エギングの時期はいつ?春・夏・秋・冬で変わる場所と時間帯を解説
2026年08月08日

暖かくなったから春イカ、涼しくなったから秋イカと考えて海へ行っても、岸から届く場所にアオリイカが入っていなければ反応はありません。同じ5月や10月でも、地域やその年の水温によって接岸のタイミングは変わります。
初めて岸からエギングに挑戦するなら、小型のアオリイカが浅場へ入りやすい9〜10月の秋が狙い目です。数より大きさを求めるなら、産卵を控えた親イカが接岸する春が候補。夏と冬にも釣れる地域はありますが、水深や暖流などの条件が限られます。
月だけで釣行日を決めず、季節、地域の釣果、岸から届く水深、釣りができる時間帯の順に確かめれば、海に着いてから「今は岸にいない」と気づく場面を減らせます。
この記事で分かること
- 初めてアオリイカを狙いやすい季節
- 春・夏・秋・冬で変わるイカの大きさと場所
- 地域によってシーズンが前後する理由
- 朝・夕方・昼・夜から釣行時間を選ぶ方法
- 季節が決まった後に場所とエギを選ぶ順番
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エギングの時期は春と秋が中心

岸からアオリイカを狙いやすいのは、親イカが産卵のため接岸する春と、小型が浅場へ増える秋です。春と秋では、狙う大きさもイカが岸へ近づく理由も違います。
初めてエギングに挑戦するなら、9〜10月の秋から始めるのがおすすめです。春から夏に生まれた小型のアオリイカが港内や堤防の足元まで入り、エギを追ってくる姿が見えることもあります。
足場のよい堤防なら、キャストした方向やラインの動き、エギが沈んでいく様子を明るい時間に目で追えます。夜の方が釣れそうに思えても、暗い中でラインと足元を同時に見るのは簡単ではありません。最初の一杯を狙うなら、秋の明るい時間から始める方が釣りの流れを覚えやすいでしょう。
一方、春は数よりも大型を狙う季節です。秋よりアオリイカの数は少なくなりますが、産卵を控えた親イカが岸へ近づくため、1kgを超えるサイズも狙えます。
| 季節 | 狙い方 | 岸から狙う場所 | 初めての釣行 |
|---|---|---|---|
| 春 | 接岸する大型 | 藻場と周辺の深み | 大きさを狙いたい人向け |
| 夏 | 居残りや早生まれの個体 | 水深と潮通しがある場所 | 地域の釣果がある時に限る |
| 秋 | 浅場の小型を数狙い | 港内・堤防・小磯 | 初めてならここ |
| 冬 | 深場に残る個体 | 深い港・暖流の影響がある場所 | 岸からは条件が限られる |
一般的には春から初夏、秋から初冬がシーズンとされます。ただし、暦の春が来たから親イカが入るわけではありません。南にある温暖な地域と、春先まで水温が低い地域では、接岸が始まる時期にずれが出ます。
釣行日を決める時は、去年の同じ月だけを頼りにせず、近くの釣具店が発信する情報や釣果投稿で、岸から釣れ始めているかを確かめます。海藻が伸び、小魚などのベイトが入り、同じ湾内で釣果が出ていれば、岸から狙える可能性も高くなってきます。
春は藻場へ接岸する大型を狙う
春は産卵を控えた親イカが岸へ近づきます。アオリイカは海藻に卵を産み付けるため、藻場やその周辺にある海底の斜面(かけ上がり)、少し深くなった場所を狙います。
秋のように小型が何杯も見える場面は少なく、一投ごとに藻の上や切れ目を丁寧に通す釣りになります。浅い藻場へ重いエギを入れると底へ触れやすく、反対に沖の深みに軽いエギを入れると狙う層まで届きません。春は「大きなエギを投げる季節」ではなく、親イカが入る場所と深さに沈み方を合わせる季節と考える方が自然です。
同じ春でも地域によって接岸時期は変わります。春イカが釣れ始める時期を月別に知り、藻場や時間帯まで絞りたい場合は、こちらも参考にしてください。
夏は深さと潮通しが残る場所を探す

夏は春の親イカと秋の小型の間にあたり、多くの地域では岸からの反応が少なくなります。暑い季節だから釣れないというより、岸から投げて届く範囲に狙える個体が少ない状態です。
それでも、春から残った親イカや早く生まれた小型がいる地域では釣果が出ます。水温が安定しやすい深い港、外海に面した潮通しのよい場所、足元から水深がある地磯が夏の狙い目です。
夏に出かけるなら、例年のシーズン目安よりも直近に岸から釣れているかを優先します。釣果が船ばかりで岸の情報がない時は、無理に夏の一杯を追うより、秋まで待つ方が岸から狙える可能性は高くなります。
秋は浅場の小型を足場のよい堤防から狙う
秋は成長途中のアオリイカが港内や浅場へ入り、小魚などのベイトを追います。沖の深場だけでなく、堤防の曲がり角、港の出入り口、ロープや水中に沈んだ岩(沈み根)の周りまで探れる季節です。
シーズン序盤は小型が多く、成長するにつれて合うエギの号数や狙う水深も変わります。9月、10月、11月を同じ秋として扱わず、見えているイカの大きさと追い方に合わせることが大切です。
秋の月ごとの違いと、エギの大きさを替える時期は、こちらも参考にしてください。
堤防・磯・サーフでは、足場だけでなく水深と潮の当たり方も変わります。初めて入る釣り場でどこから見ればよいか分からない時は、こちらも参考にしてください。
冬は深場と水温が安定する地域に限られる

冬は水温が下がり、アオリイカが岸近くの浅場から離れる地域が増えます。堤防から遠投しても狙う水深へ届かず、エギを替えるだけでは状況を変えにくい季節です。
暖流の影響を受ける地域や、足元から深い港、外海とつながる潮通しのよい場所では岸から狙えることもあります。ただし、全国一律に「水温が何度なら釣れる」と線を引くことはできません。海域や急な水温変化によって、同じ数字でもアオリイカの動きは変わるからです。
冬に岸から狙うなら、十分な水深があり、その地域で直近の釣果が出ていることが前提です。初めてのエギングなら秋を待ち、冬も続けたい人は、岸際から深く、エギを深場まで届けられる場所が近くにあるかを確かめます。
初めては明るい時間から始めて慣れたら朝夕を狙う
日の出前後の朝マズメと、日没前後の夕マズメは、小魚などのベイトが動き、それを追うアオリイカも狙いやすい時間帯です。短時間の釣行なら、朝夕と潮が動く時間が重なる日に、直近で釣果が出ている場所へ入ると狙いを絞れます。
ただ、初めてのエギングを暗い時間から始める必要はありません。明るければ、足元の段差やロープを避けながら、ラインが風に押される方向やエギを追うイカも目で追えます。まずは明るい時間に、エギが底へ着いた感触と、ロッドを動かしてエギを跳ね上げるシャクリを覚えましょう。慣れてから朝夕や夜へ広げる方が無理がありません。
エギを沈めて底を取り、シャクリで跳ね上げた後に、自然に沈めるフォールで食わせる流れは、こちらも参考にしてください。
夜は常夜灯の明暗、月明かり、潮が当たる場所が候補です。暗い釣り場では海面だけでなく足元も見えにくいため、初めて入る磯やテトラは避けます。
常夜灯や月明かりに合わせて夜のカラーを選ぶ場合は、こちらも参考にしてください。
朝マズメの光量に合わせて色を替える場合は、こちらも参考にしてください。
釣行日は季節・場所・時間帯の順で決める
釣行日を決める時は、いきなり潮の大きさやエギの色から考える必要はありません。次の順で絞ると、自分の地域で岸から狙える日が見えてきます。
- 初めての一杯なら秋、大型なら春を選ぶ
- 地域の直近釣果を見て、岸から釣れ始めているかを確かめる
- 藻場、潮通し、水深、足場を見て、入る場所を決める
- 初回は明るい時間、慣れたら朝夕や夜へ広げる
- 釣り場の水深とイカの大きさに合わせてエギを選ぶ
雨や風が強い日は、釣れる可能性だけで決めません。横風でラインが大きく膨らむと着底が分かりにくくなり、波が上がる場所では戻る足場も失われます。予定した日に無理をせず、風裏の堤防へ替えるか日を改めます。
季節が決まった後に、イカの大きさや水深から号数と沈下速度を選ぶ場合は、こちらも参考にしてください。
初めてなら秋、大型なら春を選ぶ
初めて岸からアオリイカを狙うなら、9〜10月の秋を基準にします。浅場へ入る小型を明るい時間に探せるため、エギを投げて沈め、ロッドで跳ね上げてから再び沈めて待つ流れを覚えやすい季節です。
数より大型を狙うなら春。藻場へ接岸する時期は地域によってずれるので、暦だけでなく直近の釣果と海の状態を見て出かけます。
夏と冬にも釣れる地域はありますが、岸から届く深さと水温が安定する場所が必要です。**秋か春かを決め、次に場所、最後に時間帯を合わせる。**この順番なら、自分の地域のシーズンが全国の目安とずれていても釣行日を選べます。
季節と釣り場が決まった後に、ロッドやリール、ラインなど最初の道具をそろえる場合は、こちらも参考にしてください。








