キハダキャスティングルアーの選び方|サイズ・重さ・タイプで分ける
2026年07月21日
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船がナブラへ近づき、合図と同時に投げても、ルアーが手前へ落ちればキハダの進行方向へ入らない。
届いた場合も、着水後に横倒しのまま動き出さないルアーや、ベイトより大きく目立つルアーでは、追ってきた魚が直前で反転することがあります。
ナブラ撃ちで必要なのは飛距離と着水後の立ち上がり。誘い出しでは水押し、泡、止めた時の姿勢が変わる。さらに、本体重量だけでなくフックとリングを付けた総重量をロッドへ合わせる。
この記事では、キハダキャスティングルアーのサイズ・重さ・タイプの選び方と、小型ナブラ、PE6号の標準、誘い出し、音と泡、水面下の5つの役割から選んだ13本を紹介します。
この記事で分かること
- ナブラ撃ちと誘い出しで使うルアーの違い
- 140〜240mmのサイズの使い分け
- PE6号タックルへ合わせる重量の見方
- ダイビングペンシル、ポッパー、シンキングペンシルの出番
- 役割別にそろえるキハダ用ルアー13本
キハダキャスティングルアーはナブラ撃ちと誘い出しで分ける
キハダキャスティングでは、魚が見えているナブラへ投げる場面と、魚が見えない海面からルアーで浮かせる場面があります。
同じトップウォータープラグでも、必要な飛距離、動かし方、魚へ気づかせる強さが違います。最初に狙い方を分け、そのあとにサイズと重量を合わせます。
ナブラ撃ちは140〜190mmで飛距離を出せるルアーを選ぶ
ナブラ撃ちでは、140〜190mmのダイビングペンシルやシンキングペンシルを使います。
カタクチイワシなど小型ベイトへ付いたキハダには140〜160mm、マイワシやトビウオが混じる状況では175〜190mmが候補です。
ただし、小さくすれば届きやすいわけではありません。向かい風でも飛行姿勢が崩れず、着水後すぐに泳ぎ出す重さと形を優先します。
誘い出しは170〜240mmのダイビングペンシルとポッパーを使う
魚が見えない場所から浮かせる誘い出しでは、170〜240mmのダイビングペンシルやポッパーを使います。
ダイビングペンシルは水面直下へ潜らせ、浮き上がる間と停止姿勢で食わせます。ポッパーはカップで泡と音を出し、波や風でルアーの存在が消える場面や、深い位置の魚へ気づかせたい場面に向きます。
毎回強く動かすのではなく、魚が追いつける止めの間を作れるルアーが必要です。
PE6号はフック込み70〜110g前後を軸にする
近海キハダでPE6号を使うなら、フックとリングを含めて70〜110g前後のルアーを軸にします。
商品に記載された重量が本体のみの場合、トレブルフック2本やシングルフック2本、リングの重さが加わります。ボディ77gでも、フックを付けると90gを超えることがあります。
ロッドの適合重量へ入るかを見る時は、パッケージの数字だけでなく、実際に投げる状態の総重量で判断します。PE8号と強いロッドを使う大型狙いでは、120gを超えるプラグも候補です。
最初はダイビングペンシル2本とポッパー1本をそろえる
最初の3本は、小型ベイトへ合わせる140〜160mm、標準になる175〜190mmのダイビングペンシル、泡と音を出す170〜180mmのポッパーでそろえます。
これで、小さなナブラ、通常の誘い出し、波や風が出た場面を分けられます。シンキングペンシルと240mm前後の大型プラグは、乗る船の海域とベイトが分かってから足します。
キハダキャスティングルアー13選
キハダのナブラは移動が速く、投げられる時間が短いため、最初の1本には飛距離と着水後の立ち上がりが必要です。
誘い出しでは、水面直下を安定して泳ぐダイビングペンシルを中心に、波や風でアピールが足りない時だけポッパーを入れます。水面へ出切らない魚には、沈むシンキングペンシルを残します。
小型ナブラ、PE6号の標準、誘い出し、音と泡、水面下の役割が重ならない13本です。
| 商品名 | 画像 | 詳細 | 種類 | 全長 | 自重 | 使う場面 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| シマノ ヘッドディップ 140F | 詳細を見る | ダイビングペンシル | 140mm | 約70g | 小型ベイトと遠いナブラ | |
| ダイワ カドラー 185F | 詳細を見る | ダイビングペンシル | 185mm | 77g | PE6号の標準 | |
| シマノ ボムディップ 170F FB | 詳細を見る | ポッパー | 170mm | 72g | 強い泡と音 | |
| ダイワ カドラー 140F | 詳細を見る | ダイビングペンシル | 140mm | 41g | 小型シルエット | |
| Maria ラピード F160 | 詳細を見る | ダイビングペンシル | 160mm | 50g | 軽めの誘い出し | |
| シマノ サーディンボール 130S FB | 詳細を見る | シンキングペンシル | 130mm | 77g | 小型ベイトと水面下 | |
| シマノ ヘッドディップ 175F | 詳細を見る | ダイビングペンシル | 175mm | 97g | 飛距離と標準サイズ | |
| Maria ラピード F190 | 詳細を見る | ダイビングペンシル | 190mm | 65g | 標準の誘い出し | |
| ダイワ カドラー 240F | 詳細を見る | ダイビングペンシル | 240mm | 129g | PE8号と大型ベイト | |
| シマノ バブルディップ 180F FB | 詳細を見る | スリムポッパー | 180mm | 76g | 控えめな泡 | |
| ダイワ フロサー 170F | 詳細を見る | ポッパー | 170mm | 71g | 泡を水中へ引き込む | |
| Maria ダックダイブ F190 | 詳細を見る | スリムポッパー | 190mm | 60g | 短い移動で見せる | |
| Maria ダックダイブ F230 | 詳細を見る | スリムポッパー | 230mm | 95g | 大型ベイトと強い水押し |
最初の3個は小型・標準・ポッパーでそろえる
最初に入れるのは、140mmの高比重ダイビングペンシル、185mmの標準ダイビングペンシル、170mmのポッパーです。
ベイトが小さいナブラ、通常の誘い出し、波や風がある場面をこの3個で分けられます。
- 140mmの小型シルエット
- 約70gで飛距離を確保
- 着水後の立ち上がりが速い
ヘッドディップ 140Fは、小型ベイトを追うキハダへ入れやすい高比重の140mmクラス。
軽い小型プラグが向かい風で失速する場面でも、飛距離を残せます。
小さなシルエットと届く重さを両立したい時の先発です。
詳しいスペックを見る
- 種類
- ダイビングペンシル
- 全長
- 140mm
- 自重
- 約70g
- タイプ
- フローティング
- 主な場面
- 小型ベイト、遠いナブラ、相模湾
- 185mmで標準ベイトへ合わせる
- 77gの本体へフックを組み合わせる
- 荒れた海面でも浮き上がりを作る
カドラー 185Fは、近海キハダの誘い出しで中心に置きやすいサイズ。
フックを付けると90g前後になるため、PE6号用ロッドへ合わせやすく、水面直下を見せる標準の1本になります。
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- 種類
- ダイビングペンシル
- 全長
- 185mm
- 本体重量
- 77g
- タイプ
- フローティング
- 推奨フック
- トレブル#2/0〜3/0、シングル#5/0〜7/0
- 170mmの小型ポッパー
- 強い音と泡を短い移動で出す
- 止めた間も見せやすい
ボムディップ 170Fは、ダイビングペンシルの水押しが波へ埋もれる時に入れるポッパー。
短い移動で強い音と泡を出せるため、広く動かしすぎず、アピール後の止めを作れます。
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- 種類
- ポッパー
- 全長
- 170mm
- 本体重量
- 72g
- フック装着時
- 約87g
- タイプ
- フローティング
小型ベイトと遠いナブラには140〜160mmを入れる
カタクチイワシやシラスへ付いたナブラでは、シルエットを140〜160mmへ落とします。
水面へ出切らない魚や、鳥がルアーをつかむ状況では、沈む130mmも使えます。
- 140mmで小型ベイトへ合わせる
- 41gの本体へフックを組む
- 小さいトップをゆっくり見せる
カドラー 140Fは、シルエットを落としながらキハダ用のフックを組める小型ダイビングペンシル。
軽い本体のため、フック込み重量を計算し、使うロッドで投げ切れるかを先に見ます。
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- 種類
- ダイビングペンシル
- 全長
- 140mm
- 本体重量
- 41g
- タイプ
- フローティング
- 推奨フック
- トレブル#1/0〜2/0、シングル#2/0〜3/0
- 160mmで小型ベイトへ合わせる
- 50gで操作の負担を抑える
- 細かい誘い出しに使う
ラピード F160は、小型ベイトの日に入れやすい軽めのダイビングペンシル。
PE4〜5号を認める船や、重いプラグを投げ続けにくい場面で、誘い出しの回数を確保できます。
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- 種類
- ダイビングペンシル
- 全長
- 160mm
- 本体重量
- 50g
- タイプ
- フローティング
- 推奨フック
- トレブル太軸#1/0
- 130mmでも77gの飛距離
- スローシンキングで水面下へ入れる
- #2/0フックを2本搭載
サーディンボール 130Sは、小型ベイトの下へ入れられるシンキングペンシル。
トップへ出切らない時や鳥を避けたい時に、ナブラの脇へ投げて沈め、巻き始めで弱った小魚を見せます。
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- 種類
- シンキングペンシル
- 全長
- 130mm
- 自重
- 77g
- タイプ
- シンキング
- フック
- #2/0×2
誘い出しは175〜240mmで水押しを変える
PE6号の誘い出しは175〜190mmを中心にします。トビウオや大型ベイトが入り、PE8号の強いタックルを使う時は240mmまで上げます。
- 175mmで標準ベイトへ合わせる
- 97gで遠い変化へ届かせる
- 止めた間もボディの大半が水中へ入る
ヘッドディップ 175Fは、175mmで97gの飛距離を持つ標準クラス。
船から離れた潮目や移動するナブラへ届かせつつ、水面直下へ入れて止める誘い出しにも使えます。
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- 種類
- ダイビングペンシル
- 全長
- 175mm
- 自重
- 97g
- タイプ
- フローティング
- 推奨フック
- #4/0×2
- 190mmで水押しを出す
- 65gの本体へフックを組む
- 誘い出しの操作を覚えやすい
ラピード F190は、近海の誘い出しで中心になる190mm。
ロッドを下へ引いて潜らせ、浮き上がるまで止める一連の操作を繰り返し、標準サイズの動きを覚える1本になります。
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- 種類
- ダイビングペンシル
- 全長
- 190mm
- 本体重量
- 65g
- タイプ
- フローティング
- 推奨フック
- トレブル太軸#2/0〜3/0
- 240mmで大型ベイトへ合わせる
- 129gの本体で強い水押し
- PE8号用ロッドへ合わせる
カドラー 240Fは、トビウオや大型ベイトへ合わせる大型プラグ。
フック込みでは130gを大きく超えるため、PE8号、対応ロッド、強いキャストが前提です。
通常のPE6号タックルへ無理に足すサイズではありません。
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- 種類
- ダイビングペンシル
- 全長
- 240mm
- 本体重量
- 129g
- タイプ
- フローティング
- 推奨フック
- トレブル#3/0〜5/0、シングル#5/0〜8/0
波と風が出たら泡の強さでポッパーを替える
ポッパーは大きさだけでなく、カップが出す泡と音の強さで使い分けます。
ナブラへ強く当てたくない時は控えめな泡、外洋や荒れた海面では強い泡と水押しを使います。
- 180mmで76gのフック込み重量
- 細かな泡で見せる
- シングルフックにも組み替えられる
バブルディップ 180Fは、強い音で散らしたくないナブラへ入れやすいスリムポッパー。
細かな泡を引き込み、移動距離を抑えて見せられます。
標準状態の76gを基準にロッドへ合わせられる点も分かりやすいモデルです。
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- 種類
- スリムポッパー
- 全長
- 180mm
- 重量
- 76g
- 本体重量
- 62g
- 標準フック
- #3/0×2
- 170mmのポッパー
- 71gの本体へフックを組む
- ポッピング後にその場で止める
フロサー 170Fは、170mm・本体71gで泡を水中へ引き込むポッパー。
ダイビングペンシルでは魚が浮かない時に、数回のポッピングと停止を組み合わせてルアーの位置を伝えます。
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- 種類
- ポッパー
- 全長
- 170mm
- 本体重量
- 71g
- タイプ
- フローティング
- 推奨フック
- トレブル#2/0〜3/0、シングル#5/0〜7/0
- 190mmの細身ポッパー
- 60gの本体へフックを組む
- 水平に近い停止姿勢を作る
ダックダイブ F190は、スローポッピングで移動距離を抑える細身ポッパー。
追ってきたキハダへルアーを長く見せたい時や、ダイビングペンシルが滑って水をつかまない場面へ入れます。
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- 種類
- スリムポッパー
- 全長
- 190mm
- 本体重量
- 60g
- タイプ
- フローティング
- 推奨フック
- トレブル太軸#2/0〜3/0
- 230mmで大型ベイトへ合わせる
- 95gの本体で飛距離を出す
- 大きな泡と水押しを出す
ダックダイブ F230は、大型ベイトや外洋の荒れた海面へ入れる230mm。
フック込みでは100gを超えるため、対応ロッドとPE6〜8号の強いタックルで使います。
小型ナブラへ無理に入れるルアーではありません。
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- 種類
- スリムポッパー
- 全長
- 230mm
- 本体重量
- 95g
- タイプ
- フローティング
- 推奨フック
- トレブル#4/0〜5/0
ベイトと海面からルアーを入れ替える
商品をそろえたあとは、ベイトの大きさ、ナブラの沈み方、波と風から投げる1本を決めます。
ルアーを頻繁に替えるより、魚の反応が変わった理由を1つずつ切り分けると、次の一投を選びやすくなります。

カタクチやシラスには140〜160mmへ落とす
水面のベイトがカタクチイワシやシラスで、キハダが小さな飛沫だけを上げる時は140〜160mmへ落とします。
小型ルアーが風で届かない場合は、同じ長さでも自重があるモデルか、130mm前後のシンキングペンシルを使います。大きさだけを合わせて飛距離を失うと、ナブラの手前へ着水します。
トビウオや大型イワシには190〜240mmへ上げる
トビウオが海面を走る時や、大型イワシを追って水柱が上がる時は190〜240mmへ上げます。
大型プラグは水押しが強く、魚へ見つけてもらいやすい反面、投げる総重量も増えます。240mmはPE8号用の追加枠と考え、PE6号では175〜190mmを先に使います。
ナブラが沈む時はシンキングを着水後すぐ入れる
船が近づくとナブラが沈む日や、トップを追っても水面まで出ない日は、シンキングペンシルをナブラの脇へ入れます。
着水後に必要な秒数だけ沈め、ベイトの下から巻き始めます。沈めすぎると群れの移動へ追いつけないため、同じカウントで反応がなければ投げ直します。
晴天はベイト色、波や曇天では見失わない色を入れる
晴天で水が澄み、ベイトが見えている時はイワシ、トビウオ、クリア系から入れます。
曇天、朝夕、波が高い日は、背中にピンク、オレンジ、黒などが入った色を使うと、遠い場所でもルアーの位置と停止を把握しやすくなります。
色は魚へ見せる要素だけでなく、釣り人が動かしすぎないための目印にもなります。
フックを替えたら浮き姿勢と総重量を見直す
トレブルからシングルへ替えたり、推奨より重いフックを付けたりすると、浮き姿勢、潜る深さ、立ち上がりが変わります。
ボディが沈みすぎる、頭が戻らない、左右へ傾く場合は、フック1本の重さとリングを見直します。船へ持ち込む前に水へ浮かべ、実際のフックを付けた姿勢を見ます。
ルアー重量に合うロッドの決め方は、こちらの記事も参考にしてください。
ルアーを投げ切る番手と予備機の考え方は、こちらの記事も参考にしてください。
PE号数と必要な巻き量は、こちらの記事も参考にしてください。
フック込み重量へ合わせるリーダーの太さと長さは、こちらの記事も参考にしてください。
最初の3個は小型・標準・ポッパーでそろえる
キハダキャスティングルアーは、商品名からではなく、ナブラ撃ちと誘い出しを分けて選びます。
最初は140〜160mmの小型ダイビングペンシル、175〜190mmの標準ダイビングペンシル、170〜180mmのポッパーを1個ずつ。そこへ、水面へ出切らない魚に使うシンキングペンシルを足します。
本体重量だけでロッドへ合わせず、フックとリングを含む総重量、止めた時の浮き姿勢、船宿が想定するPE号数までそろえば、ナブラが出た瞬間に投げる1本を決められます。

















