カレイの船釣りに適したPEラインの選び方|号数・巻き量とショックリーダー不要の理由を解説
2026年07月16日
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船カレイ釣りは、30号から50号前後のオモリを船下へ落とし、底を取り直しながらカレイのアタリを待つ釣りです。
PEラインが細すぎるとオマツリした時に食い込み、太すぎると潮を受けて仕掛けが斜めに流れる。乗合船で自分だけ号数が違えば、周囲とライン角度がそろわない。
船宿の指定がある場合は、その号数を優先する。指定がなければPE1.5号〜2号を200〜300m巻く。30号中心なら1.5号、50号を使うなら2号を基準にし、ショックリーダーを挟まずPEからサルカンへ直結する。
この記事では、船カレイ釣りで使うPEラインの号数、巻き量、オモリとの組み合わせ、ショックリーダーが不要な理由を解説します。
この記事で分かること
- 船カレイ釣りで使うPEラインの号数
- 水深と高切れを見込んだ巻き量
- 30号と50号で号数を変える基準
- ショックリーダーを使わない理由
船カレイ釣りのPEラインは何号が基準になるのか
船カレイ釣りのPEラインは、1.5号〜2号が基準です。 1.5号は潮受けを抑え、2号は50号の回収負荷と底の擦れを受けます。
| 条件 | 選び方の目安 |
|---|---|
| 浅場〜中深場、30号中心 | PE1.5号で潮受けを抑える |
| 深場、潮が速い、50号を使う | PE2号で回収時の負荷を受ける |
| 乗合船 | 船宿指定の1.5号〜2号にそろえる |
細いラインは潮の抵抗を受けにくく、底取りが軽く感じやすいです。 その一方で、擦れには弱くなりやすく、オマツリしたときに食い込みやすい面もあります。
逆に、太いラインは引っ張り強度を取れる一方、潮を受けて仕掛けが斜めに流れます。 船カレイ釣りでは、潮受けと強度の中間になる1.5号〜2号を使います。
船カレイでは、強度だけを見て太くせず、底を取れる太さと周囲の号数をそろえます。 船宿指定がなければ、1.5号〜2号から選びます。
水深から逆算するとPEラインは何m必要か
船カレイ釣りでは、水深だけを見てラインの巻き量を決めると足りなくなることがあります。 理由は、仕掛けが真下に入るとは限らず、潮や船の流れで斜めに出ていく場面が多いからです。
たとえば水深50mのポイントでも、実際にはそれ以上のラインが出ることは珍しくありません。 深場や潮が動く日は、想像しているよりもラインを使います。
巻き量の目安
船カレイ釣りでは最低200m、深場や高切れまで考えるなら300m巻きます。 300m巻いておけば、高切れや傷んだ先端を切った後も、水深と潮で斜めに出る分を確保できます。
先端が傷んだ時は数メートル切り、サルカンを結び直します。 ラインの前後を反転させれば、未使用部分を先端に回せます。
200〜300m巻くと、先端を切り詰めながら同じラインを使えます。
30号と50号ではPEラインの考え方が変わる
船カレイ釣りでは、オモリの重さもライン選びに直結します。 30号を中心に使う釣りと、50号を使う釣りでは、PEラインの号数が変わります。
30号中心のとき
PE1.5号は2号より潮を受けにくく、30号のオモリを底まで落とす時間を短くできます。 浅場や潮が穏やかな日は、着底後に糸ふけを取り、底を切る動作を繰り返します。
50号を使うとき
深場や潮が速い状況で50号を使う時は、PE2号へ上げます。 PE2号なら、50号を回収する時の負荷をラインで受けられます。
オモリが重くなると、落下時や回収時、底を切る動作でもラインへかかる負荷は大きくなります。 そうした条件で細すぎるラインを使うと、回収中の高切れやオマツリ時の食い込みが起きます。
30号中心なら1.5号、50号を使うなら2号。この組み合わせを基準にします。
船カレイで使うPEライン3本
船カレイでは、30号から50号のオモリを底まで落とし、着底後もラインを出し入れします。
そのため、PE1.5号〜2号の強度に加えて、水深を追う色分けと、高切れ後も底まで届く巻き量が必要です。
船カレイに使う3本は、タナトル8、ルーツ PE×8、シーガー PE X8です。船宿指定の号数を先に確認し、200mで足りるか、300m必要かを決めます。
- 8本編みで表面が滑らか
- 10m×5色に1m・5mマーク入り
- 2号200mを船カレイへ使える
タナトル8は、10mごとの色分けと1m・5mマークが入った8本編みPE。
2号200mなら30号から50号を使う船カレイに組めて、ラインが出た長さを色とマークで読めます。
水深が200mに近い船や高切れ後の残量まで取る日は、300m巻ける別のラインを選びます。
- 8本編みの2号200m
- ライトグリーンの単色
- 最大強力35lb・15.9kg
ゴーセン ルーツ PE×8の2号200mは、ライトグリーンの単色ライン。
水深はリールカウンターで確認します。
船長がラインカラーを指定する船や、色分けで水深を読みたい釣りではマルチカラー版を選びます。
- 8本編みの2号300m
- 10mごとの5色分け
- 35lb・15.9kg表記
シーガー PE X8は、10mごとの5色分けが入った2号300m。
深場でラインが斜めに出る日や、先端を切り詰めた後も底まで届く長さを確保できます。
浅場中心で200mあれば足りる船では、リールの糸巻量に合わせて巻く長さを減らします。
船カレイ釣りでは根ズレも見落とせない
船カレイ釣りは砂地のイメージが強いですが、場所によっては貝殻や硬い底が混じるエリアもあります。 そのような釣り場では、目に見えないところでPEラインが擦れていることがあります。
PEラインは感度が高い反面、擦れに強い素材ではありません。 とくに細めのラインは、傷みが進んでも見た目で分かりにくいまま使い続けてしまうことがあります。
気を付けたい点
底を引きすぎる操作が続くと、知らないうちにラインへ負担がたまります。 釣行中に毛羽立ちやざらつきを見つけたら、傷んだ部分を切り、サルカンを結び直します。
貝殻や岩が混じる底では1.5号より2号を選び、釣行中も先端数メートルを指で触って傷を確認します。 ラインの号数は、水深とオモリだけでなく底質も含めて決めます。
海の中では、思っている以上にラインが斜めに流されます。 底質が荒い場所では、回収後に先端数メートルを確認し、傷があれば切り詰めます。
乗合船では細すぎるPEラインを避けたい
船カレイ釣りは乗合船で楽しむことが多く、自分だけの都合でラインを選びにくい場面があります。 とくに周囲と大きく違う号数を使うと、ライン角度や底取りのタイミングがずれやすくなります。
たとえば0.8号や1号のような細いPEラインは、単体で見れば使えなくはありません。 ただし、オマツリしたときに食い込みやすく、ほどきにくくなる傾向があります。
さらに、自分だけ極端に細いラインを使っていると、周囲と仕掛けの入り方が変わりやすくなり、結果としてトラブルを招きやすくなります。
乗合船では船宿指定に合わせる
船長が指定している号数を基本にしつつ、1.5号〜2号で揃えると無理が出にくいです。 船宿指定の範囲に合わせると、周囲とライン角度や底取りのタイミングをそろえられます。
乗合船では、自分が釣れるかどうかだけでなく、周囲とトラブルなく釣りを続けられるかも大事です。 指定号数から外れる時は、乗船前に船宿へ確認します。
船カレイ釣りではショックリーダーは入れなくていい
船カレイ釣りでは、PEラインからサルカンへ直結する形が基本です。 キャストの衝撃を受ける釣りではないため、ショックリーダーを入れる意味はあまり大きくありません。
陸からの投げ釣りでは、フルキャスト時の負荷を受け止めるためにリーダーが必要になります。 一方、船カレイ釣りでは真下へ落として底を取る釣りなので、その前提が異なります。
| ライン構成 | 考え方 |
|---|---|
| PEライン → サルカン → 市販仕掛け | 結び目が一つで、仕掛け交換も一箇所を結び直す |
| PEライン → リーダー → サルカン → 市販仕掛け | 結び目が二つになり、船上で結び直す箇所が増える |
リーダーを入れると結束部が増え、そのぶん結び直しや仕掛け交換で気を使う場面が増えます。 船上はスペースが限られるため、PEラインからサルカンまでの結び目を一つにします。
PEラインとサルカンの結束は、パロマーノットのように確実に結べる方法を選べば問題ありません。 結び目を一つにすると、仕掛け交換のたびに結び直す箇所も一つで済みます。
船カレイ釣りのPEラインは1.5号〜2号を200〜300m巻く
船カレイ釣りのライン設定は、PE1.5号〜2号を200〜300m巻くのが基準です。 30号中心なら1.5号、50号を使う場面があるなら2号。 船宿指定がある場合は、その号数を優先します。
まとめ
船カレイ釣りのPEラインは、船宿指定、オモリ、水深の順に決めます。
- PEラインは1.5号〜2号が基準
- 巻き量は最低200m、深場や高切れに備えるなら300m
- 30号中心なら1.5号、50号を使うなら2号
- 乗合船では周囲と大きく違う号数を避ける
- ショックリーダーは使わず、PEからサルカンへ直結で問題ない
水深、オモリ、底質、船宿指定を確認し、PEラインの号数と巻き量を決めます。 仕掛けはPEライン、サルカン、市販仕掛けの順に結びます。








