カレイの投げ釣りロッドはどう選ぶ?堤防・サーフに合う長さとオモリ負荷を解説

2026年10月07日

カレイの投げ釣りロッドはどう選ぶ?堤防・サーフに合う長さとオモリ負荷を解説

カレイの投げ釣りを始めるとき、堤防とサーフで同じ竿を使えるのか、何m・何号を選べばよいのかが気になります。兼用するなら、両方の釣り場で使うオモリに対応し、仕掛けを投げる空間に合う長さの投げ竿を選びましょう。

20~25号で近いポイントを狙うなら3.6~3.9m、25~30号で沖も探るなら4m台が長さの目安です。堤防でも潮が速ければ重いオモリが必要になるため、竿のオモリ負荷を先に合わせます。

この記事では、カレイの投げ釣りに使う竿を、長さ・オモリ負荷・持ち運びの違いとともに紹介します。釣り場で使う重さと振れる長さを押さえれば、堤防から始める人もサーフで沖を探りたい人も、自分に合う1本を見つけられるでしょう。

この記事で分かること

  • 使うオモリと狙う距離に合う竿の長さ
  • 5機種のオモリ負荷・自重・仕舞寸法の違い
  • 堤防とサーフで兼用するための条件
  • リール・道糸・竿立ての組み合わせ

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目次

カレイの投げ釣りロッドは、使うオモリの重さと狙う距離に合わせる

カレイの投げ釣りでは、仕掛けを海底に置いてアタリを待つため、潮に流されずに待てるオモリの重さに竿を合わせるのが先です。オモリが適合範囲に入り、狙う場所まで投げられる長さなら、堤防とサーフを同じ竿で受け持てます。

堤防に並べた20号・25号・30号の投げ釣り用オモリ

20~25号で近いポイントを狙うなら、3.6~3.9mを目安にする

港内の砂泥底など、岸から近い場所に仕掛けを置ける釣りなら、3.6~3.9mの投げ竿が選択肢になります。4m台より竿先を動かす範囲が小さく、エサの交換や竿立てへの掛け直しも、手元から遠くへ竿先を出しすぎずに行えます。

20号や25号を使う予定なら、竿に記されたオモリ負荷にその号数が含まれる製品を選びます。たとえば「15~25号」と「18~25号」はどちらも20号・25号を使える範囲。持っている20号のオモリから始め、潮に流されるときは適合範囲内で重くする、という使い方です。

25~30号で沖を探るなら、4m台の投げ竿を選ぶ

堤防でリールを付けた2本の投げ竿を三脚の竿立てに掛けた様子

砂浜から沖のカケアガリを狙う釣りや、堤防の外側で潮を受ける釣りには、25~30号を使える4m台の投げ竿をすすめます。4.05~4.25mを目安に、振るための空間が広く、手前の波や障害物を越して仕掛けを回収したい場所では4.50mも選択肢になるでしょう。

竿の長さがあると、回収時に竿先を上げて道糸を手前の障害物から離せます。一方、投げる距離は竿だけで決まるものではなく、使うオモリ・道糸・投げ方との組み合わせ。4.50mを選ぶ場合も、最後まで振り抜ける長さであることが大切です。

潮が速く、33~35号を使う場所では、使う号数を適合範囲に含む投げ竿を選びます。以下で紹介する5機種の上限は25号または30号。33~35号を使う場合は、その重さに対応する型番を選びましょう。

カレイの投げ釣りに使う竿を、オモリ負荷と長さで選び分ける

20~25号で近いポイントを狙うなら3m台、27号前後を使って沖も探るなら4m台の竿から選びます。4m台では、自重に加えてガイドを固定する構造と仕舞寸法が違いになるため、釣行回数や運搬方法まで含めて選ぶとよいでしょう。

掲載する竿は、縮めて持ち運べる振出式。竿立て・リール・エサも運ぶカレイ釣りでは、複数本を竿袋へまとめて持ち込めます。表のオモリ負荷は使える号数の範囲で、標準錘負荷がある製品の号数は商品ごとの説明に記載しています。

商品名画像詳細販売サイト全長オモリ負荷自重仕舞寸法選ぶ条件
ダイワ リバティクラブ サーフT 20-360・Kダイワ リバティクラブ サーフT 20-360・Kの製品画像詳細を見る3.60m15~25号330g102cm20~25号・近いポイントと取り回し
シマノ ホリデースピン 385FX-Tシマノ ホリデースピン 385FX-Tの製品画像詳細を見る3.85m18~25号340g109cm20~25号・3m台の長さ
シマノ ホリデースピン 425DX-Tシマノ ホリデースピン 425DX-Tの製品画像詳細を見る4.25m23~30号445g119cm27号前後・沖への投入と置き竿
ダイワ プライムサーフT 25-450・Wダイワ プライムサーフT 25-450・Wの製品画像詳細を見る4.50m20~30号405g104cm4.50mの長さ・104cmの収納寸法
シマノ サーフリーダー(振出)425EX-Tシマノ サーフリーダー(振出)425EX-Tの製品画像詳細を見る4.25m20~30号380g122cm25号中心・自重とガイド固定構造

ダイワ リバティクラブ サーフT 20-360・K

ダイワ リバティクラブ サーフT 20-360・K
3.60mオモリ15~25号仕舞102cm

こんな人におすすめ

20~25号で港内を狙い、3.60mの竿で取り回したい人

  • 20号・25号のオモリを使える
  • 竿立てへ掛ける3.60mの長さ
  • 濡れた手で握るラバーグリップ

リバティクラブ サーフT 20-360・Kは、港内の近いポイントを20~25号で狙う人にすすめる3.60mの投げ竿です。長さを抑えた竿なので、エサを交換して投げ直すときや、竿立てに掛けるときに竿先を動かす範囲を小さくできます。

元の部分には、カーボンテープをX状に巻いてねじれを抑えるBRAIDING Xを採用。濡れた手でも握れるラバーグリップと、リールを固定するステンレス製リールシートも備えています。エサ付けや仕掛け交換で手が濡れる置き竿の釣りに、握りと固定の機能をそろえた1本です。

使うオモリが15~25号で、長い竿より港内での投入・回収を優先したいなら、この長さを選びましょう。自重330g、仕舞寸法102cmで、竿を収納したときの長さを約1mに抑えられます。

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型番
20-360・K
全長
3.60m
継数
4本
仕舞寸法
102cm
自重
330g
先径
2.3mm
オモリ負荷
15~25号
リールシート位置
66cm
カーボン含有率
26%
継ぎ方式
振出

シマノ ホリデースピン 385FX-T

シマノ ホリデースピン 385FX-T
3.85mオモリ18~25号標準23号

こんな人におすすめ

20~25号を使い、3m台の長さで堤防の投げ釣りを始めたい人

  • 20~25号を使う堤防の投げ釣り
  • 特殊ラバーのキャスコングリップ
  • 尻栓を外して水分を抜く

ホリデースピン385FX-Tは、20~25号のオモリを使いつつ、4m未満の長さにしたい人にすすめます。全長3.85m、オモリ負荷18~25号で、標準錘負荷は23号。港内や堤防で近いポイントと少し沖を投げ分ける、最初の投げ竿として選べます。

握る部分には、形状と特殊ラバーで滑りを抑えるキャスコングリップを採用しています。エサを付け直した手で竿を握り、置き竿へ戻す釣りでも、グリップを握り込んで投入できる仕様です。ステンレス製のガイドフレームとリールシート、運搬中の穂先を保護するトップカバーも備えています。

使ったあとは尻栓を外して水分を抜き、振出竿の内側まで乾燥させられます。仕舞寸法109cm、自重340g。20~25号と3.85mを普段の釣りに合わせ、収納寸法と帰宅後の手入れも重視する人に合う1本です。

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型番
385FX-T
全長
3.85m
継数
4本
仕舞寸法
109cm
自重
340g
先径
2.2mm
オモリ負荷
18~25号
標準錘負荷
23号
リールシート位置
720mm
カーボン含有率
72.5%
継ぎ方式
振出

シマノ ホリデースピン 425DX-T

シマノ ホリデースピン 425DX-T
4.25mオモリ23~30号標準27号

こんな人におすすめ

27号前後を使い、堤防の外側やサーフで沖を探りたい人

  • 27号を中心に23~30号へ対応
  • 回収時に道糸を持ち上げる4.25m
  • 特殊ラバーのグリップを採用

27号前後のオモリで沖のポイントを狙うなら、ホリデースピン425DX-Tを選べます。標準錘負荷27号、使える範囲は23~30号。4.25mの長さを使い、投入後は竿立てに掛けてカレイのアタリを待つ釣りへ合わせる竿です。

回収時に竿先を上げると、道糸を手前の波や障害物から離す動作に長さを使えます。自重は445g。27号前後を投げたあと、竿立てに掛けて待つ使い方を中心に選ぶ1本です。

特殊ラバーのキャスコングリップが握りの滑りを抑え、取り外せる尻栓は洗浄後の水抜きや乾燥に役立ちます。仕舞寸法119cmが竿袋や車内に合い、釣り場で4.25mを振れるなら、サーフと堤防の外側を受け持つ1本になります。

詳しいスペックを見る
型番
425DX-T
全長
4.25m
継数
4本
仕舞寸法
119cm
自重
445g
先径
2.4mm
オモリ負荷
23~30号
標準錘負荷
27号
リールシート位置
820mm
カーボン含有率
77.4%
継ぎ方式
振出

ダイワ プライムサーフT 25-450・W

ダイワ プライムサーフT 25-450・W
4.50mオモリ20~30号仕舞104cm

こんな人におすすめ

4.50mの長さと、仕舞寸法104cmの持ち運びを両立したい人

  • 4.50mを5本継で104cmへ収納
  • ガイドの回転を抑える固定構造
  • 通常位置のリールシートを採用

長い投げ竿を選びつつ、運ぶときの寸法を1mほどに抑えたいなら、プライムサーフT25-450・Wをすすめます。全長4.50mですが、5本継の振出式なので仕舞寸法は104cm。サーフで竿の長さを使って道糸を持ち上げ、行き帰りは短く収納する使い方を受け持ちます。

ガイドと竿の固定部分に細かな凹凸を設けたファインピッチガイドロックが、キャスト時のガイドの回転を抑えます。伸ばした竿のガイドを一直線にそろえた状態を支える構造で、投げ直しがある置き竿の釣りにも役立ちます。素材には樹脂量を抑え、カーボン繊維の密度を高めたHVFカーボンを採用しています。

自重405g、オモリ負荷20~30号。リールシートは竿尻から80cmの通常位置の仕様です。4.50mを振る空間がある釣り場で、長さと運搬の寸法をどちらも重視する人に選んでほしい1本です。

詳しいスペックを見る
型番
25-450・W
全長
4.50m
継数
5本
仕舞寸法
104cm
自重
405g
先径
2.0mm
オモリ負荷
20~30号
リールシート位置
80cm
カーボン含有率
92%
継ぎ方式
振出

シマノ サーフリーダー(振出)425EX-T

シマノ サーフリーダー(振出)425EX-T
4.25mオモリ20~30号自重380g

こんな人におすすめ

25号を中心に使い、4.25mの自重とガイド固定構造に予算をかけたい人

  • 4.25m・380gの振出投げ竿
  • X状の補強でねじれを抑制
  • 遊動ガイドの固定部分を強化

4.25mの長さを使いながら、自重とキャスト時のガイド固定にも予算をかけたいなら、サーフリーダー425EX-Tをすすめます。自重380g、標準錘負荷25号で、オモリ負荷は20~30号。サーフや広い堤防で、25号を中心に遠近へ仕掛けを投げ分ける人へ選んでほしい竿です。

ハイパワーXは、カーボンテープをX状に巻いてキャストや魚の回収時のねじれを抑える補強です。この補強に加え、遊動ガイドの固定部分を肉厚にしたトータルガイドホールドシステムで、投入時にガイドへかかる力を受けます。

振出用誘導型Kガイドと、特殊ラバーのキャスコングリップも搭載。適合オモリと長さを合わせたうえで、竿本体の補強・ガイド周りを含めて選ぶ1本です。仕舞寸法は122cmなので、運搬用の竿袋はこの長さが収まるものを合わせます。

詳しいスペックを見る
型番
425EX-T
全長
4.25m
継数
4本
仕舞寸法
122cm
自重
380g
先径
2.5mm
オモリ負荷
20~30号
標準錘負荷
25号
リールシート位置
800mm
カーボン含有率
99.8%
継ぎ方式
振出

堤防とサーフで兼用するなら、振れる長さと持ち運ぶ寸法を合わせる

同じ投げ竿を兼用するなら、よく使うオモリが適合範囲に入ったうえで、どちらの釣り場でも振れる長さを選びます。3m台は近いポイントと取り回し、4m台は沖への投入や道糸を持ち上げる動作を優先する選び方です。

砂浜で2本の投げ竿を竿立てに掛けてアタリを待つ様子

4.25mを使う前に、竿と仕掛けを振る後方の空間を確保する

兼用で4.25mの竿を使うなら、堤防側でも竿と垂らした仕掛けを振る空間が必要です。背後の通路、柵、他の釣り人との距離を確保して投げる場所を決めましょう。堤防とサーフの両方で使う人は、どちらの釣り場でも、竿と垂らした仕掛けを周囲に接触させずに振れる長さを選びます。

普段通う堤防の後方が狭く、近いポイントを狙うことが多いなら3.6~3.9mを優先します。逆に広い堤防とサーフで沖を探るなら4.05~4.25mを目安にする、と釣行回数の多い場所へ合わせると、1本の使い道を決められます。

4.50mの竿でも、仕舞寸法は1m台前半の製品を選べる

竿袋や車の荷室に合わせるのは、伸ばした全長ではなく、縮めた仕舞寸法です。今回の製品では、4.50mのプライムサーフが104cm、4.25mのホリデースピンが119cm、同じ4.25mのサーフリーダーが122cm。継数によって、全長が長い竿でも短く収納できます。

複数の竿を持って置き竿の釣りをする場合は、竿袋の内寸と本数まで合わせましょう。竿の全長で投入・回収の動作を選び、仕舞寸法で行き帰りの運び方を選ぶと、釣り場と移動手段の両方へ合わせられます。

リールと道糸を合わせ、竿立てでカレイのアタリを待つ

海へ向けた投げ竿の穂先

投げ竿に組み合わせるリールは、使う道糸を必要な長さまで巻けるものを選びます。狙う距離まで投げたあとも糸が残り、仕掛けを回収できる糸巻量が必要です。竿の長さだけで番手を決めず、道糸の号数と巻く長さへ合わせましょう。

カレイの投げ釣りに使うリールの番手と糸巻量は、リール選びの記事を参考にしてください。

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重いオモリを投げると、指で押さえた糸と竿先の間に大きな負荷がかかります。道糸より太い力糸を先端へつなぎ、使うオモリに対応する強さの糸でキャスト時の負荷を受けるのが投げ釣りの組み合わせです。

ナイロン・PEの号数と力糸の組み合わせを詳しく選ぶ場合は、カレイ用道糸の記事を参考にしてください。

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投入後は竿立てに竿を掛け、穂先の動きや道糸のたるみの変化でアタリを待ちます。複数本を使うときは投げる方向と距離をずらし、隣の仕掛けと道糸が重ならない配置にすると、それぞれの竿で異なる場所を探れます。

カレイの投げ釣りは、使うオモリと振れる長さに合う竿で始める

カレイ用の投げ竿は、仕掛けを底に置けるオモリの号数を決め、狙う距離と振れる空間に合う長さを選びます。20~25号で近いポイントを狙うなら3.6~3.9m、25~30号で沖も探るなら4m台を目安にすると、堤防とサーフで使う1本を絞れるでしょう。

明るい堤防で釣り上げたカレイと道糸のアップ

持ち運ぶ寸法とリール・道糸まで合えば、釣り場へ一式を持ち出せます。手前と沖に仕掛けを投げ分け、竿立てに掛けた竿の穂先でアタリを捉えるために、使うオモリと振れる長さに合う竿を選びましょう。