魚締めハサミの選び方を解説!エラ切り・血抜きに使う5製品を紹介
2026年10月05日

アジやサバを釣り場で下処理するとき、ナイフではエラに刃を入れにくく、切るのに手間がかかることがあります。
魚締めハサミは、釣り場で魚を締める、エラを切る、血抜きの入口を作る、といった下処理を進めるための専用ハサミです。
エラなど切りたい部位を刃の間に挟んで切れるので、釣り場で下処理を済ませたい人におすすめです。ただし、ハサミも刃先は鋭いため、魚を押さえる手を刃の延長線上に置かず、持ち運ぶときは刃先を覆いましょう。
この記事では、魚締めハサミが必要になる場面、選び方、おすすめ5本を紹介します。小型魚のエラ切り用を探す人も、青物の下処理に使いたい人も、切る部位と洗浄方法に合う1本を見つけられるでしょう。
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この記事で分かること
- 魚締めハサミが必要になる場面
- おすすめ5本の違い
- 分解式と厚刃モデルの使い分け
- 最初の1本をどこから選ぶか
目次
魚締めハサミの選び方

魚締めハサミは、分解できるか、刃の強さがどこまで要るか、長さが手に合うかで選びます。
アジやサバのエラを切る道具と、大きい魚の下処理まで行う道具では、必要な刃の長さや握りが違います。全長だけでなく、実際に切る刃の長さも合わせるとよいでしょう。
分解
血や塩が付くなら、刃の重なりまで洗える分解式
刃の強さ
エラ切りだけか、骨まで切るかを先に分ける
長さ
小型魚のエラ切り用と、大きい魚の下処理用を分ける
長い刃を選ぶことと、硬い部位を切るために厚刃を選ぶことは別です。大きなハサミを1本持てば、どの魚も同じように処理できるわけではありません。
魚締めハサミおすすめ5選
エラ切りだけなら、刃の長さと洗浄方法を優先するとよいでしょう。大きい魚の下処理まで行う場合は長い刃と大きい握り、骨やトゲを局所的に切る場合は根元の刃や厚刃が役立ちます。釣った魚のサイズも記録したいなら、スマホ計測に対応する多機能型という選び方もあります。
| 商品 | 詳細 | 全長・寸法 | 刃の特徴 | 分解洗浄 | こんな人に |
|---|---|---|---|---|---|
バンノウハサミ CT-524P | 詳細を見る | 全長195mm | 3mm厚・ギザ刃 フッ素加工 | 非分解式 | エラ切り・ヒレの処理が中心 |
魚鋏 分解式 PX435L(L) | 詳細を見る | 全長250mm 約130g | 刃長110mm・2.3mm厚 カーブ刃 | 分解式 | 大きい魚の下処理と分解洗浄 |
計測マルチハサミ YQ-880 | 詳細を見る | 約185×60×22mm 約190g | 締めツノ・ウロコ取り フッ素加工 | 分解式 | 下処理に加えてスマホで魚のサイズを記録 |
セパレータブル フィッシュシザーズ | 詳細を見る | 全長・自重は未確認 | 上刃約65mm・下刃約55mm セレーション・根元U字刃 | 分解式 | エラやヒレと、根元の刃で切る硬い部位 |
ヤイバ魚絞め メガシザース YSC-5 | 詳細を見る | 215×110×10mm 170g | 刃渡り50mm・3mm厚 片刃ギザロック | 非分解式 | 青物のエラや骨を短い厚刃で切る |
全長・寸法と刃の長さは異なります。プロックスはLサイズを掲載しており、全長175mmのMとは大きさが違います。
エラ切りや下処理に使うモデル
シマノ バンノウハサミ CT-524P
- ギザ刃で滑る部位を捉える
- 3mm厚のステンレスブレード
- フッ素加工で刃の錆を抑える
バンノウハサミは、釣った魚のエラやヒレを切るためのハサミです。3mm厚のステンレスブレードにギザ刃を備え、滑る部位を刃の間で捉えて切れるのが特徴。全長195mmで、エラ切りを中心に使いたい人におすすめです。
刃にはフッ素加工が施されていますが、分解洗浄を前提とした構造ではありません。使用後は刃の重なりにも真水を通して汚れを落とし、乾かしてからしまいましょう。
詳しいスペックを見る
- 品番
- CT-524P
- 全長
- 195mm
- 刃厚
- 3mm
- 刃
- ギザ刃
- 素材
- フッ素加工済みステンレス
- 洗浄構造
- 非分解式
- 用途
- エラ切り、ヒレの処理
プロックス 魚鋏 分解式 PX435L
- 刃長110mmで大きい魚の処理に対応
- 大型ソフトグリップで握り込める
- 分解して刃の重なりまで洗える
魚鋏Lは、大きい魚の下処理に使う分解式のハサミです。全長250mm・刃長110mmの大きさに、大型ソフトグリップを組み合わせています。短いハサミでは刃の長さや握りが足りないと感じる人なら、こちらを選ぶとよいでしょう。
2.3mm厚のカーブ刃で切る部位を捉え、使用後は刃を分解して血や塩を洗い流せます。一方、約130gあるため、アジなど小型魚だけに使うなら大きめです。購入前に、手の大きさと道具箱に収まる長さにも合わせましょう。
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- 品番
- PX435L
- サイズ
- L
- 全長
- 250mm
- 刃長
- 110mm
- 自重
- 約130g
- 刃厚
- 2.3mm
- 構造
- 分解式
- 刃の素材
- SUS420J2ステンレス刃物鋼
- グリップ
- 大型ソフトグリップ
- 別サイズ
- M(PX435M)175mm、約50g
- 用途
- 大きい魚の下処理、エラ切り
分解洗浄に加えて、計測や切る部位で選ぶモデル
ハピソン 計測マルチハサミ YQ-880
- 締めツノとハサミを1本に集約
- 計測マーカーをスマホ撮影に使える
- 分解して下処理後の汚れを洗える
計測マルチハサミは、締めツノ、ハサミ、ウロコ取り、内臓かき出しを備えた下処理用の道具です。ピックとハサミを別々に持ち歩く代わりに1本へまとめられるので、釣った魚を持ち帰る準備に複数の道具を使っている人におすすめです。
計測は、ハサミのマーカーと魚をスマホの「釣り計測アプリ」で一緒に撮影する方式。魚のサイズを写真とともに記録したいときに役立ちます。約185mmでも重さは約190gあるため、エラを切るだけなら計測や締めツノまで必要かを考えるとよいでしょう。分解して洗えるので、刃の間に付いた血やぬめりも落とせます。
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- 品番
- YQ-880
- 寸法
- 約185×60×22mm
- 自重
- 約190g
- 構造
- 分解洗浄式
- 加工
- フッ素加工
- 機能
- 締めツノ、ハサミ、ウロコ取り、内臓かき出し
- 計測
- 計測マーカーとスマホの釣り計測アプリを併用
- 付属品
- カバー、予備ばね
ジャッカル セパレータブル フィッシュシザーズ
- セレーション刃で滑る部位を捉える
- 根元のU字刃で硬い部位を切る
- 刃を外して接合部まで洗える
セパレータブル フィッシュシザーズは、切る部位に応じて刃を使い分けられる分解式の魚用ハサミです。エラやヒレには滑りを抑えるセレーション刃、骨やトゲには根元のU字刃を使う構造で、刃先だけに力をかけずに下処理できます。上刃約65mm・下刃約55mmなので、長い刃で広く切るよりも、切りたい部位を捉える使い方に合うでしょう。
使用後は接合部から刃を外して洗えます。また、カシメの位置を変えると片方の刃を伸ばせて、餌のパッケージ開封にも使えます。保管するときはカシメをブレード側に戻し、刃先をずらしたままにしないようにしましょう。
詳しいスペックを見る
- 商品名
- セパレータブル フィッシュシザーズ
- 構造
- 分解式
- 刃長
- 上刃約65mm、下刃約55mm
- 刃
- セレーション加工ブレード、根元U字刃
- 加工
- フッ素加工
- 特徴
- カシメ位置変更
- 全長・自重
- 未確認
- 用途
- エラやヒレの処理、根元刃での硬い部位の切断
青物のエラや骨に使う厚刃モデル
ささめ針 ヤイバ魚絞めメガシザース YSC-5
- 刃厚3mm・刃渡り50mmのブレード
- 片刃ギザロックで滑る部位を捉える
- アシストバネで刃を開く動作を補助
ヤイバ魚絞めメガシザースは、青物などのエラや骨を切るための厚刃ハサミです。刃渡りは50mmと短く、3mm厚のブレードと大きい握りを組み合わせて、狙った部位に力をかける構造。片刃ギザロックで魚の身や骨の滑りを抑えるため、長い刃よりも局所的な切断力を重視する人におすすめです。
アシストバネが刃を開く動作を補助するので、握って切り、開いて次の部位を挟む動作を続けられます。寸法は215×110×10mm、重さ170g。小型魚のエラ切り専用としては大きく、薄く切り分けたり三枚におろしたりする包丁の代わりではありません。
詳しいスペックを見る
- 品番
- YSC-5
- 寸法
- 215×110×10mm
- 自重
- 170g
- 刃厚
- 3mm
- 刃渡り
- 50mm
- 刃
- 片刃ギザロック
- 素材
- 電解研磨ステンレス鋼
- グリップ
- アシストバネ付き
- 用途
- 青物などのエラや骨の切断
魚締めハサミは、釣る魚と釣り場で行う下処理に合わせる

アジやサバのエラを切って持ち帰るなら、小さめのハサミでも下処理に使えます。一方、大きな魚を処理するなら長い刃と大きい握り、骨やトゲも切るなら厚刃や根元の切断刃が役立ちます。魚の大きさに加えて、釣り場でどこまで処理するかに合わせるとよいでしょう。
アジやサバのエラ切り用には、小さめのハサミがよい
エラだけを切るなら、魚全体を切り分けるような長い刃は必要ありません。プロックス魚鋏には、紹介したLサイズのほかに、全長175mm・約50gのM(PX435M)があります。刃の長さは上60mm・下55mmで、小型魚のエラ付近に刃を入れて処理したい人には、Mサイズがよいでしょう。
大きい魚にも使うなら、刃長110mm・大型グリップのL(PX435L)という選択があります。ただし、全長250mm・約130gとMより大きく重いため、アジやサバのエラ切りが中心なら、短く軽いMを選ぶのがおすすめです。
血やぬめりを刃の内側まで洗うなら、分解式がよい
魚を何匹も処理したあとは、刃の表面だけでなく、重なった刃の内側や接合部にも血やぬめりが付きます。水を流すだけでは落としにくい汚れまで直接洗いたいなら、プロックス魚鋏、ジャッカル、ハピソンの分解式がよいでしょう。刃を外せるので、重なっていた面にも手が届きます。
分解できないハサミを使っている場合も、エラ切りのために必ず買い替える必要はありません。刃を開き、接合部にも真水を通して汚れを落とし、十分に乾かしてからしまいましょう。錆を抑える加工があっても、使用後の洗浄と乾燥は必要です。
骨やトゲも切るなら、厚刃や根元の切断刃を選ぶ
エラに加えて骨やトゲも切りたいなら、硬い部位を挟むための刃を備えたものがよいでしょう。ジャッカルは根元のU字刃で骨やトゲを捉える構造。青物の下処理にも使うYSC-5は、3mm厚・刃渡り50mmの刃と大きい握りを組み合わせ、狙った部位に力をかけるハサミです。長い刃があることと、硬い部位を切るための構造があることは別なので、全長だけで選ばないのがポイントです。
魚種や骨の太さによっては、厚刃でも切れない部位があります。握り込んでも切れないときはハサミをねじらず、その部位を切れる道具へ替えましょう。身を薄く切ったり三枚におろしたりする作業は包丁に任せ、ハサミはエラやヒレなどの下処理に使うとよいでしょう。
魚締めハサミは分解できるかと刃の強さで決める
魚締めハサミは、処理する魚と切る部位に合う刃を選び、使用後の洗浄まで考えるとよいでしょう。血や塩が付く場面では、刃の内側まで洗える分解式が役立ちます。
小型魚のエラ切りには小さめの握りと刃、大きい魚の下処理には長い刃や大型グリップという違いがあります。硬い部位を切るなら厚刃や根元の刃も選ぶ理由になりますが、どんな骨でも切れるわけではありません。
堤防でアジのエラを切って持ち帰るのか、青物の硬い部位まで処理するのか。釣り場で行う作業に合う大きさと刃を選ぶことが、使う1本を決める目安になります。









