シーバス用バチ抜けルアー12選!時期・カラー・使い方を解説
2026年09月01日

水面に細いバチが流れ、ライズも出ているのに、普段のミノーを通した途端、反応が消える夜。
バチを追うシーバスは、大きく泳ぐルアーを追わず、水面直下を流れと同じ速さで進む細身のルアーへ口を使います。
風の弱い港湾はノガレ120F、小型バチや少し飛距離が必要な場所はマニック75から。ライズが消れた後は、同じ巻き速度のまま少し沈むルアーへ替えます。
この記事では、シーバス用バチ抜けルアー12製品を紹介。時期、サイズ、カラー、使い方まで押さえれば、その夜のバチが流れる層へ通せる1本を選べます。
この記事で分かること
- 最初に持つバチ抜けルアー
- 水面から底バチまで対応する12製品
- バチ抜けの時期と狙う条件
- サイズとカラーの合わせ方
- ただ巻きの速度とルアーを替える順番
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バチ抜けルアーは水面直下を弱く流せるものから選ぶ

水面に長いバチが流れる静かな夜は、フローティングを先に投げます。
深く潜らず、ゆっくり巻いても水面付近を保てるため、流れてくるバチと同じ高さへ通せます。
長いバチが水面を流れるならフローティング
風が弱く、水面に細い引き波が何本も見えるなら、95〜120mmのフローティングから投げます。
ロッドを立てて流れより少し遅く巻くと、ルアーが水面へ細い波紋を残します。強く泳がせず、流れているバチの列から外さないことが大切です。
小型バチと風にはシンキングペンシル
小型バチが速く泳ぐ時や、風で軽いルアーの糸がふくらむ時は、7〜12g前後のシンキングペンシルへ替えます。
水面下20〜30cmまで入る重さがあると、流れを横切らず同じコースを長く引けるでしょう。ライズが残っている間は沈め過ぎず、着水後すぐ巻き始めます。
シーバスルアー全体を水面・中層・底でそろえたい場合は、ミノーやバイブレーションも含めた記事が参考になります。
シーバス用バチ抜けルアー12選
バチ抜けでは、ルアーを大きく動かすより、シーバスが食っているバチと同じ層へ通すことが先です。
静かな水面の引き波、小型バチ、少し深い層、底バチまでそろえば、色だけを替え続けずルアーの通り道を変えられます。12製品を、長さ、重さ、タイプ、通す層、向く場面で選び分けます。
| 商品 | 詳細 | 長さ | 重さ | タイプ | 通す層・場面 |
|---|---|---|---|---|---|
120F | 詳細を見る | 120mm | 6.5g | F | 水面0〜2cm |
95F | 詳細を見る | 95mm | 6.8g | F | 港湾の水面直下 |
95S | 詳細を見る | 95mm | 7.1g | S | 引き波・中距離 |
75 | 詳細を見る | 75mm | 7.6g | S | 小型バチ・運河 |
100SG | 詳細を見る | 100mm | 7.4g | S | 水面〜一段下 |
85 | 詳細を見る | 85mm | 7g | S | 小場所・弱い流れ |
65 | 詳細を見る | 65mm | 7g | S | 短いバチ・飛距離 |
EVO | 詳細を見る | 100mm級 | — | S | 表層より少し下 |
125S | 詳細を見る | 125mm | 21g | S | 河川・遠投 |
85 | 詳細を見る | 85mm | 10g | S | 流れ・高い足場 |
90 | 詳細を見る | 90mm | 12g | S | 風・0.1〜0.3m |
77 | 詳細を見る | 77mm | 15g | S | 底バチ・深い層 |
水面の引き波を通す4本
長いバチが水面を流れ、吸い込むようなライズが出る日は、深く潜らない4本から選びます。軽いルアーが流れへ乗る静かな港湾や運河が中心です。
- 120mm・6.5gのフローティング
- レンジ0〜2cm
- 弱い引き波で水面を通す
風の弱い運河で長いバチが水面を流れているなら、最初に投げるのはノガレ120F。
6.5gのフローティングボディが0〜2cmを保ち、余分に潜らず細い引き波を残します。
風でラインがふくらむ日や、ライズが水面下へ移った時はシンキングペンシルへ替えます。
- 95mm・6.8g
- 水面〜水面直下
- #8トレブルフック
岸際や明暗に短めのバチが流れる港湾では、95mmのスライ95Fから投げます。
重心移動を備え、着水後すぐ水面付近へ戻る設計。
120mmでは長く見える日や、足元まで同じ層を引く時に選ぶモデルです。
詳しいスペックを見る
- メーカー
- DAIWA
- 全長
- 95mm
- 重量
- 6.8g
- タイプ
- フローティング
- 有効レンジ
- 水面〜水面直下
- フック
- #8トレブル
- アクション
- V字波紋 / 超タイトウォブンロール
出典: DAIWA公式製品情報
- 95mm・7.1g
- 後方固定重心
- レンジ0〜1cm
水面のバチへ合わせたいものの、6g前後では届かない場所にアルデンテ95S。
後方固定重心の7.1gが飛行姿勢を保ち、巻き始めると0〜1cmへ浮き上がって引き波を作ります。
表層に反応がなく、もう少し下へ入れたい時はフィール100SGへ交代します。
- 75mm・7.6g
- レンジ0〜20cm
- 微振動タイトロール
運河で短いバチが速く泳いでいるなら、75mmのマニック75へサイズを下げます。
固定重心の7.6gは小さなボディでも投げやすく、0〜20cmを微振動のまま直線的に通せる設計。
大きな川バチが中心の日は95〜120mmへ戻し、ルアーの長さを流れるバチへ近づけます。
小型バチと少し下を通す4本
ライズの間隔が空いたら、水面だけでなく、その一段下まで探ります。短いバチへ寄せるなら65〜85mm、深さを刻むならシンキングモデルを選びます。
- 100mm・7.4g
- 水面〜150cm
- テイルスライド
水面のライズが消え、魚がどの深さに残っているか読めない時はフィール100SG。
7.4gの細身ボディを着水後すぐ巻けば表層、数秒待てば一段下へ通せます。
底を探る15g級とは分け、水面から150cmほどまでを細かく探る日に選びます。
- 85mm・7g
- 細身のシンキング
- 小型バチとサヨリにも対応
小規模な運河や港の角で、短いバチへ素直に合わせるならにょろにょろ85。
85mm・7gの細身ボディは弱い流れでも動きが大きくなり過ぎず、ただ巻きで水面下を通せます。
公式掲載の85mmはシングルフック仕様なので、購入時と交換時はフックの型をそろえます。
- 65mm・7g
- 低重心固定ウエイト
- 前後#10フック
短いバチへ65mmまで落としたい一方、軽過ぎるルアーでは沖の流れへ届かない場面にコルセア65。
低重心の7gが飛行姿勢を保ち、小さなシルエットのまま距離を残します。
長い川バチが多い夜は小さく見えるため、95mm以上へ上げます。
- エリア10のシンキングモデル
- 表層より少し下へ入る
- ゆっくり一定の層を引く
フローティングのエリア10では水面へ浮き過ぎる時に、シンキング設定のエリア10 EVO。
細身の形を変えず、着水後に少し沈めてから巻けば、ライズが消えた後の表層下を通せます。
深い船道や底バチには軽いため、その場面はローリングベイト77へ替えます。
飛距離と深さを足す4本
広い河川、横風、高い足場では、軽い表層ルアーだけでは狙った線へ入りません。10〜21gの重さを使い、飛距離か深さのどちらを足すかで選びます。
- 125mm・21g
- JET BOOST
- 水面直下のS字スラローム
広い河川で長いバチが沖の流れへ乗るなら、21gのスタッガリングスイマー125S。
JET BOOSTがキャスト時の姿勢を整え、巻けば水面直下を緩いS字で通ります。
狭い運河や足元のライズでは重さが勝つため、6〜8gへ下げます。
- 85mm・10g
- ジョイントボディ
- 推奨フック#10
足場の高い護岸から巻くとルアーが水面へ上がる場面なら、浮き上がりを抑えたPLEX 85。
85mm・10gのジョイントボディが流れの変化を受け、直線だけではない動きを加えます。
静かな水面へ細い引き波だけを残したい夜は、ジョイントではなくノガレやアルデンテを選びます。
- 90mm・12g
- レンジ0.1〜0.3m
- 前後#6フック
横風で7g前後のシンペンが押されるなら、12gのワンダースリム90へ。
細身のまま0.1〜0.3mを通り、フローティングよりラインのふくらみを抑えて中距離へ届けられます。
水面の引き波へ魚が出続ける静かな日は重さを落とします。
- 77mm・15g
- シンキング
- 巻き抵抗の弱いローリング
水面のライズが止まり、底から抜けた直後のバチを食っているならローリングベイト77。
77mm・15gを着底させ、底を切る高さで巻けば、表層系では届かない層へ入ります。
浅い運河では根掛かりが増えるため、水深のある港や河川で使います。
バチ抜けとは?時期と狙う条件

バチ抜けは、ゴカイやイソメ類が産卵のため底から出て、水中を泳ぐ現象です。
シーバスは流れに乗るバチを捕食するため、小魚を追う時とはライズの出方や合うルアーの動きが変わります。
月ではなく現地の抜け方で決める
時期は地域やバチの種類で変わります。春という月だけで決めず、水面を流れる細い生き物、何本も続く引き波、吸い込むようなライズを見て判断します。
同じ地域でも河川、運河、港湾で始まる時期に差が出ます。前年に起きた場所でも毎回同じ時間に抜けるとは限らないため、釣行前の現地情報も合わせます。
満潮前後から下げで流れが出る時間を狙う
潮が動き始めるとバチが流れ、シーバスが岸際や明暗へ寄ることがあります。
大潮だから必ず起きるわけではありません。満潮前後から下げで流れが出る時間を一つの目安にし、現地の水面を優先します。
サイズ・カラー・使い方はバチの見え方に合わせる
バチ抜けルアーは、魚の大きさではなく、その夜に流れているバチの長さと泳ぐ層へ合わせます。
サイズ、色、巻き速度を一度に変えると、何に反応したのか分かりません。最初にサイズと層を合わせ、同じコースで色を替えます。
サイズは水面に見えるバチへ寄せる
長いバチがゆっくり流れるなら95〜120mm、小型バチが速く泳ぐなら65〜85mmへ下げます。
ライズが大きくても、流れているバチが短ければルアーも短くします。反対に長い川バチが多い夜は、75mmだけで粘らず120mm前後を通します。
クリア系から入り、濁りや暗さで色を強くする
常夜灯や月明かりがある澄み潮は、クリア、赤、ピンク系から入ります。光を透かしながら、バチの細い輪郭を水中へ出せる色です。
濁りや暗い場所で追い切らない時は、チャートやパール系へ。光を透かす色と、暗い水でも輪郭が出る色を1本ずつ持つと、同じルアーのまま色を替えられます。
流れより少し遅い速度でただ巻きする
投げた後は糸ふけを取り、流れよりわずかに遅い速度でただ巻きします。
ロッドを大きく動かすのではなく、流れの向きに沿って同じ高さを保ちます。ラインを張り切るとルアーが手前へ寄るため、たるみだけを巻き取ります。
ライズが消えたら同じ速度のまま少し沈める
水面のライズが止まっても、すぐ魚がいなくなったとは限りません。
フローティングからシンキングペンシルへ替え、着水後に一呼吸置いてから同じ速度で巻きます。巻き速度を上げず、ルアーの重さで通す層だけを下げます。
フローティングからシンキングペンシルへ替える
水面直下に魚が残っているなら、7〜12g前後のシンキングペンシルで十分です。
着水後すぐ巻く、2秒待つ、4秒待つと沈める時間を変え、反応があった深さをもう一度通します。底へ着く前に巻き始めれば、根掛かりも抑えられます。
底バチは15g前後で底を切って通す
底から抜けた直後のバチを食う場面では、ローリングベイト77のような15g前後を沈めます。
着底したらすぐ巻き始め、底を引きずらない高さを保ちます。浅い場所や根が多い場所では無理に底へ入れず、軽いシンキングペンシルで一段下までに留めます。
プラグへ触るだけで掛からない時は、細身ワームと軽いジグヘッドを足します。ワームのサイズと重さは、次の記事で詳しく紹介しています。
水面・飛距離・深さの3条件で持ち替える
風の弱い水面はフローティング、小型バチと飛距離はシンキングペンシル、ライズが消れたら重さを上げます。
最初から同じ色を何本もそろえるより、通す層が違う3本を持つ方が釣り場の変化へ対応できます。色違いを足すのは、反応があったルアーと深さが決まった後です。
水面のバチとライズが重なる短い時間は、流れへ同じ速度でルアーを乗せるのが先。反応が変わった時だけ、サイズ、色、深さの順で持ち替えます。














