太刀魚釣りの餌はイワシだけじゃない!スーパーで買える種類と使い分け
2026年06月02日
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太刀魚釣りの餌といえばイワシを思い浮かべる方が多いかもしれません。
実際に船テンヤでは定番の餌ですが、太刀魚釣りで使われる餌はイワシだけではありません。
キビナゴ、サバ短冊、サンマ短冊など、それぞれに餌持ちやアピール力の違いがあり、その日の活性や釣り方によって使い分けられています。
また、釣具店で販売されている冷凍餌だけでなく、スーパーで購入できる魚を餌として使う方法もあります。
釣果を伸ばしたいなら、餌の種類だけでなく、どの釣り方に合うかまで知っておきたいところです。
この記事では、太刀魚釣りで使われる代表的な餌の特徴や選び方を解説します。
あわせて、スーパーで手に入る餌の使い方や、餌持ちを良くする塩締めの方法についても紹介するので、状況に合った餌を選びやすくなるでしょう。
まず押さえたいこと
- 船テンヤはイワシから用意する
- 堤防ウキ釣りはキビナゴから用意する
- 餌持ちを足すならサバ短冊を用意
- 臭いと脂で変化を出すならサンマ短冊
- 漬け込みはアミノリキッドと旨〆ソルトを使い分ける
この記事で分かること
- スーパーで買える太刀魚餌の使い分け
- テンヤ、ウキ釣り、引き釣りで餌を変える考え方
- イワシやサンマを塩締めして餌持ちを上げる方法
- アミノリキッドや旨〆ソルトを使う場面
目次
スーパーで買う餌は釣り方から決める

太刀魚釣りの餌は、釣り方によって付け方が変わります。
船テンヤなら、テンヤにまっすぐ巻けるイワシが扱いやすいです。
堤防のウキ釣りなら、投げても外れにくいキビナゴや、皮が残るサバ短冊が使いやすい場面があります。
食い渋りや餌持ちまで考えるなら、サンマ短冊やサバ短冊も候補に入ります。
スーパーで餌を買う時は、魚の名前だけで選ぶより、釣り方、付け方、餌持ちを合わせて見ると外しにくくなります。
最初に買うなら
- 船テンヤ: イワシを使う
- 堤防ウキ釣り: キビナゴを選ぶ
- 餌持ち対策: サバ短冊を足す
- 食い渋り対策: サンマ短冊で臭いと脂を足す
スーパーで買える太刀魚餌の使い分け
スーパーで買える餌は、種類ごとに向く釣り方が違います。迷ったら、イワシ、キビナゴ、サバ短冊、サンマ短冊の4つを役割で分けて考えます。
| 餌 | 向く釣り方 | 強み | 注意点 |
|---|---|---|---|
| イワシ | 船テンヤ、堤防テンヤ | 丸ごと付けやすく、テンヤのシルエットを作りやすい | 身が柔らかいものは塩締めしないと崩れやすい |
| キビナゴ | 堤防のウキ釣り、引き釣り | 針に付けやすく、投げても外れにくい | 船テンヤの大きなシルエット作りには弱い |
| サバ短冊 | ウキ釣り、引き釣り、予備餌 | 皮が強く、餌持ちを上げやすい | 厚く切ると食い込みが悪くなる |
| サンマ短冊 | ウキ釣り、引き釣り、テンヤの変化餌 | 脂と臭いでアピールを出しやすい | 船宿や釣り場で使用を控える案内がある場合は従う |
| 太刀魚の尻尾 | 現地の予備餌 | 餌切れ時に使える | 最初から頼る餌ではなく、あくまで現地対応 |
スーパーで買うときは鮮度と餌持ちを見る

スーパーで太刀魚餌を買うときは、食べておいしそうかだけでなく、針に付けたあとに崩れないかを見ます。ドリップが多い魚や、腹が割れたイワシは、テンヤに巻いたときに崩れやすくなります。
イワシは、腹が破れていないものを選びます。加熱用や解凍品でも使えますが、身が緩いものは塩締め前提で買います。
サンマとサバは、皮付きで短冊にできるものを選びます。太刀魚は歯が鋭く、身だけの餌はすぐに削られるため、皮を残せる餌のほうが投げ直しや誘いに耐えます。
キビナゴは、細すぎないものを選びます。小さすぎると付けやすくてもアピールが弱く、何度も投げると傷みやすくなります。
- イワシは腹割れとドリップの量を見る
- サンマとサバは皮付きで短冊にできるものを選ぶ
- キビナゴは細すぎないサイズを選ぶ
- 買ったあとは常温に置かず、すぐ冷蔵か保冷する
塩締めと短冊作りで餌持ちを上げる
スーパーで買ったイワシやサンマは、そのまま使うより塩締めしたほうが餌持ちが上がります。塩で水分を抜くと身が締まり、テンヤに巻いたときやウキ釣りで投げたときに外れにくくなります。
手順は難しくありません。バットや保存容器に塩を敷き、魚を並べ、上からまた塩を振ります。短時間なら1〜2時間、しっかり締めたいなら半日から一晩を目安に冷蔵庫で置きます。
サンマやサバを短冊にするときは、皮を残して細長く切ります。身側から針を入れて皮側へ抜くと、皮が最後に残って餌持ちがよくなります。
締めすぎると身が硬くなり、自然な動きは落ちます。深場や餌取りが多い日はしっかりめ、食い込みを重視する日は軽めに締めると使いやすくなります。
ニンニク漬けや味の素漬けは変化を出したい日に使う

ニンニク漬けや味の素漬けは、スーパー餌の臭いを強めたいときに使う下処理です。アタリが少ない日や、周りと餌の差を出したい日に候補になります。
ニンニク漬けは、塩締めしたイワシやサンマ短冊にチューブにんにく、塩、少量の旨味系調味料をなじませて作ります。臭いが強いので、保存袋を二重にし、釣り用の容器と家庭用の食品容器を分けておくと扱いやすくなります。
味の素漬けは、塩締め後の餌に少量をまぶしてなじませるだけでも使えます。やりすぎる必要はなく、餌の臭いと旨味を少し足すくらいで十分です。
アミノリキッドは、塩締めしたイワシやサンマ短冊へ臭いと水分をなじませたいときに使います。
容器に餌を入れて全体へ回し、2時間から一晩ほど冷蔵で置きます。
釣行前は液を捨て、キッチンペーパーで表面の水分を軽く取ってから持ち込みます。
べたついたままテンヤへ巻くと身が滑りやすいので、漬け込み後は軽く締める感覚で扱うと巻きやすくなります。
アミノ酸αは、釣行直前に少量をまぶして臭いを足したいときに使います。
旨〆ソルトは、液体で漬け込む時間がない日や、身が柔らかいイワシを現場で締めたいときに便利です。
強く締めすぎると食い込みが落ちるため、餌持ちを上げたい日だけ量を増やします。
ニンニクを使った漬け込みを詳しく知りたい場合は、太刀魚のニンニク餌 もあわせて確認してください。
スーパー餌に使える漬け込み用品
スーパー餌を使う日は、魚そのものだけでなく、締め方と臭いの足し方でも使いやすさが変わります。
アミノリキッド、アミノ酸α、旨〆ソルトは役割が少し違うので、同じ日に全部を濃く使うより、餌の状態に合わせて1つか2つを選ぶほうが扱いやすくなります。
アミノリキッドは液体で餌全体に回しやすく、塩締め後のイワシやサンマ短冊に変化を付けたいときに使いやすい集魚剤です。
漬けた後は液を切り、表面を軽く押さえてから持ち込むと、テンヤへ巻くときに滑りにくくなります。
アミノ酸αは粉を少量まぶして使えるため、液体で漬け込む時間がない日や、船宿で買ったイワシへ変化を付けたいときに向いています。
かけすぎると餌の表面が扱いにくくなるので、最後に薄くまとわせるくらいから始めると使いやすいです。
旨〆ソルトは、身が柔らかいイワシや短冊餌をその場で締めたいときに便利です。
液体の漬け込みより餌持ちを出しやすい一方、締めすぎると食い込みが落ちるため、投げ直しが多い日や餌取りが多い場面で量を調整して使います。
船テンヤはイワシをまっすぐ付ける
船の太刀魚テンヤでは、餌が曲がると水中で姿勢が崩れやすくなります。イワシは頭と胴がまっすぐになるように置き、テンヤの軸に沿わせて巻きます。
ワイヤーを強く締めすぎると身割れします。固定できる強さで止め、誘ったときに餌がずれないかを見ます。
小さすぎるイワシは食い込みがよくても、テンヤ全体のシルエットが弱くなります。大きすぎるイワシは巻きにくく、潮を受けて姿勢が崩れやすくなります。
堤防のウキ釣りは餌を大きくしすぎない
堤防のウキ釣りや引き釣りでは、餌が外れにくいことと、食い込みを邪魔しないことが大事です。キビナゴはそのまま付けやすく、サンマやサバの短冊は幅を調整しやすい餌です。
アタリがあるのに乗らない日は、餌を大きく見せるより細くして針先を出します。太刀魚は餌をかじるように当たることも多いので、餌を大きくすれば掛かりがよくなるとは限りません。
サンマやサバの短冊は、皮を残して細長く切ります。皮が残ると投げ直しに耐えやすく、夜釣りでも手返しを保ちやすくなります。
持って行く量と保存方法
餌の量は、半日か一日か、船か堤防かで変わります。船テンヤで餌が支給されない場合は、餌切れがそのまま釣り終了につながるので多めに準備します。
半日船ならイワシ20匹前後、一日船なら30〜40匹前後を目安にします。アタリが多い日や小型が多い日は消耗が早いので、サバ短冊やキビナゴを予備で入れておくと安心です。
堤防のウキ釣りなら、キビナゴ1パックかサンマ1〜2尾分の短冊から始めやすくなります。長時間やるなら、サバ短冊を少し作っておくと、餌持ちを優先したい場面で助かります。
作った餌は、釣り場までしっかり冷やして持ち込みます。前日に作るなら、塩締め後にキッチンペーパーで余分な水分を取り、保存袋やタッパーに入れて冷蔵します。
サンマ餌は使える場所を確認してから持ち込む
サンマは太刀魚餌として強い選択肢ですが、どこでも無条件に使えるとは考えないほうが安全です。船宿によっては、餌の種類を指定していたり、地域事情でサンマ餌を避けるよう案内していたりします。
特に乗合船では、自分だけ違う餌を使うより、船宿の案内に合わせたほうが釣りもしやすくなります。堤防でも、釣り禁止、餌釣り制限、コマセ禁止などのルールがある場所では、餌そのものより先に釣り場ルールを確認します。
余った餌や袋を残さないことも大事です。スーパー餌は手軽ですが、釣り場での扱いが雑になるとトラブルにつながります。
釣れないときは餌の役割を変える
アタリがないときは、餌を強くする方向と、食い込みをよくする方向のどちらを試すかを分けます。太刀魚が近くにいない、または気づいていないと感じるなら、サンマやニンニク漬けで臭いを足します。
アタリはあるのに乗らないなら、餌を小さくして食い込みを優先します。キビナゴを少し細めに付ける、サンマ短冊の幅を落とす、針先をしっかり出す、といった調整です。
餌だけ削られるなら、身持ちのよいサバ短冊や塩締めを強めたイワシに替えます。太刀魚が餌をかじっているのに掛からない日は、餌の強さと掛かりやすさのバランスを見直します。
- アタリがない: サンマ、ニンニク漬け、味の素漬けで臭いを足す
- アタリはあるが乗らない: 餌を細くして針先を出す
- 餌だけ取られる: サバ短冊や塩締めを強めた餌に替える
- 周りだけ釣れる: 付け方の曲がり、餌の回転、タナを先に確認する
太刀魚釣りに使いやすい冷凍餌
スーパーで生魚を選ぶ時間がない日は、釣り用の冷凍餌を準備しておくと安定します。釣り場や船宿に向かう途中で餌を探すより、前もって冷凍庫に入れておける餌があると釣行前の不安が減ります。
スーパーでちょうどよいサイズのイワシが見つからない日や、前日に塩締めする時間がない釣行で、船テンヤ用の予備餌として入れておきやすい冷凍イワシです。
脂と臭いでアピールを出しやすいサンマ餌を、テンヤに巻きやすい形で持ち込みたいときの候補です。
船宿や釣り場で使用可否を確認してから使います。
皮が強く投げ直しに耐えやすいサバ短冊なので、キビナゴやイワシが外れやすい堤防のウキ釣り、引き釣りの予備餌に向きます。
針に付けやすく身が崩れにくい冷凍キビナゴは、堤防の太刀魚ウキ釣りで最初に用意する餌として扱いやすい選択肢です。
仕掛けとの相性も確認する
餌を変えても釣れないときは、餌そのものより付け方や仕掛けとの相性が原因になっていることがあります。テンヤなら餌が曲がっていないか、ワイヤーで締めすぎて身が割れていないかを見ます。
ウキ釣りなら、針先が餌に隠れすぎていないか、短冊が大きすぎて食い込みを邪魔していないかを確認します。
堤防テンヤの選び方まで合わせて見るなら、堤防太刀魚テンヤの記事 もつながります。
太刀魚餌をスーパーで買うときのよくある疑問
太刀魚テンヤの餌はスーパーのイワシで代用できる?
代用できます。丸ごと付けやすいサイズで、腹割れしていないイワシを選び、身が柔らかい場合は塩締めしてから使います。
太刀魚餌で一番強いのはイワシとサンマのどちら?
船テンヤで最初に用意しやすいのはイワシです。臭いと脂で変化を出したいときはサンマが強く、ウキ釣りや引き釣りではサンマ短冊が使いやすい場面もあります。
キビナゴはスーパーで買ったものでも使える?
使えます。堤防のウキ釣りでは針に付けやすく、投げても崩れにくいので扱いやすい餌です。小さすぎるものはアピールが弱いため、サイズを見て選びます。
サバの切り身は太刀魚に使える?
使えます。皮が強く餌持ちがよいため、ウキ釣りや引き釣りの予備餌に向いています。厚く切るより、細長い短冊にしたほうが食い込みを邪魔しにくくなります。
スーパー餌は前日に作っても大丈夫?
前日に塩締めして冷蔵しておけば使いやすくなります。常温放置は身崩れと臭いの原因になるため、作ったあとは保存袋やタッパーに入れて保冷します。
太刀魚釣りのスーパー餌はイワシを軸に予備を足す
太刀魚釣りの餌をスーパーで用意するなら、船テンヤはイワシ、堤防のウキ釣りはキビナゴを軸にします。餌持ちを足したい日はサバ短冊、臭いと脂で変化を出したい日はサンマ短冊を用意します。
スーパー餌で差が出るのは、買ったあとの下処理と保存です。塩締めで身を締め、必要に応じてニンニク、アミノリキッド、旨〆ソルトを使い分け、釣り場まではしっかり保冷します。
釣具店の冷凍餌が買えない日でも、釣り方に合わせて餌を選べば太刀魚釣りは成立します。まずはイワシかキビナゴを軸にして、釣り場の反応を見ながらサンマやサバ短冊で変化を付けていきましょう。








