エギングリーダーの長さは何ヒロ?1ヒロ・60cm・2ヒロの使い分けを解説
2026年07月14日
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エギングリーダーの基準は、1ヒロ(約1.5m)。港内や足場のよい堤防なら、そのまま使える長さ。
障害物がほとんどない場所では60cm前後まで短くすると、PEラインとの結び目がガイドへ入りにくくなり、キャストが軽くなります。反対に、足元に敷石や藻がある場所では1.5ヒロ、磯や高い堤防でPEラインまで擦れそうな場所では2ヒロ近くまで伸ばします。長さを変えた時に差が出るのは、キャストの抜けと取り込み時のPEラインの位置。
長いほどよいわけではなく、結び目をガイドへ巻き込む長さになると投げにくいため、足元までエギを寄せた時にPEラインが障害物へ触れない長さを基準にします。
この記事では、60cm・1ヒロ・1.5ヒロ・2ヒロの違いを、投げた時の感触やイカを寄せる場面で私が感じた変化も交えて解説します。
この記事で分かること
- エギングリーダー1ヒロは何cmか
- 60cmまで短くできる釣り場
- 1.5ヒロ・2ヒロが必要になる場面
- リーダーなしを避けたい理由
エギングリーダーの長さは1ヒロ・約1.5mが基準
エギングリーダーは、港内や堤防なら1ヒロ前後から始めるのが基本です。1ヒロは両腕を左右へ広げた長さを表すため人によって差がありますが、釣りでは約1.5mとして扱われます。
標準的な組み合わせは、PE0.6〜0.8号・フロロカーボン2.5〜3号・1ヒロです。港内や堤防から始めるなら、この長さを基準にします。
1.5mあれば、エギを足元まで寄せた時にもPEラインが水中へ入りにくく、敷石や堤防の角からPEラインを離せます。それでいて、8.6ft前後のロッドなら結び目をトップガイドの外へ出して投げられる長さです。
私が最もよく使うのも1ヒロです。ノットをトップガイドの外へ出しておけばキャストの抜けは軽く、シャクった時もリーダーの重さをほとんど感じず、足元まで寄せた時にはフロロが敷石の前まで届くため、60cmより落ち着いてイカを浮かせられます。
1ヒロ・1.5ヒロ・2ヒロの長さ
| リーダーの長さ | cmの目安 | 向く釣り場 |
|---|---|---|
| 60cm前後 | 約60cm | 障害物が少ない港内、キャストを優先する場所 |
| 1ヒロ | 約150cm | 港内、堤防、秋イカの数釣り |
| 1.5ヒロ | 約225cm | 足元に敷石や藻がある堤防、春イカ |
| 2ヒロ | 約300cm | 磯、高い堤防、長い範囲で根ズレする場所 |
1.5ヒロや2ヒロは、港だから必要になる長さではありません。足元の敷石、藻、岩など、PEラインが擦れる範囲が1ヒロより長い時に使います。
港内では1ヒロ、障害物がなければ60cm
足場が低く、手前に敷石やロープがない港内では、1ヒロあれば十分です。エギを足元まで寄せてもPEラインが障害物へ触れない場所なら、60cm前後まで短くする方法もあります。
短いリーダーは、PEラインとの結び目をトップガイドの外へ出せる点が利点です。結び目がガイドへ当たらないため、キャスト時の抵抗が減り、風がある日もライン放出が安定します。
私が障害物のない港内でリーダーを60cm前後まで短くすると、1ヒロから替えた最初の一投でラインの抜けが軽くなったと感じます。シャクリの重さは大きく変わりませんが、短い垂らしで投げられるため、常夜灯の周りを近距離で何度も打ち返す釣りが楽になります。
ただし、60cmはどの釣り場にも使える標準ではありません。足元に敷石が入っている港や岸壁にカキ殻が付く場所ではPEラインが擦れやすくなるため、その場合は1ヒロへ戻します。
1.5ヒロは藻場や敷石がある堤防で使う
1.5ヒロは約2.25mです。港内でも足元に敷石が張り出している場所、春の藻場、斜めに入るロープの近くでは、1ヒロより長く取る意味があります。
春イカ狙いでは、藻の上へエギを通し、抱かせた後に藻から離して寄せる場面があります。リーダーを1.5ヒロにしておくと、PEラインが藻へ直接触れる距離を減らせます。
一方で、1.5ヒロは結び目をガイドへ巻き込みやすい長さです。垂らしを長く取り、結び目をトップガイドの外へ出して投げられるなら問題ありませんが、投げるたびに結び目がガイドへ当たる場合は1ヒロ前後まで短くします。
私が1ヒロから1.5ヒロへ伸ばした時は、シャクリの重さよりキャスト時のノット音に差を感じます。飛距離を優先する釣りでは1ヒロの方が軽快ですが、掛けたイカを藻の上へ浮かせ、足元まで寄せる場面では1.5ヒロの方が落ち着いてやり取りできます。
2ヒロは磯や高い足場で必要な時だけ
2ヒロは約3mあり、一般的な港内では長すぎることが多いです。磯で手前の岩をかわして取り込む場所、高い堤防で足元まで根が続く場所など、PEラインを長い範囲で保護したい時に使います。
根ズレする範囲が1.5mしかない場所で3mのリーダーを結んでも、余った長さはキャストの抵抗になります。エギを回収する時のライン角度と、PEラインが最初に触れそうな障害物の位置を基準にすると、2ヒロが必要か分かります。
エギングでリーダーなしは避けた方がよい
障害物が少ない港内でも、PEラインへエギを直接結ぶ方法は避けた方がよいでしょう。PEラインは直線方向の強度が高い一方、岩、カキ殻、堤防の角へ擦れると傷みやすいラインです。
エギングでは着底後にエギを跳ね上げ、足元までフォールを繰り返すため、沖に根がなくても最後の回収でPEラインが敷石や岸壁へ触れることがあります。短くしたい場合もリーダー自体は結び、障害物がなければ60cm、通常は1ヒロを目安にするのが現実的です。
リーダーの太さは長さと一緒に変える
標準的なエギングでは、PE0.6〜0.8号にフロロカーボン2〜2.5号を合わせます。秋イカや障害物が少ない港内では2号前後、春イカや藻場・岩場では2.5〜3号が基準です。
根ズレが強い場所では、長さだけを2ヒロへ伸ばすより、リーダーを少し太くする方が擦れに耐えます。反対に、障害物のない港でキャストを優先するなら、2号前後を60cm〜1ヒロにすると結び目も小さく収まります。
私が使っているショックリーダー
障害物の少ない港内で60cm〜1ヒロにする時は、バリバスのアバニ エギング ショックリーダー2号を使っています。張りがあるためFGノットを小さく締めやすく、シャクった力がエギへ伝わる感触も明確です。
- FGノットを小さく締められる張り
- 60cmでもエギへ力を伝えやすい
- 港内の秋イカで使う2号
私が障害物の少ない港内で使っている2号。
60cmまで短くするとキャストの抜けが軽く、1ヒロへ伸ばしてもシャクリの重さが急に変わりません。
足元に敷石や藻が続く日は2.5号へ上げます。
藻場や敷石がある堤防で1〜1.5ヒロにする時は、ダイワのエメラルダス フロロリーダー X’LINK 2.5号を使っています。2号より擦れへの強さを上げながら、長めに取ってもノットを締め込めるリーダーです。
- 1.5ヒロでも糸癖が気になりにくい
- ノットを締め込めるしなやかさ
- 春イカや藻場で使う2.5号
私が藻場や敷石で使っている2.5号。
1〜1.5ヒロ取っても糸癖が強く出にくく、ノットを締め込む時にも硬さが気になりません。
春イカを足元の藻から離して寄せる場面では、投げ心地より擦れへの強さを優先します。
PEラインとリーダー号数の詳しい組み合わせは、次の記事を参照してください。
素材や商品ごとの違いは、エギング用ショックリーダーの記事を参照してください。
結び直すタイミングも長さに影響する
根や藻に触れた後は、エギから1mほどのリーダーを指で挟み、ざらつきや白く濁った部分がないかを確かめます。傷んだ部分を切るとリーダーは短くなるため、60cmを下回ったら結び直す目安です。
最初に1ヒロ結んでおけば、先端を20〜30cm切っても保護する長さが残ります。最初から60cmで使う場合は、傷んだ部分を切った後に短くなりすぎるため、その場で結び直せるようにリーダーを携帯しておく方が安心です。
港は1ヒロ、必要な場所だけ長くする
エギングリーダーの長さは、港内や堤防なら1ヒロ(約1.5m)が基準です。障害物がなくキャストを優先する場所では60cm、足元に敷石や藻がある場所では1.5ヒロまで伸ばします。
2ヒロは、磯や高い堤防などPEラインが長い範囲で擦れる場所に限られます。エギを足元まで回収した時にPEラインが通る位置を基準にすると、必要なリーダーの長さが分かります。



