シーバス用バイブレーション7選|重さ・使い方・メタルバイブとの違いを解説
2026年07月14日
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向かい風でミノーが届かない。流れが速く、ルアーが底付近まで入らない。そんな時に出番となるのがシーバス用バイブレーション。
港湾や河川では15〜20gが基準。沖の潮目、足場の高い堤防、深場では26〜35gへ上げると、飛距離と底取りが安定します。ただし、重いメタルバイブを浅場で沈めすぎると根掛かりが増えるため、重さだけで決める道具ではありません。
この記事では、樹脂バイブとメタルバイブから7商品を紹介。釣り場に合う重さ、ただ巻きとフォールの使い分け、濁りや光量に合わせるカラーまで分かります。
この記事で分かること
- 港湾・河川で基準になる15〜20gのバイブレーション
- 樹脂バイブとメタルバイブの違い
- シーバス用バイブレーション7商品の向く釣り場
- ただ巻き、フォール、リフト&フォールの使い方
シーバス用バイブレーションは15〜20gから選ぶ
港湾や河川で使うシーバス用バイブレーションは、15〜20gが基準です。8.6〜9.6ft前後のML〜Mクラスで投げやすく、中層から底付近まで探れます。
同じ20gでも、樹脂バイブとメタルバイブでは沈み方や巻き心地が違います。ゆっくり巻いて中層を通すなら樹脂、沖の深場まで届けて底付近を通すならメタルが合います。
15〜20gは港湾と河川の基準
15gは浅めの港湾、小中規模河川、流れが緩い場所で底を切って巻ける重さです。20gへ上げると、向かい風や流れの中でもコースが安定し、少し深い場所まで入れられます。
最初の1個なら20g前後が使える範囲は広めです。根が多い浅場では15g、足場が高い堤防や河口では20gという分け方もできます。
26〜35gは深場と強風で使う
26〜35gのバイブレーションは、沖の潮目、深い港湾、強風時の遠投で出番があります。沈下が速く、軽いルアーでは底が分からない場所でもレンジを合わせやすくなります。
一方で浅場では底へ着くのが早く、巻き始めが遅れるとフックが底へ触れます。重さを上げるのは飛距離だけでなく、水深と流れが必要な時です。
樹脂は中層、メタルは遠投と底取り
樹脂バイブはボディに厚みがあり、メタルより巻き始めの浮き上がりが早いタイプです。ゆっくり巻く、中層を長く通す、流れに乗せる釣りで出番があります。
メタルバイブは薄い金属ボディで空気抵抗が少なく、遠投と素早い沈下が得意です。広い河口や堤防で沖から探る時、底付近へ早く入れたい時に使います。
シーバス用バイブレーション7選
バイブレーションは、ミノーで届かない距離や、流れの下にいるシーバスへルアーを通すために使います。そのため、飛距離だけではなく、狙う水深まで入り、巻き始めから姿勢が安定することが大切です。
浅めの港湾や河川で使う15g、標準的な港湾から河口まで受け持つ20g、深場と強風に強い26〜35gで使い分けるのがよいでしょう。
Bassday(バスデイ) バイブレーション レンジバイブ 70ES 70mm 15g メッキキャンディー MH157 ルアー
こんな人におすすめ
浅めの港湾や河川で、底を擦らずにバイブレーションを通したい人
- 70mm・15gで浅場を底まで落としすぎない
- 樹脂ボディで中層を保つ
- #6フックを標準装備
レンジバイブ70ESは、港湾や河川で15gから始めたい人へ提案したい樹脂バイブです。
20g以上では底へ着くのが早い浅場でも、巻き始めから中層を保てます。
70mmの大きさでイワシや小型ボラを追うシーバスへ合わせ、ただ巻きで広く探る1個目。
強風や深場では底を取るまでに時間がかかるため、その日は20g以上へ替えるとコースが安定します。
詳しいスペックを見る
- メーカー
- Bassday
- モデル
- レンジバイブ 70ES
- 全長
- 70mm
- 重量
- 15g
- フック
- #6
- リング
- #2
- タイプ
- シンキング樹脂バイブ
- 主な場面
- 港湾 / 河川 / 浅場
出典: Bassday公式カタログ
- 70mm・20gの標準サイズ
- 3Dダート対応アクション
- フォールとスローリトリーブにも使える
モアザン ミニエント70Sは、20gの飛距離を保ちながら、樹脂バイブらしい操作幅が欲しい人向けです。
DAIWAは70Sを、57Sでは入りにくい水深、流れ、強風、足場の高い場所へ対応するモデルとして設計しています。
ただ巻きで中層を通すだけでなく、明暗でフォールさせる、短いダートで向きを変える使い方も可能。
速く沈む鉄板バイブでは通過が早い場所でも、シーバスにルアーを長く見せられます。
詳しいスペックを見る
- メーカー
- DAIWA
- モデル
- モアザン ミニエント 70S
- 全長
- 70mm
- 標準自重
- 20g
- 標準装備フック
- #6トレブル
- タイプ
- シンキング樹脂バイブ
- 主な場面
- 河川 / 港湾 / 明暗 / 流れ
出典: DAIWA公式製品情報
- 70mm・20gのソリッド樹脂ボディ
- 低速の巻き始めから振動が出る
- 飛距離と下層のレンジキープを両立
サルベージ ソリッド70ESは、遠投先や下層でも巻き始めから振動が出る樹脂バイブです。
中空ではない薄肉のソリッド樹脂ボディで空気抵抗を抑え、20gの重さと立ち上がりを両立した設計。
広い港湾や河口で沖の流れを探りたい時、鉄板バイブでは巻き速度が速くなりすぎる時の選択肢です。
70ESは季節を問わず投入でき、深さを探るサーチ役を担います。
詳しいスペックを見る
- メーカー
- SHIMANO
- モデル
- エクスセンス サルベージ ソリッド 70ES
- 品番
- XV-270Q
- 全長
- 70mm
- 重量
- 20g
- フック
- #6×2
- タイプ
- エクストラシンキング / ソリッド樹脂
- 主な場面
- 港湾 / 河口 / 遠投 / 下層
出典: SHIMANO公式製品情報
- 70mm・20gの標準サイズ
- 後方へ広がるボディで強い水押し
- 飛行姿勢を整えるフィン形状
キックビート70 20gは、同じ20gでも水押しの強さを重視したい人向けです。
後方へ向かって高くなるボディと上下のフィンが水を受け、ただ巻きで強い振動を出す設計。
濁り、流れ、波でルアーの存在が埋もれる日に投入する一方、澄み潮で反応が遠い日は波動が強すぎることもあります。
レンジバイブやサルベージで反応が薄い時に、振動を一段強くする役として使えます。
詳しいスペックを見る
- メーカー
- LONGIN
- モデル
- KICK BEAT 70 20g
- 全長
- 70mm
- 重量
- 20g
- 推奨フック
- #8
- 推奨リング
- #3
- タイプ
- シンキング樹脂バイブ
- 主な場面
- 濁り / 流れ / 河川 / 港湾
出典: LONGIN公式製品情報
JACKALL(ジャッカル) メタルバイブ ビッグバッカー107 ヘビーウエイト 107mm 35g 超イワシグローベリー
こんな人におすすめ
強風や深場で、軽いバイブレーションでは届かない沖を探りたい人
- 107mm・35gのヘビーウエイト
- 深場とロングキャストに対応
- #8フックを標準装備
ビッグバッカー107HWは、強風や深場で35gが必要な時のメタルバイブです。
107mmのシルエットがあり、イワシやコノシロなど少し大きなベイトにも合わせられます。
軽いバイブレーションでは沖の潮目へ届かない堤防、足場が高く底取りが曖昧になる場所で投入。
浅い河川では沈下が速すぎるため、深さと飛距離が必要な日に絞ると役割がはっきりします。
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- メーカー
- JACKALL
- モデル
- ビッグバッカー 107HW
- 全長
- 107mm
- 重量
- 35g
- フック
- #8
- タイプ
- メタルバイブ
- 主な場面
- 強風 / 深場 / 堤防 / 遠投
出典: JACKALL公式製品情報
コアマン(Coreman) IP-26アイアンプレート シルバークロー #001 マコイワシ 75mm/26g
こんな人におすすめ
日中の港湾や河口で、沖から底付近まで速く探りたい人
- 75mm・26gの鉄板バイブ
- #2フックで良型にも備えやすい
- 遠投と素早い底取りに強い
IP-26 アイアンプレートは、日中に広い範囲を速く探るための26gメタルバイブです。
20gでは底が分かりにくい港湾や河口でも沈下をはっきり捉え、沖から手前までレンジを刻めます。
75mmのボディに#2フックを組み、大型のシーバスが混じる場所も受け止める構成。
底へ着けたまま待つルアーではないため、着底を感じたらすぐに巻き始めます。
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- メーカー
- COREMAN
- モデル
- IP-26 アイアンプレート
- 全長
- 75mm
- 重量
- 26g
- リング
- #3
- フック
- SC-M #2
- タイプ
- メタルバイブ
- 主な場面
- デイゲーム / 港湾 / 河口 / 深場
出典: COREMAN公式製品情報
- 63mm・20gのコンパクトボディ
- フォール姿勢を整えるバランシングスリット
- #10フックを標準装備
鉄PAN VIB 20gは、港湾や河口で使うメタルバイブの基準に置けるモデルです。
63mmの小さなシルエットに20gを持たせ、ベイトが小さい日でも飛距離と沈下速度を確保できます。
ボディのバランシングスリットはフォール姿勢を安定させ、ライン絡みを抑える設計。
26gや35gほど沈下が速くないため、深すぎない港湾で底付近を探る1個目に置けます。
詳しいスペックを見る
- メーカー
- Jackson
- モデル
- 鉄PAN VIB 20g
- 全長
- 63mm
- 重量
- 20g
- フック
- #10
- タイプ
- メタルバイブ
- 主な場面
- 港湾 / 河口 / 小型ベイト / 底付近
出典: Jackson公式製品情報
バイブレーションルアーとは?ミノーとの違い
バイブレーションルアーは、沈むボディを巻くと細かく振動するルアーです。リップで水を受けるミノーとは違い、背中側のラインアイとボディ全体で水を受けます。
重心が中央へ集まるため、風の中でも飛行姿勢が崩れにくいのが特徴です。沈める時間を変えれば表層下から底付近まで探れ、手元へ伝わる振動でルアーが動いているかも分かります。
ただし、沈む速度が速いため、浅場や根が多い場所ではミノーより根掛かりしやすくなります。水面直下をゆっくり引く日はミノー、沖や下層まで探る日はバイブレーションという使い分けが合います。
シーバス用バイブレーションの使い方
基本はただ巻き。投げた後に沈める秒数を数え、手元へ一定の振動が伝わる速度で巻きます。反応がなければ、同じコースでも沈める秒数を変え、表層下、中層、底付近の順に通します。
ただ巻きは振動が伝わる速度に合わせる
巻き速度は速さより、振動が続く範囲が基準。ロッドを立てすぎず、手元へ振動が続く速度に収めます。振動が強くなりすぎるなら少し遅くし、流れで動きが消えるなら少し速くします。
河川では流れを横切らせるより、上流側へ投げて流れと同じ向きへ通す方が、速度を抑えやすくなります。明暗や橋脚の手前で巻き速度を変えると、追ってきたシーバスに食わせる間も作れます。
フォールは沈める秒数をそろえる
着水後に3秒、5秒、8秒と沈める時間を変えると、同じルアーで違う水深を探れます。毎投の秒数をそろえると、反応が出たレンジを繰り返し通せます。
フォール中はラインを完全に緩めず、軽く張った状態を保ちます。糸が急に止まる、横へ走るなどの変化があれば、魚が触れている可能性があります。
リフト&フォールは障害物が少ない場所で使う
ロッドでルアーを持ち上げ、そのまま沈めるリフト&フォールは、底付近で動きに変化を付けたい時に使います。大きく跳ね上げる必要はなく、30〜50cmほど持ち上げる感覚で十分です。
根やロープが多い港内では、フォール中にフックが障害物へ触れやすくなります。底が砂や泥の場所、障害物の位置が分かる場所で使う方がルアーを残しにくくなります。
シーバス用バイブレーションは何gを使う?
港湾や河川の基準は15〜20gです。浅場では15g、標準的な港湾や河口では20g、深場や強風では26〜35gへ上げます。
12〜15g:浅い港湾、小中規模河川:中層をただ巻きし、底を擦らずに通します。
18〜20g:港湾、河川、河口:飛距離を確保しながら、中層から底付近まで探ります。
26g前後:深い港湾、河口、足場の高い堤防:沖から底付近まで速く探ります。
30〜35g:強風、沖の潮目、深場:遠投と素早い底取りを優先します。
ロッドの適合ルアー重量も必要です。上限28gのMLロッドで35gを強く振り抜くのは避け、重いメタルバイブを使う日はMクラス以上を合わせます。
樹脂バイブとメタルバイブの違い
樹脂バイブは、ボディの浮力と厚みで中層を保ち、巻き速度を落としても振動が続くタイプです。夜の明暗、流れに乗せるドリフト、浅場で底を切りたい時に使います。
メタルバイブは薄い金属板へウェイトを組み、遠投と沈下速度を高めたタイプです。日中の広い港湾、河口、深場で、沖から底付近を速く探る時に使います。
樹脂バイブ:中層、スローリトリーブ、ドリフトが得意です。強風や深場では底取りに時間がかかります。
メタルバイブ:遠投、深場、速い底取りが得意です。浅場では根掛かりと巻き抵抗が増えます。
どちらか1個なら、港湾や河川では15〜20gの樹脂バイブから始めると、中層から底付近まで探れます。広い河口や堤防で飛距離が必要なら、20〜26gのメタルバイブを加えると探れる範囲が広がります。
カラーは光量と濁りで決める
晴れた日中の澄み潮では、イワシ、ボラ、シルバーなどベイトに近い色が使いやすくなります。強い光を反射するメッキ系は広く存在を伝えられますが、反応が遠い時は反射を抑えたナチュラル系へ替えます。
曇天や薄濁りでは、ゴールド、チャート、ピンクなど輪郭が出る色が候補です。濁りが強い日や夜は、チャートバック、パール、グローを使うと、シーバスがルアーの位置を捉えやすくなります。
色を替える時は、同時に重さや巻き速度まで変えない方が反応の差を読みやすくなります。同じ20g、同じコースのまま、ナチュラル系とチャート系を入れ替えると色の影響を切り分けられます。
シーバス用ロッドとラインもルアー重量に合わせる
15〜20gのバイブレーションには、8.6〜9.6ft前後のML〜Mクラスが対応します。26〜35gのメタルバイブを多く使うなら、上限重量が35gを超えるMクラスを選ぶと、キャストとリフトが安定します。
ラインはPE0.8〜1号が港湾と河川の基準。根が多い場所、太いリーダーが必要な場所、重いルアーを強く投げる日はPE1〜1.2号へ上げます。ロッドとPEラインの詳しい選び方は、次の記事を参照してください。
15〜20gを基準に水深と風で使い分ける
シーバス用バイブレーションは、港湾や河川なら15〜20gが基準です。浅場で中層を通すなら樹脂バイブ、沖の深場まで届けるならメタルバイブが合います。
深場や強風では26〜35gへ上げ、浅場へ戻ったら15〜20gへ戻します。1個の重いルアーですべてを通すより、水深と風に合わせて重さを替える方が、根掛かりを抑えながらシーバスのいるレンジを長く引けます。








