エギングのシャクリ方を紹介!フォール・底取り・アタリまでの基本を解説

2026年08月08日

エギングのシャクリ方を紹介!フォール・底取り・アタリまでの基本を解説

シャクった直後に、エギがどこにあるのか分からなくなる。次の動作を急いでしまい、フォールの途中でイカが抱いていたことにも気づけない。エギングを始めたばかりの頃は、こうした場面が珍しくありません。

エギングは、エギを動かすだけの釣りではなく、沈める時間と止める時間を作ってイカに抱かせる釣りです。着水後にラインを整え、底を確認してからシャクる。動かしたあとは、エギが落ちる向きとラインの変化を見ながら待つ。この順番が分かると、力任せにシャクる時間が減っていきます。

堤防で最初に覚えたいのは、キャストから着底、シャクリ、フォール、アタリ、アワセまでの一連の流れです。ロッドやラインの選び方から知りたい方は、エギングの始め方と最初の一式も参考にしてください。

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この記事で分かること

  • 着水後にラインを整え、底を取る手順
  • 一段・二段シャクリとショートジャークの使い分け
  • フリーフォールとテンションフォールの違い
  • フォール中に出るラインと手元のアタリ
  • 反応がない時に直す順番

シャクリの前にエギを底へ届ける

キャストしたエギは、いきなりシャクらず、まず狙った層まで沈めます。堤防の外側では海底まで、海藻が広がる藻場では根掛かりを避けるため藻の上まで沈めるのが基本です。

着水したら、キャスト後にたるんだ余分なライン(糸ふけ)を少し巻き取ります。ラインが風にあおられたままだと、エギの沈下が分からず、シャクリの力も伝わりません。竿先を水面へ近づけ、ラインが水面に軽くたるむ程度を保ちながらエギを沈めます。

エギを海底へ沈めるイメージ

ラインが止まり、ふっとたるむのが着底の合図

エギが沈んでいる間は、ラインが海へ向かって少しずつ入っていきます。その動きが止まり、ラインがふっとたるんだら、着底を判断する合図です。

波や風が強い日はラインが揺れるため、着水から「1、2、3」と秒数を数えるカウントも使います。同じ場所へ投げて沈む時間を比べると、潮が動いた時にどれくらい差が出るかも分かります。

PEラインとリーダーの結び方から確認したい方は、エギング仕掛けと結束方法も参考にしてください。

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シャクリはエギを底から跳ね上げる操作

着底したら、まず余分な糸を軽く巻き取ります。ラインをピンと張ったまま竿を上げるとエギを底で引きずり、根掛かりしやすくなるためです。

最初は竿先を軽く持ち上げてエギを底から離し、そのあとに手首で短く跳ね上げます。いきなりロッドを大きく振り抜かず、手元にエギの重さが返ってくる範囲から少しずつ強くすると、シャクリ過ぎを防げます。

一段・二段シャクリは水深と移動距離で選ぶ

一段シャクリは、エギを一度だけ跳ね上げて、その場に近い位置へ落とす動かし方です。浅場や藻の際で移動距離を抑えやすいため、初心者はまず一段シャクリから始めるとエギの動きをつかみやすくなります。

二段シャクリは、二回続けてエギを跳ね上げる動かし方です。沖の広い範囲を探る時や、活性の高いイカへ存在を知らせたい時に出番があります。ただし、浅場で強く続けるとエギが水面へ出やすくなるので、シャクリの幅を小さくします。

ショートジャークは、ロッドを小さく動かしながらエギを横へ滑らせる操作です。潮が緩く、イカの反応が鈍い時や、底付近を長く通したい場面で使います。

手首の返しやロッドを止める位置は、文章だけでは動きをつかみにくい部分です。次の実演動画では、シャクリの幅とロッドを動かしたあとの待ち方が分かります。

フォールでエギを抱かせる時間を作る

シャクリでイカへエギの存在を知らせたら、すぐ次のシャクリへ移らず、エギを沈めます。イカが抱くのは、エギが動いている瞬間より、動きを止めて落ちている時間が中心です。

フリーフォールは広く探り、テンションフォールは変化を取る

ラインを送りながらエギを自由に落とすのがフリーフォールです。エギが潮に乗って自然に沈みやすく、沖の広い範囲を探る時に使います。水面から海へ入っていくラインを目で追い、横へ走る、途中で止まるといった変化を見ます。

ラインを張らず緩めずに保ち、エギの重さを竿先で感じながら落とすのがテンションフォールです。風がある日や、着底までの変化を手元で取りたい時に向きます。張り過ぎるとエギが手前へ寄り、緩め過ぎるとアタリが伝わりにくくなるため、竿先を動かさずにラインの角度だけを整えます。

フォールでは、ラインを完全に緩めるのか、わずかに張りを残すのかでエギの沈み方が変わります。次の実演動画を見ると、フリーフォールとテンションフォールのライン操作を比べやすくなります。

フォール中のアタリはラインの変化から見つける

アタリは、手元へ強く伝わるとは限りません。ラインが急に走る、張っていたラインがふっと緩む、沈んでいたラインが途中で止まるなど、普段と違う変化として出ます。

フリーフォールでは、ラインが横へ動く、止まる、急に張るといった変化を見ます。テンションフォールでは、竿先の重さが抜ける、逆に小さく引き込まれるといった違和感が手元へ返ります。

違和感が出たら糸ふけを巻き、竿を立てて合わせる

アタリか迷った時は、まず糸ふけを素早く巻き取ります。ラインがたるんだまま竿を大きく振ると、アワセが遅れてエギ後端の針(カンナ)が掛かりにくくなるためです。

糸が張ったら、竿を立てて一定の力で合わせます。強く引き抜くのではなく、エギを抱いたイカへカンナをしっかり掛けるイメージです。掛かったあとは、強く引かれた時に糸を送り出すドラグを使い、無理に巻かないようにします。ドラグの強さまで見直す時は、エギングのドラグ設定も参考にしてください。

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一投の流れを堤防で組み立てる

最初の数投は、釣果を急がずエギの位置を把握します。

  1. 着水後に糸ふけを取り、ラインを海へ向ける
  2. 沈む時間を数え、ラインが止まる位置を覚える
  3. 着底したらエギを海底から少し離し、一段か二段シャクリを入れる
  4. 竿先を止め、フリーフォールかテンションフォールで待つ
  5. ラインの変化があれば糸ふけを巻き、竿を立てて合わせる
  6. 反応がなければ、シャクリ幅・フォールの長さ・投げる方向を一つだけ変える

足元まで戻ってきたら、回収を急がずエギを見える位置まで寄せます。後ろから追ってきたイカが、止めたエギへ抱くこともあるためです。

反応がない時は動かし方を一度に変えない

何度投げても釣れない時に、シャクリ、エギ、カラー、投げる方向を一度に変えると、何が効いたのか分からなくなります。

まずは、底まで沈められているかを確認します。着底が曖昧なら、エギを軽くするより、ラインの出し方と沈む時間を見直します。

底が取れているのに追ってくるだけなら、シャクリの幅を小さくしてフォールを長くします。ただ巻きへ切り替える場面は、エギングのただ巻きの使いどころも参考にしてください。

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秋イカで急に反応がなくなった場合は、強く動かしすぎてイカを散らしていないか、エギが狙った層より上を通っていないかを先に見ます。秋イカが釣れない時の直し方も参考にしてください。

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一連の流れが分かればシャクリの強さも決めやすい

エギングの基本は、着水、底取り、シャクリ、フォール、アタリ、アワセの順番です。シャクリだけを強くしても、フォールが短ければイカを抱かせる時間が足りません。

最初は一段シャクリとテンションフォールを基準に、ラインの動きを見ながら操作します。底が分かるようになり、イカが追う層も見えてきたら、二段シャクリやフリーフォールを加え、釣り場の深さや潮に合わせて使い分けます。