳細を見る | 1.83m | MAX260g | MAX2.5号 | 40〜60号・PE2.5号まで |
メジャークラフト ジャイアントキリング5G GK5SJ-B66/2
こんな人におすすめ
30〜50号のライトな船で、6ft6inの長さを仕掛け回収にも使いたい人
- 6ft6inで仕掛けを持ち上げる幅を確保する
- スロー寄りの曲がりで急な引きを受ける
- PE2号までのライト条件へ絞る
30〜50号前後のライトな船で、仕掛けを回収する長さも取りたい人向けです。
1.98mを選ぶ理由は、短いジギングロッドの中でも仕掛けを持ち上げる幅を確保できること。
PE2号までのモデルなので、PE3〜4号指定や大型ヒラマサ主体の船では専用竿へ替えます。
詳しいスペックを見る
- タイプ
- ベイト
- 全長
- 1.98m
- 継数
- 1本
- 自重
- 94g
- ジグ重量
- 100〜250g
- 適合PE
- 1.0〜2.0号
- 主用途
- スロージギング
ヤマガブランクス SeaWalk Light Jigging B65M
こんな人におすすめ
PE1.5号までを使う浅場のライトな船で、ジギングとの兼用を考える人
- 1.96mで短い仕掛けを扱う
- ティップからベリーがしなやかに曲がる
- 30〜40号の細糸条件へ絞る
船宿がPE1.5号までを指定し、普段は近海ライトジギングへ使う人向けです。
ティップからベリーにかけてしなやかに曲がりますが、適合PEは1.5号まで。
周囲が太糸で大型青物を止める船へは持ち込まず、船宿が30〜40号前後を指定する近海に限って使います。
詳しいスペックを見る
- タイプ
- ベイト
- 全長
- 1.96m
- 継数
- 2本(グリップジョイント)
- 仕舞寸法
- 149cm
- 自重
- 128g
- ジグ重量
- 60〜150g
- 適合PE
- 0.8〜1.5号
- 推奨水深目安
- 100m前後まで
- フルソリッドで急な引きを受ける
- 1.88mで船上の取り回しを短くする
- PE2号までの条件で使い分ける
ライトジギングと30〜50号前後の軽い落とし込みを分けて楽しみたい人向けです。
魚が掛かった時にフルソリッドの曲がりで受ける一方、適合PEは2号まで。
80号以上やPE3号指定の船では、ジグ重量の数字だけを見て代用しません。
詳しいスペックを見る
- タイプ
- ベイト
- 全長
- 1.88m
- 継数
- 2本
- 仕舞寸法
- 142cm
- 自重
- 138g
- 先径/元径
- 1.4/8.9mm
- ジグ重量
- 80〜200g
- 適合PE
- 1.0〜2.0号
- カーボン含有率
- 97%
- 1.93mで仕掛けの回収幅を確保する
- 120〜180gのスロー系を扱う曲がり
- ドラグ3kg以内の設定へ合わせる
PE2号までの近海ジギングを中心に使い、船宿が30〜40号前後を指定する日だけ兼用を相談したい人向けです。
1.93mを選ぶ理由は、短い仕掛けを持ち上げる幅を確保できること。
推奨ドラグは3kg以内なので、大型青物を強く止める海域や太糸指定の船では専用竿を選びます。
詳しいスペックを見る
- タイプ
- ベイト
- 全長
- 1.93m
- 継数
- 2本(グリップジョイント)
- 仕舞寸法
- 148cm
- 自重
- 119g
- ハイピッチ重量
- 80〜150g
- スロー重量
- 120〜300g
- 適合PE
- MAX2号
- 最大ドラグ
- 3kg
- MAX260gで強めの番手を選べる
- フルソリッドで魚の引きを受ける
- 40〜60号の短い仕掛けへ合わせる
PE2.5号までのライトな船で、40〜60号前後まで相談したい人向けです。
フルソリッドで魚の引きを受け、今回の5本では強めの位置。
それでもPE3〜4号指定や100号を使う船の代用竿ではないため、船宿条件を越える時は専用竿へ替えます。
詳しいスペックを見る
- タイプ
- ベイト
- 全長
- 1.83m
- 継数
- 2本(グリップジョイント)
- 仕舞寸法
- 138.2cm
- 自重
- 161g
- 先径
- 2.3mm
- ジグ重量
- MAX260g
- 適合PE
- MAX2.5号
- 最大ドラグ
- 5kg
専用竿へ替える境目はベイトの付き方と魚の止め方に出る
スペック上はオモリを下げられても、船上でベイトが付かない、魚を止められない状態なら代用は成立していません。
ジギングロッドを使い続けるかは、釣りを始めたあとの反応でも見直します。
ベイトが付いてもすぐ外れるなら穂先が硬い
周囲にはベイトが付くのに自分だけ付かない場合や、付いてもすぐ外れる場合は、穂先の張りが強すぎる可能性があります。
ラインの震えだけを見て追い掛けるより、ベイトを弾かず維持できる専用竿へ替えるほうが早い場面です。
柔らかい番手へ下げる場合も、指定オモリで穂先が入り切らないことを確認します。
魚が掛かるたび船下へ入られるならバットとPEが足りない
本命が掛かったあとに主導権を取れず、魚が船下や隣の仕掛けへ走る場合は、ロッドのバットパワーかPE号数が足りていません。
ドラグを緩めて時間を掛けると、乗合船では周囲の仕掛けと絡む時間も増えます。
大型青物が混じる船では、曲げられることだけでなく、魚を底から離して寄せられる専用竿を使います。
6本針を使う船では2m以上の専用竿で仕掛けを回収する
船宿指定の6本針仕掛けを切らずに使う場合は、1.8〜2.0m前後のジギングロッドでは回収しにくくなります。
2.0〜2.4m前後の専用竿なら、ロッドを立てた時に仕掛けを船内へ取り込みやすく、次の投入も遅れにくくなります。
仕掛けの針数とハリス号数は、落とし込みサビキ仕掛けの選び方も参考にしてください。
リールとラインもジギング用のまま使えるとは限らない
ロッドを代用できても、リールの糸巻量と巻き上げ力が船宿条件へ合わなければ、タックル全体では使えません。
水深のある船や投入回数が多い船では、電動リールを使うことで回収が揃い、ベイトの群れへ入れ直しやすくなります。
PE3〜4号を300m以上指定する船では、ライトジギング用の小型リールでは糸巻量が不足します。
電動リールの番手、PE号数、船電源まで確認する場合は、落とし込み釣り用電動リールの選び方も参考にしてください。
30〜60号前後を使う近海ではジギングロッドを代用し、深場や大型青物が混じる海域では専用竿を使う
ジギングロッドを代用する目安は、30〜60号前後を使い、短い仕掛けと細めのPEを認めるライトな落とし込みです。
使う前に、船宿指定のオモリ号数、PE号数、対象魚、仕掛けの針数を確認します。
オモリを下げて穂先が入り切る、ベイトを弾く、魚を止められない条件では、番手を上げるだけでなく専用竿へ替えます。
船上では、仕掛けを落とせるかではなく、ベイトを付けて残し、掛かった魚を周囲と絡めず浮かせられるかで判断してください。






