シーバス用ビッグベイトおすすめ8選!タックル・時期・使い方も解説
2026年08月31日

水面を逃げるコノシロの群れに、下からシーバスが突き上げる。そんな場面で15〜25cmの大きなベイトに合わせるのが、シーバス用ビッグベイトです。今回取り上げる8本の自重は51〜134g。いつもの9ft前後のMLロッドへ付け替えるだけでは投げられません。
初めての1本なら、178〜190mm・2oz前後のフローティングかスローフローティングがおすすめ。水面直下のただ巻きから使え、100gを超えるモデルほど強いロッドを必要としません。220〜230mmへ上げるのは、大きなコノシロが入り、3.6〜4.8ozを投げられる専用タックルを用意してからで十分です。
この記事で紹介するのは、シーバス用ビッグベイトのおすすめ8製品。ルアーの大きさと重さに合うロッド・リール・PEラインまで解説します。岸とボートの違いまで押さえれば、自分の釣り場に合う1本を見つけられるでしょう。
この記事で分かること
- 最初に選ぶビッグベイトの大きさと重さ
- 51〜134gのおすすめ8製品
- ルアー重量に合うロッド・リール・ライン
- コノシロ・落ち鮎・大型ボラへ合わせる時期
- ただ巻きと水面スライドの使い分け
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最初の1本は178〜190mm・2oz前後から選ぶ

初めてビッグベイト専用タックルを組む人には、178〜190mmで51〜56g前後のモデルをおすすめします。ジョインテッドクロー178、アーマジョイント190F、ダウズスイマー180SFなら、MAX80g前後のロッドで無理なく投げられ、水面直下のただ巻きから始められるからです。
注意したいのは、ルアーの長さが近くても重さまで同じとは限らないこと。MEGADOG 180は72gあり、2oz級の3本よりロッドへ強い負荷が掛かります。130g前後のMEGADOGとコノハ230になると、必要なロッドもリールも別。見た目の大きさより先に、自重を見てタックルを合わせましょう。
コノシロや大型のボラが見えない場所では、無理にビッグベイトを選ぶ必要はありません。一般的なミノー、シンキングペンシル、バイブレーションから探すなら、通常サイズのルアー記事が参考になります。
シーバス用ビッグベイトおすすめ8選
岸や小規模な港から始めるなら、51〜72gの5本が候補です。水面直下をゆっくり巻くジョイント系から、水面を左右へ滑らせる180mmの大型ペンシルまで選べます。100gを超える後半の3本は、大きなコノシロが入るボートエリア向け。3.6〜4.8ozを背負えるロッドを用意できる場合に選びましょう。
51〜72gから選ぶビッグベイト5選
51〜72gはビッグベイトの中では軽い部類ですが、通常のMLロッドには重過ぎます。最初のタックルには、使うルアーより最大ルアー重量が20g前後大きいロッドと、PE3〜4号を十分に巻けるベイトリールを合わせるのがおすすめです。
こんな人におすすめ
S字系ビッグベイトを水面直下のただ巻きから覚えたい人
- 178mm・2ozクラス
- フローティングとスローシンキング
- 前#1・後#2フック
流れのある河川や橋脚周りで、S字系を初めて使うならジョインテッドクロー178をおすすめします。
178mm・2ozクラスはMAX80g前後のロッドへ収まり、水面直下を一定速度で巻くだけでも左右へ滑らかに泳ぎます。
浅い場所ではフローティング、流れが速く一段下へ入れたい場面ではスローシンキングという選び分け。
こんな人におすすめ
190mmのジョイントベイトを岸から遠くへ投げ、水面直下を巻きたい人
- 190mm・51g
- 潜行深度約0.2m
- 折りたたまれるキャスト機構
河川の対岸際や港の沖側まで190mmのルアーを届けたい時は、アーマジョイント190Fが候補です。
キャスト時にジョイント部分が折りたたまれて空中での回転を抑え、着水後は約20cmの浅い層を引けます。
流れに押されて水面へ浮く日や、魚がもう一段下を追っている日は190Sへ交代。
こんな人におすすめ
ただ巻きのS字に短い入力を加え、追ってきた魚へ向きを変えて見せたい人
- 180mm・2ozクラス
- 3連ジョイント
- 前#1・後#2フック
ダウズスイマー180SFは、ただ巻きだけでなく、追ってきたシーバスの前で向きを変えたい時に選びたい1本です。
3連ボディがゆっくり巻くと滑らかなS字を描き、短くロッドを動かせば左右へ鋭く向きを変えます。
220SFでは大き過ぎる河川や小規模な港なら、イナッコや落ち鮎に近い180mmを選択。
こんな人におすすめ
大型ベイトの群れへ強い水押しを入れ、水面から底付近まで重さで調整したい人
- 180mm・68g
- 3分割ボディ
- 下側アイへ5〜10g追加可能
水深のある船道やボートエリアで、大きなベイトの群れへしっかり水を押して通すならコノ野郎180。
3分割ボディが大きく動き、ロッドを立てれば水面付近、下側のアイへ5〜10gを足せば深い層まで探れます。
1本で水面から底付近まで通せるため、深さを替えながら探る日に選び、弱い動きへ反応が偏る時はアーマジョイントへ替えます。
こんな人におすすめ
コノシロやボラが水面で追われる日に、180mmのトップウォーターを左右へ滑らせたい人
- 180mm・72g
- フローティング
- #1フック3本
コノシロやボラが水面で追われているなら、最初に投げたいトップウォーターがMEGADOG 180です。
左右へ広く滑りながら水面を探り、220mmモデルより小さい180mmのボディが20cm未満のベイトへ近づきます。
自重は72gあるため、ロッドは2oz上限ではなくMAX100g前後が必要。
100g超の大型ベイトへ合わせる3選
20cmを超えるコノシロが群れ、水面に大きな波紋が続く日は、220〜230mmまで大きくします。ここで紹介する3本は100gを超えるため、4oz前後を投げられるロッド、太いPEライン、必要な号数を十分に巻けるベイトリールを組んで使います。
こんな人におすすめ
20cmを超えるコノシロへ220mmのS字系を合わせ、ただ巻きとダートを使い分けたい人
- 220mm・3.6ozクラス
- スローフローティング
- #1/0フック
20cmを超えるコノシロへS字系を合わせるなら、ダウズスイマー220SFをおすすめします。
220mmの3連ボディが大きくうねり、ただ巻きで追わせた後は短いダートでシーバスの目先を変えられます。
3.6ozクラスなので、4oz以上を投げられる専用ロッドが前提。
こんな人におすすめ
秋のコノシロが水面へ浮いた日に、230mmのトップを広く滑らせたい人
- 230mm・134g
- 大型トップペンシル
- #3/0フック
秋のボートで大型のコノシロが水面へ浮いた時に、コノハ230の大きさが生きます。
通常のラインアイへ結べば水面を左右へ滑り、背中側のアイへ替えると弱ったベイトのように水面で身をくねらせます。
134gを一日投げるため、4.8ozを超えるロッドとPE5号前後まで用意できる人に薦めたいモデル。
こんな人におすすめ
広いボートエリアで、大型コノシロの群れへ220mmの水面アピールを入れたい人
- 220mm・130g
- フローティング
- #2/0フック3本
広いフラットで大型コノシロの群れを探しながら水面を広く誘うなら、220mmのMEGADOG。
左右へ大きく滑るたびに飛沫と波紋が出るため、散った群れの周りも一投で長く探れます。
130gを投げ続ける専用タックルが前提で、狭い河川や18cm前後のベイトならMEGADOG 180へ下げます。
ビッグベイトはベイトの大きさと通す深さで選ぶ
ルアーを大きくするか迷ったら、まず水面で追われているベイトを見ます。15〜18cmほどのイナッコや落ち鮎なら、178〜190mmで十分。20cmを超えるコノシロの群れが水面へ浮き、下からシーバスが突き上げている時に220〜230mmを合わせます。
魚が水面を割っているならMEGADOGやコノハ、水面下で群れを追っているならジョインテッドクロー、アーマジョイント、ダウズスイマー。さらに深い船道まで入れたい時は、下側のアイへ重りを足せるコノ野郎180を選びます。ルアーの大きさだけを上げるのではなく、ベイトの大きさとシーバスが追っている深さの両方を合わせます。
タックルはルアー重量からロッド・リール・ラインを決める

ロッドにHやXHと書かれていても、投げられる重さはメーカーやシリーズで変わります。56gのルアーならMAX80g前後、130gなら少なくとも4.8ozを超えるモデルが目安。硬さの表記だけで選ばず、使いたいルアーより最大ルアー重量が大きいロッドを選びましょう。
岸から2oz級を投げる釣りと、ボートで130gを一日投げ続ける釣りでは、必要な強さがまるで別物。上の表から近い重量帯を選び、ロッドの適合重量とリールの糸巻量まで合えば組み合わせは決まります。船宿から号数やリーダーの指定が出ている場合は、その組み方が優先です。
通常サイズのシーバスルアーが中心なら、9ft前後のMLロッドと3000〜4000番のスピニングリールの方が軽快に釣れます。ビッグベイト専用タックルとは分けて考えたい人向けに、次の記事で通常タックルを紹介しています。
秋のコノシロ・落ち鮎・大型ボラが狙い目
ビッグベイトを投げる場面として代表的なのが、秋から初冬のコノシロパターンです。東京湾では9〜12月、水深4〜10mほどのフラットにコノシロが集まり、その下へ大型のシーバスが付くことがあります。水面に群れのざわつきが見えたら、18〜23cmのルアーを同じ高さへ通してみましょう。
河川の落ち鮎や、港・河口の大型イナッコとボラも見逃せません。ただ、秋になったという理由だけで大きなルアーを投げ続けるのは遠回りです。15cm以上のベイトが見える、岸際で大きな波紋が出る、鳥や魚探が群れを示す。このどれかがあればビッグベイトを投入し、小さなイワシやハクしかいない場所では通常サイズのミノーへ戻します。
投げたらただ巻きかスライドで水面付近を通す
ジョインテッドクローやダウズスイマーを投げたら、着水後に糸フケを取り、水面直下をゆっくり巻きます。ルアーのS字やウォブンロールが崩れない速さを保ちながら、橋脚の脇、明暗の境、ベイトの群れの外側へ通すのが基本です。速く巻いて追わせるより、魚の前を長く泳がせる意識。
MEGADOGやコノハは、ラインを張り切らず、少し糸フケを残してからロッドを短く動かします。ルアーが左右へ滑ったら、もう一度糸フケを作って次の入力へ。水面を逃げる大型ベイトのように、広い幅でゆっくり動かせます。
反応がなければ水面・水面直下・一段下の順に変える
水面へ出ない時は、色を替える前に通す深さを変えます。大型ペンシルで水面を探り、反応がなければフローティングを水面直下へ。さらに下を追っているなら、シンキングモデルや重りを足せるルアーで一段深く通します。
ルアーの後ろまで追うのに食わない時は、ジャークを増やさず、巻く速度を落とすか短く止めてみましょう。ベイトの群れが抜けた後は、同じ場所で220mmを投げ続けるより、群れを探し直した方が釣れる場面へ近づけます。
大型フックと高切れを避ける準備
ビッグベイトには、#1から#3/0ほどの大きなトレブルフックが2〜3本付いています。混雑した堤防や後方が狭い場所では投げず、ボートでも同船者がキャスト範囲から離れてから構えましょう。魚を掛けた後は、長いプライヤー、フィッシュグリップ、大きめのランディングネットがあると安全に取り込めます。
キャスト前には、ラインとリーダーの結び目や傷を指で確かめます。高切れすれば100gを超えるルアーが勢いよく飛び、人や船へ当たりかねません。適合重量を超えないロッド、十分な太さと長さのライン、力任せに振り抜かない投げ方。この3つは必ず守りたいところです。
20cmを超えるルアーは、通常のケースに収まらないこともあります。フック同士が接触せず、内寸と深さが大きいケースは、次の収納記事で紹介しています。
2oz級の1本と専用タックルから始める
最初のセットには、178〜190mm・2oz前後のフローティング1本、MAX80g前後のロッド、PE3〜4号を巻ける200〜300番のベイトリールをおすすめします。秋のコノシロ、落ち鮎、大型ボラが見える場所で、水面直下のただ巻きから始める組み合わせです。
水面で追われる場面が多ければ、次に180mmの大型ペンシルを追加します。220〜230mm・100g超は、大きなコノシロと専用タックルがそろってから。今回紹介した8本の中でも、ベイトの大きさ、ルアーの重さ、通したい深さを順に合わせれば、自分の釣り場へ持ち込む1本を決められます。



