太刀魚用電気ウキはどれがいい?号数・色・自立式の選び方を解説

2026年08月10日

太刀魚用電気ウキはどれがいい?号数・色・自立式の選び方を解説

夜の堤防でタチウオを狙うと、海面には赤や緑の光がいくつも並びます。その光が少し沈み、横へ走り、やがて見えなくなる。電気ウキは、暗い海の中で起きている変化を釣り人へ伝える大切な目印です。

選ぶ基準は、号数だけではない。売り場には2号・3号・5号が並び、自立式や非自立式、発光色の違いまであり、数字が大きいほどよいとは限りません。普段通う釣り場の距離や風、合わせる仕掛けから選ぶのが基本です。

初めて1本を選ぶなら、3号の細身の棒型を基準にする。 港内の近距離なら2号、強い風の中で沖を狙うなら5号、遠投時の姿勢を安定させたい場合は自立式、周囲のウキと色が重なる場合は白色発光が候補になります。

この記事で分かること

  • 太刀魚用電気ウキの2号・3号・5号の使い分け
  • 自立式と非自立式、棒型の違い
  • 赤・緑・白の発光色を選ぶ基準
  • 役割の異なる電気ウキ4商品の特徴

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タチウオ用電気ウキは3号から選ぶ

夜の堤防に置いた3号のタチウオ用電気ウキ

電気ウキに書かれた号数は、ウキが支えられるオモリの目安です。3号のウキなら3号のオモリから試し、餌や針、サルカンまで付けた状態で浮き方を見ます。

タチウオのウキ釣りでは、3号なら食い込みを損なわず、餌付きの仕掛けを沖へ投げやすくなります。 最初から何本もそろえなくても、まず3号で普段通う堤防の距離と潮へ合わせられます。

2号は港内や風の弱い日に使う

2号は3号より仕掛け全体を軽くできるため、港内の近距離や風の弱い日に使います。余分な浮力が小さく、タチウオが餌をくわえた時にはウキがゆっくり沈む前アタリまで目で追えます。

ただし、向かい風の中で沖へ投げると飛距離が伸びず、潮が速い場所では仕掛けが横へ流されます。届かないからと無理に振り切るより、3号へ上げたほうが仕掛けを狙った場所へ入れやすくなります。

3号は最初の1本に向く

3号はキビナゴやサバの切り身を付けた仕掛けを投げやすく、堤防からのタチウオ釣りで広く使える浮力です。近距離だけでなく、船が通る少し深い筋や潮目まで探りたい時にも対応できます。

迷った時は3号を選び、完成した仕掛けを足元へ入れてからオモリを調整します。 ウキの発光部が必要以上に高く出るならオモリが軽く、何もしていないのに沈みそうなら重過ぎます。

5号は強風や遠投が必要な日に使う

5号は重いオモリを合わせられるため、沖の潮目まで投げたい時や、風と潮で3号の仕掛けが押し戻される日に候補となります。ウキも大きくなるので、離れた場所から位置を追いやすいのも利点です。

一方で、港内の足元を狙う場面では浮力が余りやすく、タチウオが餌をくわえた時の抵抗も増えます。5号は3号の上位ではなく、遠投と仕掛けの安定が必要な日の交換用と考えると選びやすくなります。

自立式と非自立式は投げ方とアタリで選ぶ

堤防に並べた自立式と非自立式のタチウオ用電気ウキ

電気ウキは、何も付けなくても水面で立つ自立式と、仕掛け側のオモリが掛かってから立つ非自立式に分かれます。どちらもタチウオに使えますが、投入後の見え方が違います。

自立式は遠投時の姿勢が安定する

自立式は下部に重心があり、投げた時に姿勢が崩れにくい構造です。風の中で遠投する場面や、波でウキが倒れやすい釣り場では、着水後も発光部を見つけやすくなります。

ウキだけでも立ちますが、仕掛けへオモリを付けなくてよいわけではありません。適合オモリを基準に、餌を狙ったタナまで沈められる重さへ合わせます。

非自立式は仕掛けがなじむ動きを確かめる

非自立式は着水直後に寝た状態となり、オモリと餌が沈んでウキ止めまで届くと立ちます。投入後にウキが立たなければ、仕掛けがまだ沈んでいる、潮で流されている、途中で絡んでいるなどの変化を疑えます。

細身の棒型は前アタリの上下を読みやすい反面、強い波では発光部が見え隠れします。穏やかな港内では非自立式、遠投や波のある日は自立式と分けると、形の違いを釣り場へ生かせます。

発光色は自分のウキを追える色にする

赤、緑、白のどれを目で追えるかは、光の感じ方や周囲の明かりによって変わります。電気ウキの光はタチウオを寄せる色としてではなく、海面で自分のウキを見分け、アタリを追うための色として選びます。

  • :輪郭を明るく感じやすく、遠くへ投げたウキを追いたい時の基準
  • :常夜灯の白い反射と区別しやすく、緑のウキが多い釣り場の交換色
  • :赤や緑が並ぶ混雑した堤防で、自分のウキを見分けたい時の候補

同じ色が海面に並ぶと、隣の人のウキを自分のものと見間違えます。人気の堤防へ通うなら、普段使う色に加えて別の発光色を1本用意しておくと、投入後の位置を追いやすくなります。

電池は商品ごとに異なり、BR435を1本使うもの、2本使うもの、ボタン電池式があります。釣行前に種類と必要な本数を確認し、前回使った電池の残量は外から分からないため、予備もケースへ入れておきます。

太刀魚用電気ウキ4選を紹介

タチウオのウキ釣りは、暗い海面に浮かぶ光の動きから、仕掛けの位置やアタリを読み取る釣りです。餌をくわえた時の小さな変化から、ウキが海中へ沈み込むまでを追うため、夜でも見やすく、タチウオが違和感なく餌を引き込めるものを選びます。

堤防では3号の細身タイプを基準にし、沖へ投げる場面では姿勢が安定する自立式、周囲と発光色が重なる場所では白色発光、強風や速い潮には5号を選びます。

最初の1本ならFF-14 I LGの3号、遠投を重視するなら太刀魚魂、赤や緑のウキと区別したいならHapyson YF-8613。3号では仕掛けが安定しない日に備えるなら、5号のザ・太刀魚が合います。

画像商品号数タイプ向く条件詳細
冨士灯器 FF-14 I LG 3号冨士灯器 FF-14 I LG3号細身・非自立最初の1本詳細を見る
冨士灯器 太刀魚魂 3号冨士灯器 太刀魚魂3号自立式遠投・波詳細を見る
Hapyson YF-8613 3号Hapyson YF-86133号白色発光混雑した堤防詳細を見る
ヒロミ産業 ザ・太刀魚 5号ヒロミ産業 ザ・太刀魚5号非自立強風・遠投詳細を見る

最初の3号なら冨士灯器 FF-14 I LGを選ぶ

最初の1本

冨士灯器 FF-14 I LG 3号

冨士灯器 FF-14 I LG 3号
3号緑色LED非自立式

こんな人におすすめ

堤防のタチウオ釣りで、3号の細身の棒ウキから始めたい人

  • 仕掛けがなじむと立つ細身の棒型
  • 1本のBR435で約15時間点灯
  • タチウオの前アタリを上下の動きで追える

FF-14 I LGは、適合オモリ3号の細身の非自立式。

仕掛けがタナまで沈むと立ち上がるため、投入後になじんだかを海面で判断できます。

緑色の1点発光で、暗い海面でも発光部の位置を追えます。

ただし、釣り人の多い場所では同じ色と重なることも。

港内から船が通る少し深い筋まで、3号で探りたい人の基準となる1本です。

詳しいスペックを見る
適合オモリ
3号
高さ×最大径
283×17mm
本体質量
11.75g(電池含む)
電池
FB-03またはBR435×1本
電池寿命
約15時間

出典: 冨士灯器公式製品情報

遠投と姿勢の安定なら冨士灯器 太刀魚魂を選ぶ

自立式

冨士灯器 太刀魚魂 3号

冨士灯器 太刀魚魂 3号
3号自立式タチウオ専用

こんな人におすすめ

向かい風や波のある堤防で、3号を遠くへ投げたい人

  • 低重心の自立式で飛行姿勢が安定
  • 流線型のボディで沖の潮目を狙える
  • 3号の浮力で遠投へ対応

太刀魚魂3は、流線型のボディへ重心を持たせた自立式の専用ウキ。

着水するとすぐに立つため、向かい風の中で沖の潮目へ仕掛けを届ける場面でも発光部を早く捉えられます。

FF-14 I LGより短く太い形で、自重は21.3g。

足元の繊細な釣りではなく、波で非自立式が倒れる時や遠投時に使う1本です。

詳しいスペックを見る
適合オモリ
3号
高さ×最大径
194×26mm
本体質量
21.3g(電池含む)
電池
FB-03またはBR435×1本
電池寿命
約15時間

出典: 冨士灯器公式製品情報

白色発光で見分けるならHapyson YF-8613を選ぶ

白色発光

Hapyson 白色発光ラバートップミニウキ YF-8613

Hapyson 白色発光ラバートップミニウキ YF-8613
3号白色LED約20時間

こんな人におすすめ

赤や緑の電気ウキが多い釣り場で、自分の3号ウキを見分けたい人

  • 赤や緑と重ならない白色発光
  • 衝撃を吸収するラバートップ
  • 一晩を超える約20時間点灯

YF-8613は、白色高輝度LEDを使った3号の電気ウキ。

赤や緑の光が並ぶ堤防では、白を選ぶと自分の仕掛けを区別できます。

トップは衝撃を吸収するラバー製で、BR435を2本使用。

公表されている連続点灯時間は約20時間です。

常夜灯の白い反射と重なる場所もあるため、その時は赤や緑へ替えて自分のウキを追います。

詳しいスペックを見る
適合オモリ
3号
最大径×全長
23.5×145mm
本体質量
14g(電池含む)
電池
BR435×2本
電池寿命
約20時間

出典: Hapyson公式製品情報

強風や遠投ならヒロミ産業 ザ・太刀魚5号を選ぶ

強風・遠投

ヒロミ産業 ザ・太刀魚 5号

ヒロミ産業 ザ・太刀魚 5号
5号非自立式タチウオ・イカ向け

こんな人におすすめ

3号では仕掛けが届かない日や、速い潮へ5号のオモリを入れたい人

  • 5号のオモリを支える浮力
  • 強風時や沖を狙う仕掛けに対応
  • 3号では流される日の交換用

ザ・太刀魚5号は、3号では仕掛けが押し戻される風や、沖の船道まで投げたい日に使う非自立式。

重いオモリで狙ったタナへ仕掛けを送れます。

近距離では浮力が余り、タチウオへ与える抵抗も大きくなるため、普段から5号へ固定するのは避けたいところ。

3号では飛距離や潮へのなじみが足りない日に持ち替える交換用です。

詳しいスペックを見る
適合オモリ
5号
タイプ
非自立式
対象魚
タチウオ・イカ

出典: ヒロミ産業公式カタログ

電気ウキとオモリは足元で調整する

電気ウキとオモリを同じ号数でそろえても、餌、針、サルカン、発光体の重さが加わります。3号のウキに3号のオモリを付けた時点でぴったりなら、餌を付けると沈み過ぎることもあります。

仕掛けを組んだら、投げる前に足元へ静かに入れ、ウキが直立した時の発光部を見ます。発光部が水面へ少し出ていれば、オモリが重過ぎも軽過ぎもしない状態です。

発光部が沈み過ぎる場合は2.5号など一段軽いオモリへ替え、高く出過ぎるなら小さなガン玉を足して浮力を抑えます。

数字だけで合わせず、餌まで付けた完成仕掛けで確認します。 タチウオが餌をくわえた時に余計な浮力を感じにくくなり、ウキが沈む前の小さな変化も追いやすくなります。

仕掛けの順番や餌、タナ、合わせ方まで確認したい方は、太刀魚ウキ釣りの始め方も参考にしてください。

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最初の1本は3号、条件が変われば役割を足す

初めての電気ウキは、3号の細身の棒型から始めれば十分です。普段の堤防で飛距離が足りなければ自立式、風や潮に押されるなら5号、周囲の光と重なるなら白色発光を加えます。

大切なのは、色や商品数を増やすことではありません。3号を基準にして、今困っている条件だけを補う1本へ替えること。 その日の釣り場に合う役割が分かれば、電気ウキの変化からタチウオのアタリを落ち着いて追えるようになります。