夏用ウェーダーの選び方|蒸れにくい透湿防水モデルを釣り場別に比較
2026年07月23日
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夏のサーフや河口でウェーダーを履くと、釣り始めは平気でも、歩いたあとに内側が蒸れて足元から一気に不快に。
冬用のクロロプレンウェーダーや透湿性の弱いナイロンウェーダーをそのまま使うと、暑さと汗で集中しにくくなります。夏用ウェーダーは、透湿防水素材を軸にして、サーフならラジアル、磯やゴロタならフェルトやフェルトピンを選ぶのが基本。
この記事では、夏用ウェーダーの選び方、透湿ウェーダーと防水透湿ウェーダーの見方、夏のインナー、釣り場別のモデルを紹介します。
この記事で分かること
- 夏用ウェーダーで透湿防水素材を選ぶ理由
- サーフ、河口、磯やゴロタで変わるソール選び
- 夏のウェーダーインナーと蒸れ対策
- 釣り場別に絞れる夏向けウェーダー
夏用ウェーダーは透湿防水モデルから選ぶ

ウェーダーは水に濡れることなく水中に入ることができ様々なポイントを狙うことができる便利なアイテムです。
価格帯も安いものから高いものまで幅広くラインナップされていているのでどのウェーダーが夏に適しているか迷ってしまう方も多いと思います。
そこで夏に使えるウェーダーを選ぶポイントをいくつか紹介したいと思います。
夏用ウェーダー選びはこの5つ
- 素材蒸気を逃がすことができる透湿防水素材を選ぶ
- ソールサーフはラジアル、岩場や磯はフェルトかフェルトピンを選ぶ
- 長さ水に入る釣りではウエストハイかチェストハイを基本にする
- ジップ着脱の負担を減らし、休憩時に内部の蒸気を逃がす
- インナー速乾タイツや化繊パンツを合わせて汗残りを減らす
透湿防水ウェーダーを選ぶ
ウェーダーに使用されている素材は主に「ナイロン」「クロロプレン」「透湿防水素材」の3種類が使用されています。
夏用ウェーダーには「透湿防水素材」の素材を使用したウェーダー1択になります。
透湿防水素材は外部からの水の侵入を防ぎ内部の蒸気を逃がすことができるため蒸れを防止することができます。
夏に選ぶ
透湿防水素材
外からの水を止めながら、内部の蒸気を外へ逃がす素材。夏のサーフや河口で長く歩くなら、ここを最優先にします。
避けたい
ナイロン・クロロプレン
短時間なら使える場面もありますが、夏は内部に熱と汗が残ります。クロロプレンは冬向けなので、暑い時期の主力にはしません。
ナイロンは安価で購入することができ破れにくく丈夫であるというメリットがありますが、透湿性がないタイプでは内部に熱がこもり、汗をかくとびしょびしょになります。
クロロプレンは冬に適したウェーダーの為、蒸気を逃がさず熱をため込むことができるため暖かく透湿性もないため夏には使用することができません。
その為、夏用のウェーダーには「防水透湿性素材」のものを選ぶようにしましょう。
チェストハイ・ウエストハイ・ヒップを釣り場で分ける
ウェーダーの長さの種類は「ヒップウェーダー」「ウエストハイ」「チェストハイ」の3種類があります。
ヒップフェーダーは太ももまでの長さ、ウエストハイは腰まで、チェストハイは胸までの長さです。
浅場だけ
ヒップ
膝下までの浅場、渓流、波打ち際の短時間向け。動きは軽い一方、波や深場には弱くなります。
夏の目安
ウエストハイ
腰まで覆えるので、浅いサーフや河口で動きを軽く保てる長さ。暑さを抑えつつ波打ち際にも入る人向けです。
迷ったら
チェストハイ
胸まで覆えるため、波や水深の変化に対応できます。浅場から少し深い場所まで入る人は最初に見ておきたい長さです。
サーフでは水中に入り移動をすることと急な高波が来ても濡れないようにすることを考えるのであれば「ウエストハイ」もしくは「チェストハイ」の選択になります。
波打ち際や渓流など膝下までしか水中に入らないポイントでは、足さばきが軽く脱ぎ履きの負担が少ない「ヒップウェーダー」が良いでしょう。
自分がこれから行くポイントに合わせて自分に合ったタイプのものを選ぶようにしましょう。
どれを選べば良いか迷ったときは浅場でも深場でも万能に使用することができる「チェストハイ」がおすすめです。
サーフはラジアル、磯やゴロタはフェルトを選ぶ
ウェーダーにはブーツが縫い付けられていて靴底には滑りにくい素材が張り付けられています。
主に「フェルト」「フェルトピン」「ラジアル」の3種類の素材のソールが販売されています。
サーフ・砂浜
ラジアル
ゴム素材の靴底で砂が絡みにくいソール。砂浜を歩く日や、波打ち際をランガンする釣りに合わせます。
岩場・磯・ゴロタ
フェルト/フェルトピン
濡れた石やコケのある足場でグリップを作るソール。砂浜では砂と水を含んで重くなるため、釣り場で使い分けます。
ソール選びは非常に重要の為これから自分が行くエリアに合わせて選ぶ必要がありますので注意して選ぶようにしましょう。
また、ソールがない「ソックスタイプ」のウェーダーも発売されています。
ソールが付いた靴を別途購入する必要がありますがウェーダー1着で靴だけを用意すればあらゆる場所で使用することができますので「ソックスタイプ」を選びという選択肢もおすすめです。
夏のウェーダーはインナーと蒸れ対策まで決める
透湿防水ウェーダーを選んでも、内側に綿のズボンや厚手のスウェットを合わせると汗が残ります。夏のウェーダーインナーは、速乾タイツ、薄手のラッシュガード系パンツ、汗を吸っても乾きが早い化繊素材を合わせると、足まわりのベタつきが減ります。
夏の中に着るもの
- 合わせる速乾タイツ、ラッシュガード系パンツ、薄手の化繊パンツ
- 避ける綿のズボン、厚手のスウェット、汗を含むと乾きにくい服
- 釣行後車に戻ったら裏返して乾かし、濡れたインナーは替える
膝上まで水に入るサーフや河口では、歩く距離が長くなるほどウェーダー内に熱がこもります。休憩時に肩ベルトを緩める、車に戻ったら一度裏返して乾かす、濡れたインナーを替えるだけでも、午後の釣りや帰りの移動がかなり楽になります。
夏にナイロンウェーダーを使う場合は、短時間の浅場や藪こぎが多い場面に絞ると負担が少なくなります。長時間のウェーディングやランガンで使うなら、最初から透湿ウェーダーか防水透湿ウェーダーを選んだほうが、汗冷えや蒸れによる集中切れを避けられます。
夏用ウェーダーおすすめモデル
夏用ウェーダーは、価格だけで一列に並べるより、使う頻度と釣り場で3段階に分けると候補を絞れます。
年に数回のサーフや河口なら「初心者・コスパ重視」、夏も秋も歩くなら「中級者」、長時間のウェーディングや渓流まで想定するなら「ハイエンド」を目安にします。最初から高いモデルを選ぶ必要はありませんが、砂浜用と岩場用のソールだけは間違えると釣り場で困ります。
| 段階 | 商品 | ソール | 釣り場 | 見るポイント | 詳細 |
|---|---|---|---|---|---|
| 初心者 コスパ | ブリザテック ポリカ | ラジアル フェルト | サーフ 河口 防波堤 | 価格を抑えて透湿防水を試したい人 | 詳細を見る |
| 初心者 コスパ | DS4ウェーダー ラジアル | ラジアル | サーフ 河口 浅場のランガン | 最初の1着でも生地とブーツを妥協しにくい人 | 詳細を見る |
| 中級者 | DS4ウェーダー カットフェルト | カット フェルト | 磯 ゴロタ 濡れた足場 | 歩きやすさと足場のグリップを重視する人 | 詳細を見る |
| 中級者 | AQMサーフ ウォーカーII | ラジアル | サーフ 砂浜の移動 | 砂浜を歩く距離が長い人 | 詳細を見る |
| ハイエンド | ブレスラジアル ジップ | ラジアル | サーフ 河口 長時間釣行 | 着脱と蒸気の逃がしやすさを重視する人 | 詳細を見る |
| ハイエンド | DSストレッチ PRO Z | 別売り シューズ | 渓流 ゴロタ 歩く釣り | 耐久性と可動性まで求める人 | 詳細を見る |
初心者・コスパ重視なら価格と透湿防水を両方見る
年に数回のサーフや河口で使うなら、いきなり高額モデルへ寄せるより、透湿防水素材と釣り場に合うソールを外さないことを優先します。安いナイロンウェーダーは短時間なら使えますが、夏に歩く日は蒸れが先に気になるため、最初の1着でも透湿防水を軸にした方が選び直しを減らせます。
プロックス ブリザテックポリカウェダー チェスト
プロックスのブリザテックポリカウェダーは、価格を抑えながら透湿防水を試したい人の候補。
サーフ中心ならラジアル、ゴロタや防波堤の濡れた足場を歩くならフェルトを選ぶと、同じシリーズでも使う釣り場が変わります。
夏に初めてウェーダーを買う人は、サイズ感とソールを先に決めることで、歩いたあとの蒸れと足元の不安を減らせる1着です。
詳しいスペックを見る
- 段階
- 初心者・コスパ
- タイプ
- 透湿防水チェストハイ
- 素材
- ブリザテックPC
- ソール
- ラジアル、フェルト
- 釣り場
- サーフ、河口、防波堤
- 見る点
- 価格帯、耐久性、透湿性
シマノ DS4 ウェーダー チェストハイ ラジアル
シマノのDS4ウェーダー チェストハイ ラジアルは、サーフや河口で最初の本格透湿防水ウェーダーを選ぶ人の選択肢。
ドライシールド4層生地とラジアルソールの組み合わせで、砂場を歩く日や波打ち際で膝上まで入る釣りに使えます。
磯やコケの付いた岩場を歩く予定が多い人は、同じDS4でもカットフェルト側を選ぶ方が足元の不安を抑えられるでしょう。
詳しいスペックを見る
- 段階
- 初心者・コスパ
- タイプ
- 透湿防水チェストハイ
- 素材
- ドライシールド4層
- ソール
- ラジアル
- 釣り場
- サーフ、河口、浅場のランガン
- 見る点
- 砂場での歩きやすさ、胸までの丈、耐摩耗性
中級者はサーフ用と岩場用を分けて考える
夏に何度もウェーディングする人は、1着で全部を済ませるより、よく行く足場に寄せた方が快適です。砂浜中心ならラジアル、磯やゴロタが混ざるならフェルト系を選ぶと、歩く距離が伸びた日でも足元の不安が減ります。
シマノ DS4 ウェーダー チェストハイ カットフェルト
シマノのDS4ウェーダー チェストハイ カットフェルトは、サーフだけでなくゴロタや河川の濡れた石も歩く人の足元を固める1着。
ドライシールド4層生地で蒸れを逃がしながら、カットフェルトソールが岩場やコケのある足場で踏ん張りを作ります。
砂浜だけの日はラジアルの方が手入れが楽なので、釣り場の足元が砂か石かで選ぶと買い直しを減らせるでしょう。
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- 段階
- 中級者
- タイプ
- 透湿防水チェストハイ
- 素材
- ドライシールド4層
- ソール
- カットフェルト
- 釣り場
- 磯、ゴロタ、河川、濡れた足場
- 見る点
- 足場のグリップ、耐摩耗性、ブーツの屈曲性
RBB AQMサーフウォーカーII
RBBのAQMサーフウォーカーIIは、砂浜を歩くサーフ向けに寄せた透湿ウェーダー。
4レイヤー透湿素材とPVCラジアルソールの組み合わせで、砂や水分を吸いにくい足元を作れるため、ランガンで移動距離が伸びる日に疲れを残しにくくなります。
磯やゴロタで使う予定が多い人は、ラジアルではなくフェルト系のソールを選ぶ方が安全です。
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- 段階
- 中級者
- タイプ
- 透湿防水チェストハイ
- 素材
- aquamaxSUPREME 4レイヤー
- ソール
- PVCラジアル
- 釣り場
- サーフ、砂浜、波打ち際
- 見る点
- 砂場での歩きやすさ、ブーツ剛性、接続部の補強
ハイエンドは長時間の蒸れ抜けと耐久性で選ぶ
夏のウェーダーを長く使う人は、着脱の負担、休憩時の蒸れ抜け、歩いたときの生地の突っ張りで差が出ます。価格は上がりますが、釣り場まで歩く距離が長い人や、毎週のように履く人ほど体への負担に出る部分です。
ダイワ タイトフィットブレスラジアルジップウェーダー
ダイワのタイトフィットブレスラジアルジップウェーダーは、サーフや河口で長時間履く人が着脱と蒸れ抜けを重視するときの候補。
フロントジップは車からポイントまでの移動後や休憩時に熱を抜く動作を作り、ラジアルソールは砂浜での歩行に使えます。
濡れた岩場や磯を歩く日が多い人は、同じジップ系でもフェルトスパイク側を検討した方が足元を固められるでしょう。
詳しいスペックを見る
- 段階
- ハイエンド
- タイプ
- 透湿防水チェストハイ、フロントジップ
- 素材
- ブレスアーマー4層
- ソール
- ラジアル
- 釣り場
- サーフ、河口、長時間のウェーディング
- 見る点
- フロントジップ、立体裁断、ウエストベルト
シマノ DSストレッチウェーダーPRO Z ソックス
シマノのDSストレッチウェーダーPRO Z ソックスは、歩く距離が長い釣りや足場に合わせてシューズを分けたい人向けの上位候補。
ストレッチ性と4層生地を重視した作りで、岩を越えたり姿勢を低くしたりする場面でも生地の突っ張りを抑えます。
ブーツ一体型より準備する道具は増えるため、サーフだけの短時間釣行より、渓流やゴロタまで含めて使い込む人が性能を活かせます。
詳しいスペックを見る
- 段階
- ハイエンド
- タイプ
- 透湿防水ストレッチ、ソックスタイプ
- 素材
- 4層透湿防水生地
- ソール
- 別売りシューズを使用
- 釣り場
- 渓流、ゴロタ、磯、歩く釣り
- 見る点
- ストレッチ性、防水フロントファスナー、補修体制
透湿ウェーダーと防水透湿ウェーダーは釣り場で判断する
透湿ウェーダーと防水透湿ウェーダーは、商品名や生地名だけで優劣を決めるより、夏の釣り場で何に困るかを先に決めます。
サーフなら砂が絡みにくいラジアルソール、磯やゴロタならフェルトやフェルトピン、水深が変わる場所ならチェストハイが候補になります。暑さ対策を強めたい日は、フロントジップ付きや裏地がメッシュになったモデルを選ぶと、休憩時に熱を抜く動作を作れます。
インナーは速乾タイツや薄手の化繊パンツを合わせます。綿素材は汗を含むと乾きにくく、ウェーダー内で冷えやベタつきにつながるため、夏の長時間釣行では避けたほうが無難です。
夏用ウェーダーで迷ったらこう選ぶ
夏用ウェーダーで迷ったときは、最初に素材、次に釣り場、最後にインナーを決めると候補が絞れます。
夏用ウェーダーを選ぶポイントは次の通りです。
迷ったときの最終チェック
- 素材蒸気を逃がすことができる透湿防水素材を選ぶ
- ソールサーフであればラジアル、岩場や磯などではフェルトかフェルトピンを選ぶ
- 長さウェーダーの長さはウエストハイかチェストハイを基本にする
- ジップジップ付きウェーダーは着脱の負担が少なく、休憩時に内部の蒸気を逃がせる
- インナー夏のウェーダーインナーは速乾タイツや化繊パンツを合わせる
ウェーダーは内部に蒸気がたまり、うまく逃がすことができなければ蒸れとなってしまい汗でびしょびしょになってしまいます。
その為、うまく蒸気を逃がし暑い夏でも快適に過ごすためには「防水透湿性素材」のウェーダーを選ぶようにしましょう。
少し値段は上がりますが、フロントにジッパーが付いたタイプは着脱の負担が少なく、休憩時に内部の蒸気を逃がせます。
透湿ウェーダーと防水透湿ウェーダーは、どちらも外からの水を止めながら内側の蒸気を逃がす方向で判断します。商品ごとの生地名は違っても、夏に見るべきなのは「蒸れにくいか」「歩いたあとに熱がこもりにくいか」「釣り場の足場にソールが合っているか」です。
サーフ中心ならラジアルソールの透湿防水ウェーダー、磯やゴロタも歩くならフェルトやフェルトピン、暑さ対策を強めたいならフロントジップ付きが候補になります。夏の釣行では本体だけでなく、インナーと乾かし方まで合わせて考えると、同じウェーダーでも快適さが変わります。








