ショアジギングとは?初心者向けに釣れる魚・道具・始め方を解説
2026年06月19日
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ショアジギングとは、堤防や地磯、サーフなどの岸からメタルジグを遠投し、青物やサワラ、ヒラメなどを狙う釣りです。回遊魚を狙う釣りなので、広く探れて、強い引きも味わいやすいのが魅力です。
一方で、ロッドの長さやPEラインの号数が合っていないと、飛距離も出にくく、ジグも動かしにくくなります。最初に必要な強さを決めておくと、道具選びのズレを減らせます。
この記事で分かること
- ショアジギングの意味と、どんな釣りか
- ショアジギングで狙える魚
- 初心者向けのロッド、リール、ライン、ジグの目安
- ライトショアジギングとの違い
- 釣れる場所、時間帯、基本アクション
ショアジギングとは

ショアジギングは、岸から金属製ルアーのメタルジグを投げて、広い範囲を探る釣りです。特にブリ、ワラサ、イナダ、サゴシ、サワラのような回遊魚と相性がよく、潮通しのよい堤防やサーフ、地磯で人気があります。
「ショア」は岸、「ジギング」はジグを使う釣りを指します。船から縦に落として誘うオフショアジギングに対して、ショアジギングは岸から横方向へ遠投して探るのが大きな違いです。
岸釣りのルアーではやや強めの道具を使うことが多く、40g〜60gのジグをしっかり投げられるかで道具を選びます。潮が速い場所や水深がある場所では、60g〜80g以上を使うこともあります。
ショアジギングで狙える魚
ショアジギングの主役は青物です。朝夕の回遊に当たると、堤防からでも強い引きを味わえます。
代表的なターゲットは次のとおりです。
- ブリ、ワラサ、イナダ、ツバス
- カンパチ、ショゴ
- サゴシ、サワラ
- ヒラメ、マゴチ
- タチウオ
- ハタ類
青物を狙う釣りとして知られていますが、底付近までしっかり探れるので、フラットフィッシュや根魚が食ってくることもあります。釣り場にベイトがいて、潮が動いている日ほど期待しやすいです。
ショアジギングに必要な道具

初心者が最初に気になりやすいのは、どのくらい強い道具が必要かという点です。堤防やサーフで40g〜60gのジグを投げる想定で、道具の目安を出します。
ロッドは9.6ft〜10.6ftのMH前後が目安
ショアジギングロッドは、飛距離を出し、足元の波やテトラをかわす長さが必要です。初心者なら、9.6ft〜10.6ftあたりを基準にすると、堤防でもサーフでも40g〜60gのジグを投げる釣りに合わせやすくなります。
硬さはMH前後から考えると、40g〜60gのジグを投げる場面に合います。50g前後を背負える設計なら、堤防の青物狙いからサーフの回遊待ちまで組み立てられます。逆に30g前後しか気持ちよく投げられないロッドだと、ライトショアジギング寄りです。
ロッドを個別に選ぶなら、長さ・硬さ・ジグ重量を分けて見た方が判断しやすくなります。
リールは4000番〜5000番を目安にする
リールはスピニングの4000番〜5000番が目安です。青物狙いでは回収速度も重要なので、HGやXGのようなハイギア寄りが扱いやすい場面が多いです。
小さすぎる番手だと、糸巻き量が足りず、飛距離も出しにくくなります。PE1.5号〜2号を200m巻けるサイズから選びます。
PEラインは1.5号〜2号、リーダーは30lb〜40lb
ラインはPE1.5号〜2号が目安です。堤防でイナダやワラサ、サゴシを狙うなら、この範囲から入ると強さと飛距離の両方を取りやすくなります。
リーダーは30lb〜40lbを合わせると、青物の引きや擦れにも対応しやすくなります。根が少ない堤防なら30lb、大きめの青物や根ズレを意識する場所なら40lbまで上げます。
PE0.8号や1号中心のタックルでも釣れる場面はありますが、それはライトショアジギング側の考え方です。ショアジギングとして組むなら、PE1.5号以上から選びます。
メタルジグは40g〜60gを起点にする
ジグは40g〜60gが起点です。堤防やサーフで最初に持っていくなら、この重さが使いやすい場面が多いです。
潮が速い場所、水深がある場所、向かい風が強い日は、60g〜80gが必要になることもあります。逆に30g前後しか使わないなら、ショアジギングというよりライトショアジギング向きです。
カラーはイワシ系、ピンク系、シルバー系が定番です。最初は色数を増やすより、重さ違いをそろえるほうが実戦では役立ちやすいです。
ライトショアジギングとの違い

ショアジギングとライトショアジギングの違いは、使うジグの重さと道具の強さで分けます。
- ショアジギング: 40g〜60g以上のジグを軸に、PE1.5号〜2号前後を使う
- ライトショアジギング: 20g〜40g前後のジグを中心に、PE0.8号〜1.5号前後を使う
堤防で小型青物やタチウオを軽めのジグで狙うなら、ライトショアジギングの道具が合うこともあります。一方で、遠投して青物を本命にするなら、ショアジギング用の強さが必要です。
軽めの道具で重いジグを無理に投げると、飛距離も出にくく、ロッドにも負担がかかります。狙う魚とジグ重量に合わせて分けるのが基本です。
20g〜40g前後のジグで始めるなら、ライトショアジギング側の記事も参考にしてください。
釣れる場所と時間帯
ショアジギングは、潮通しがよく、ベイトが寄りやすい場所で強い釣りです。代表的な場所は次の3つです。
堤防
足場が落ち着いていて始めやすい場所です。先端や曲がり角、潮目が寄る面、常夜灯まわりなどは回遊待ちの軸になります。最初は堤防から始める人が多いです。
サーフ
遠浅でも、離岸流やかけ上がりがあるサーフはチャンスがあります。青物だけでなく、ヒラメやマゴチも混ざりやすいです。地形変化を見つけて通すと釣果につながりやすくなります。
地磯
潮通しがよく、大型青物の期待も高い場所です。そのぶん足場や安全面の難しさがあるので、初心者は無理をせず、装備を整えてから入るほうが安全です。
時間帯は朝まずめと夕まずめが基本です。日中でも潮がしっかり動く時間や、ベイトが見えるタイミングなら十分狙えます。
基本の投げ方とアクション
ショアジギングは、難しい操作を増やすより、基本の動作を丁寧に続けるほうが釣果につながりやすいです。
基本の流れは次のとおりです。
- 着水後に狙うレンジまで沈める
- ただ巻き、またはワンピッチに近いテンポで巻き上げる
- 反応がなければ、沈める深さや巻く速さを変える
青物狙いでは、速めのただ巻きや、2〜3回しゃくって巻く動きが使いやすいです。タチウオやフラットフィッシュも意識するなら、少しゆるめの誘いも混ぜると反応が変わることがあります。
最初から大きく激しくしゃくり続ける必要はありません。飛距離、着底、一定速度の巻き、この3つを安定させるほうが再現性は高いです。
初心者が釣れないときに見直すこと

ショアジギングは、道具が合っていても、場所と時間がずれると反応が出にくい釣りです。釣れないときは次の順で見直すと整理しやすいです。
1. 釣り場にベイトと回遊があるか
ナブラ、鳥山、小魚の群れ、周囲の釣果など、魚が寄る気配があるかを先に確認します。何も起きていない場所で投げ続けるより、回遊待ちしやすい立ち位置へ寄せるほうが効果的です。
2. ジグの重さが釣り場に合っているか
底が取りにくい、風で流される、飛距離が足りないなら、ジグを重くしたほうがよい場面があります。逆に浅場で重すぎると、動きが速すぎて食わせにくいことがあります。
3. ラインが細すぎないか
PEが細すぎると飛距離は出ても、青物相手では不安が残ります。ショアジギングとして組むなら、PE1.5号〜2号を選びます。
4. 朝夕の時合いを外していないか
ショアジギングは回遊のタイミングに左右されやすい釣りです。釣れない日が続くなら、ルアーだけでなく入る時間も見直したほうが結果が変わりやすいです。
最初の1本を選ぶなら
最初の1本なら、40g〜60gのジグが気持ちよく投げられる9.6ft〜10.6ftのMH前後、4000番〜5000番のスピニング、PE1.5号〜2号を目安にします。
堤防中心で始めるなら、取り回しと飛距離を両立しやすい10ft前後が合います。サーフも兼用したいなら、少し長めを選びます。
ロッドやリールを個別に比較したい場合は、次の記事も合わせて確認してください。
ショアジギングは、岸から大きく探れて、青物の回遊に当たったときの破壊力が高い釣りです。道具の強さを合わせて、朝夕の回遊が期待できる場所から始めると、ジグを投げて沈め、巻き始める動作まで自然につながります。



