カットウフグのエサは何を使う?赤エビ・アオヤギの付け方と準備を解説
2026年09月09日

カットウフグのエサは、フグを仕掛けの近くへ寄せ、掛け針のそばで食わせるためのものです。
回収すると身がほとんどない、付けたはずのエビが針の先へずれている。
そんな状態のままでは、次に落としてもエサを十分に食わせられません。
初めてなら、乗る船で使うアオヤギや赤エビを、船宿がすすめる仕掛けに合わせて用意しましょう。
同じエビでも、大きなエサ針へ付ける場合と小さなチラシ針へ付ける場合では切り方が変わり、釣り始めてからは身の残り方で付け直すタイミングを決めます。
この記事で分かること
- アオヤギ・赤エビの用意とエサ針による違い
- エサ付けや仕掛けを学べる動画
- 船上での保管と付け直しの目安
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カットウフグのエサは、船で使うアオヤギ・赤エビから用意する

最初の釣行は、船で使い慣れたエサと仕掛けの組み合わせから始めるのがおすすめです。
アオヤギを付ける船もあれば、アルゼンチン赤エビなどのエビを使う船もあり、「カットウならこのエサ」と全国共通には決められません。
予約時に聞くのは、使うエサの種類、支給や販売の有無、持参する場合の量の目安です。
船で用意されるなら、それを使う前提で準備すれば、エサだけ別に買って余らせずに済みます。
ただし、下にぶら下がるカットウ針には何も付けません。
エサを留める針とフグを掛ける針を分け、掛け針へ身が絡んでいない状態で投入します。
完成仕掛けのエサ針や掛け針の違いを比べるなら、カットウフグ仕掛けの記事を参考にしてください。
アオヤギはワタだけで留めず、硬いベロにも針を通す

アオヤギは、柔らかいワタと硬いベロの両方へ針を通し、エサ針から抜け落ちないように付けます。
ワタの部分だけを浅く引っ掛けると、付けた身が外れやすくなるため、硬い部分にも針が通っていることが大切です。
大きいエサ針には複数のむき身を付ける方法がありますが、同じ個数でも貝の大きさが違えば、針に付く量も変わります。
個数をそろえるより、使う針に対してどのくらい付けるかを船上で教わるほうが確実です。
付け直す際は、柔らかい部分が食われ、硬いベロだけが何個も残っていないかが目安になります。
針に何か残っていても、それが付けた直後と同じ状態とは限りません。
外房の仕掛けとエサ付けを映像でつかむなら、三石忍さんが解説する、つり情報チャンネルの「let’sしのムービー!Part01【タックル&エサ付け】」が参考になります。
動画:つり情報チャンネル 「let’sしのムービー!Part01【タックル&エサ付け】」
動画の仕掛けと手元の針の形が違う場合は、同じ付け方を無理に当てはめず、乗る船の方法に合わせてください。
赤エビは大きいエサ針とチラシ針で身の大きさを替える

アルゼンチン赤エビは、大きいエサ針へ付ける方法と、小さく切って複数のエサ針へ付ける方法があります。
先に全部を細かく切ってしまうと、大きいエサ針へ付ける身がなくなるので、下処理は使う仕掛けを決めてからです。
大きいエサ針では身がずり落ちない位置で留める
頭を外した赤エビの身を、大きいエサ針へ付ける仕掛けでは、尾側の殻の一部を利用して留める方法があります。
柔らかい身の端だけで支えるのではなく、針の軸に沿って身を付け、投入前にずり落ちていないかを確かめましょう。
残す殻の範囲や刺し返す位置は、針の長さや形に合わせる必要があります。
船のエサ付けの実演と同じ形で用意し、殻を全部むくかどうかも、それを見てから決めると手直しが減ります。
チラシ針はそれぞれの小さい針に合う大きさへ切る
チラシ針は、エサを付ける小さな針が複数ある仕掛けです。
大きいエサ針へ付けるときの身をそのまま載せず、それぞれの針で留められる大きさへ切って付けます。
身が大きすぎて針から長く垂れているなら、まず大きさと付けた位置を直したいところです。
オーナーばり公式チャンネルの「【製品紹介】ふぐカットウの基本 / ダブルクローカットウ一角ふぐチラシ」では、仕掛けの違いを映像で比べられます。
動画:オーナーばり公式チャンネル 「ふぐカットウの基本 / ダブルクローカットウ一角ふぐチラシ」
針の形が違えばエサの付け方も変わるため、動画で紹介された仕掛けを買い足すことより、持っている仕掛けがどちらの形かを押さえることが先です。
持参するエサは小分けにし、船上では使う分だけ取り出す
エサを持参するなら、予備を入れる保冷容器と、手元で使う小さな容器を分けておくと、全部を日なたへ出しっぱなしにせずに済みます。
使う分だけ取り出し、予備はふたを閉めたクーラーへ戻しましょう。
冷凍エサは製品の保存表示に従い、身を切ったり針へ付けたりできる状態で使います。
ハサミ、エサを入れる容器、手を拭くタオルも用意しておくと、釣れ始めた時間に道具を探さず付け直せます。
一日分の量は、釣行時間やエサを取られる速さ、船上で追加購入できるかで変わります。
「赤エビを何匹」と一律に決めず、予約した船の目安を基準に、追加できない場合の予備まで用意するのが現実的です。
最初から塩締めや添加剤を何種類も組み合わせる必要はありません。
まずは船で使う状態のエサを針へ留め、途中で身が崩れたり落ちたりするなら、付け方やエサの状態を船長に見てもらいましょう。
身がなくなったら付け直し、エサが残るなら底の取り方も見直す

仕掛けを回収したときは、エサが残っているかだけでなく、どの部分が残ったかで次の一投を決めます。
アオヤギの硬い部分ばかりになったら新しいむき身を補い、古い身が針をふさいでいるなら外して付け直します。
赤エビも、身がほとんどなくなったり、針からずれて垂れ下がったりしていたら、そのまま落とさず直しましょう。
一方、付けた形のまま戻るなら、エサの種類を替える前に、仕掛けが狙う底付近へ届いているかも見直したいところです。
エサが減る場合と、ほとんど触られていない場合では、先に変えるものが違います。
底の取り直しや穂先に出る変化への合わせ方は、カットウフグの釣り方の記事を参考にしてください。
カットウフグのエサは船の針に合わせ、食われた部分を補いながら使う
カットウフグのエサは、乗る船で使うアオヤギや赤エビを用意し、その仕掛けのエサ針に合う大きさと付け方で使うのが基本です。
アオヤギは硬い部分にも針を通して留め、赤エビは大きいエサ針かチラシ針かで下処理を変えます。
船上では予備を保冷し、回収するたびに身の残り方を見て補充や付け直しを行いましょう。
エサの種類を増やすより、船の仕掛けに合うエサを、フグが食える状態で繰り返し届けることが大切です。



