タチウオテンヤ電動リールおすすめ11選|船リールの選び方も解説

2026年05月28日

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タチウオテンヤ電動リールおすすめ11選|船リールの選び方も解説

タチウオテンヤの電動リールは、200番・600番・300番のどれを選ぶかで、手持ちの軽さ、回収の速さ、深場への対応力が変わります。

水深80〜120m前後に40号や50号のテンヤを入れる釣りでは、空振り後の回収、エサの付け直し、再投入を何度も繰り返します。手巻きだけでも釣れますが、回収のたびに腕と集中力が削られると、誘いと掛ける瞬間に力を残しにくくなります。

まずは船宿指定のPE号数を確認し、PE2号300m前後を扱える番手を基準にします。そのうえで、一日手持ちで誘うならダイワ200番・シマノ600番、深場や速潮、青物混じりまで見るなら300番クラスへ広げる考え方です。

この記事では、タチウオテンヤ電動リールの番手、PE号数、タチウオ船リールとしての手巻きとの使い分け、船電源やバッテリーの確認点と、候補にしやすいおすすめ11機種を紹介します。

まず押さえたいこと
  • 最初に確認するのは船宿のPE号数指定で、基準はPE2号300mクラス
  • 一日手持ちで誘うなら200番・600番が軸になりやすい
  • 深場、速潮、青物混じりまで見るなら300番クラスが安心
  • 最新の超軽量機もあるが、PE2号300m船の本命とは限らない

この記事で分かること

  • タチウオテンヤ用電動リール11機種の違い
  • PE2号300mを基準にする理由
  • 200番・600番・300番の分け方
  • 軽量最新機を選んでいい場面
  • 電動と手巻きの使い分け

タチウオテンヤ電動リールの選び方

タチウオを横持ちする船上のアングラー

最初に確認するのは、行く船のPE号数指定です。

東京湾、大阪湾、伊勢湾などの乗合船では、オマツリ対策としてPE2号前後を指定する船宿が珍しくありません。電動リールは高価なので、ここを外した状態で軽さだけに寄せると、買ってから使いどころが狭くなります。

基準として置きやすいのはPE2号300m前後。水深100m前後で高切れが出ても、巻き替えずに続ける余地があり、船宿指定も外しにくいラインです。

一日手持ちで誘うなら、ダイワ200番、シマノ600番が主軸になります。実売人気だけでなく、重さと糸巻量の収まりがよく、40号や50号テンヤの回収を任せても釣りのテンポが崩れにくいからです。

深場、速潮、青物混じりまで同じリールで受けたいなら300番クラス。少し重くなる代わりに、糸巻量と巻上力に余白が生まれます。

最新の100番や200番クラスも魅力はありますが、PE2号300m指定船の本命になるとは限りません。軽さだけで決めず、行く船の水深とルールに合うかを先に見た方が失敗しにくくなります。

  • 船宿指定があるならPE2号300m前後を先に満たす
  • 手持ち誘い中心なら500g前後までを目安にする
  • 深場と速潮まで見るなら300番クラスを選ぶ
  • 最新軽量機は船の条件が合う時だけ強い

200番・600番・300番は何で分けるか

タチウオテンヤの電動リールは、価格より先に「どの条件まで受けるか」で分けると選びやすくなります。

200番は、手持ちの軽さを保ちながら電動回収の恩恵を受けたい人向けです。PE2号300mが入る200J系は、船宿ルールを守りつつ軽く組みたい時の本命。逆に、200や100の超軽量側は、浅場や細糸寄りの船で真価が出ます。

シマノ600番は、PE2号300mを確保しやすく、手持ちの重さもまだ抑えやすい中核番手です。迷ったら600が残りやすいのは、タチウオテンヤで必要な糸巻量と回収速度を押さえながら、手元の重さも大きく崩れにくいからです。

300番は、深場、速潮、青物混じりまで見る時の上積み枠です。標準域だけならオーバーになる日もありますが、条件差の大きい船まで1台で回したい時に巻上げ側の余地が生まれます。

タチウオテンヤ電動リールおすすめ11選

ここでは、タチウオテンヤで役割を分けやすい電動リールを11機種に絞りました。

単に人気順で並べるのではなく、PE2号300mへの対応力、手持ちでの重さ、回収テンポ、深場まで見る時の巻上げ量を見ながら並べています。最新の軽量機も入れていますが、あくまで船宿ルールと水深に合うかを前提に評価しています。

ダイワ 23レオブリッツ200J

ダイワ 23レオブリッツ200J
自重 約480gPE2号300m最大ドラグ力 8.5kg

こんな人におすすめ

PE2号300m基準で最初の1台を外しにくく選びたい人

  • 200番で一日手持ちを続けやすい重さ
  • JOGパワーレバーで回収速度を親指操作
  • 船宿指定のPE2号300mを載せやすい

23レオブリッツ200Jは、タチウオテンヤで最初に見たい基準機です。

PE2号300mが入るので、船宿ルールを外しにくく、水深100m前後の回収も任せやすくなります。

手持ちで誘い続けても前に出すぎない重さと、親指で回収速度を触れるJOG操作が強み。

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糸巻量
PE2号300m / PE3号200m
自重
約480g
最大ドラグ力
8.5kg

出典: DAIWA

シマノ 23フォースマスター600

シマノ 23フォースマスター600
自重 約495gPE2号300m最大ドラグ力 10kg

こんな人におすすめ

落下速度や巻上げ操作まで細かく整えたい人

  • PE2号300m対応の600番
  • タッチドライブで巻上げ速度を直感操作
  • フォールレバーで落下速度を詰められる

23フォースマスター600は、シマノでタチウオテンヤの本命を選ぶなら最有力です。

PE2号300mを軸にしながら、フォールレバーで落とし直しの速さを整え、タッチドライブで巻上げ速度をすぐ変えられます。

毎流しの誘い方を揃えたい人ほど差が出る一台。

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糸巻量
PE2号300m / PE3号200m
自重
約495g
最大ドラグ力
10kg

出典: SHIMANO

ダイワ 24シーボーグ100J

ダイワ 24シーボーグ100J
自重 約375gPE1.5号300m / PE2号150mMAGMAXモーター

こんな人におすすめ

最新の超軽量電動を浅場・細糸の条件で使いたい人

  • 現行でも軽い100番クラス
  • 手持ちテンヤの負担をさらに削れる
  • 浅場や細糸ルールなら比較対象へ入る

24シーボーグ100Jは、今の電動リールで軽さを最優先するなら気になる最新候補です。

PE2号300mを求める船の本命ではなく、浅場中心や細糸寄りのルールに合う日に持ち味が出ます。

最新機を広く勧めるのではなく、条件がはっきり合う人向けとして入れる形。

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糸巻量
PE1.5号300m / PE2号150m
自重
約375g
最大ドラグ力
8kg

出典: DAIWA

シマノ 19プレイズ600

シマノ 19プレイズ600
自重 約470gPE2号300m最大ドラグ力 5kg

こんな人におすすめ

価格を抑えつつPE2号300mクラスを選びたい人

  • 600番でPE2号300mに対応
  • 軽めの自重で手持ちテンヤに入る
  • 高機能機より価格を抑えやすい

19プレイズ600は、上位機ほどの機能を求めない人の現実解です。

PE2号300mを確保しながら、価格を抑えて電動化したい場面と噛み合います。

最初から高級機へ振り切らず、まず回収の負担を減らしたい人が比べる位置。

ダイワ 22シーボーグ200J

ダイワ 22シーボーグ200J
自重 約485gPE2号300mJOGパワーレバー

こんな人におすすめ

小型電動でも操作性と質感を妥協したくない人

  • 200番クラスでPE2号300m対応
  • JOG操作で回収が速い
  • レオブリッツより上位機らしい作り

22シーボーグ200Jは、軽さを保ちながらもう一段上の作りを求める人向けです。

釣行回数が増えるほど、巻上げの滑らかさやレバー操作の収まりが効いてきます。

年に数回の釣りより、シーズンを通して手持ちテンヤへ出る人ほど差が見えやすい200番。

シマノ 21フォースマスター200

シマノ 21フォースマスター200
自重 約395gPE1.5〜2号200m級超小型

こんな人におすすめ

浅場中心で軽い電動を優先したい人

  • 軽い200番クラス
  • 浅場や細糸の手持ちに入れやすい
  • 小型でも電動回収の恩恵を受けられる

21フォースマスター200は、軽さの違いが分かりやすい小型機です。

浅場中心や細糸寄りのルールなら比較対象に入りますが、PE2号300mを必須で見る船では先に外れます。

軽い電動を優先したい人が、行く船の条件を確認したうえで見る枠。

シマノ 20フォースマスター600DH

シマノ 20フォースマスター600DH
自重 約495gPE2号300m600DH

こんな人におすすめ

ダブルハンドルの安定感で600番を使いたい人

  • PE2号300mを受けやすい600番
  • ダブルハンドルで巻き姿勢を作りやすい
  • 手持ちと回収の重さを揃えやすい

20フォースマスター600DHは、片側ノブより両手の安定感を重視したい人向けです。

テンヤを止める、聞く、回収する流れで手元の収まりを好む人には差が出ます。

現行最前線ではないものの、600番をどう持つかという観点ではまだ比較対象に置けるモデル。

ダイワ 23レオブリッツ300J

ダイワ 23レオブリッツ300J
自重 約540gPE3号400m最大ドラグ力 13kg

こんな人におすすめ

深場や速潮の日まで同じリールで受けたい人

  • 300番の糸巻量で深場に強い
  • JOGパワーレバー搭載
  • 青物混じりや中深場にも回せる

23レオブリッツ300Jは、タチウオテンヤ専用に寄せすぎず、深場や速潮まで同じ電動で受けたい人向けです。

200番より重さは出ますが、その分だけ糸巻量と巻上げの余地が増えます。

条件差の大きい船も視野に入れるなら、比較から外れにくい300番。

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糸巻量
PE3号400m / PE4号300m
自重
約540g
最大ドラグ力
13kg

出典: DAIWA

ダイワ 21シーボーグ300J

ダイワ 21シーボーグ300J
自重 約560gPE3号400mJOGパワーレバー

こんな人におすすめ

300番クラスでも上位機の操作と巻上げを求める人

  • 深場対応の300番クラス
  • JOG操作で手返しを作れる
  • タチウオ以外の船釣りにも広げられる

21シーボーグ300Jは、300番クラスでも上位機の巻上げ感を取りたい人向けです。

水深が深い日、潮が速い日、良型や他魚種が混じる日でも、回収側で止まりにくい構成。

タチウオ専用機より、船釣り全体の軸として見る時に比較対象へ入る300番です。

ダイワ シーボーグG200J

ダイワ シーボーグG200J
自重 約520gPE2号300mGモデル

こんな人におすすめ

200番でも剛性と耐久寄りで選びたい人

  • Gシリーズらしい剛性寄りの200番
  • PE2号300mを確保できる
  • タチウオ以外のライト船へ回しやすくなる

シーボーグG200Jは、軽さ一点よりも剛性と耐久寄りで200番を選びたい人向けです。

毎シーズン使う頻度が高い人や、タチウオ以外のライト船にも流用したい人なら、自重差以上に巻上げ側の強さが見えてきます。

手持ちで許容できる重さかどうかが判断ポイント。

tailwalk ELAN SW DENDO150

tailwalk ELAN SW DENDO150
自重 約435gPE2号200m級軽量電動

こんな人におすすめ

浅場中心で軽い電動リールを試してみたい人

  • 小型で手持ちテンヤへ載せられる
  • 浅場中心なら必要な糸巻量を確保できる
  • 電動の軽さを優先できる

ELAN SW DENDO150は、PE2号300m船の本命というより、浅場中心で軽さを試したい人の割り切り枠です。

電動リールの重さが苦手でも入れやすく、条件が合う船なら選択肢に入ります。

船宿ルールが厳しいエリアでは、先に優先度を下げて見る形。

電動リールと手巻きリールの分け方

タチウオテンヤは手巻きでも成立します。浅場、軽いテンヤ、短時間便なら、手巻きの軽さと感度が武器になる日もあります。

ただ、水深80mを超え、40号以上のテンヤを何度も回収する状況では、電動リールの価値が一気に上がります。

差が出るのは、掛けた後より掛ける前です。空振り後の回収、エサの付け直し、再投入。この流れを早く戻せるほど、群れが船下を通る時間を逃しにくくなります。

手巻きは軽さと操作感、電動は回収速度と体力温存。どちらが上かではなく、その日の水深とテンヤ号数で分ける考え方が現実的です。

タチウオ船リール全体で見るなら、まず船宿の指定ラインを確認し、PE1.5〜2号を200〜300m巻けるかを基準にします。浅場中心ならカウンター付き手巻きでも扱いやすく、深場・速潮・重いテンヤまで見るなら電動リールの方が失敗しにくくなります。

番手はダイワなら200番、シマノなら600番がタチウオテンヤの中心です。深場や他魚種兼用まで考えるなら300番クラス、軽さ優先なら100〜200番クラスも候補になりますが、糸巻量が船宿指定に届くかを先に確認してください。ドラグ力は大型タチウオ狙いでも5kg前後あれば十分で、数字の大きさより滑り出しの滑らかさとカウンターの見やすさを重視した方が実釣で使いやすいです。

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バッテリーと船電源で止まらないための確認

電動リールは、本体だけで完結しません。電源が弱いと巻上げが不安定になり、表示や自動停止にも影響します。

船電源を使う場合は、座席ごとの端子位置、ワニ口の状態、同船者との共有有無を出船前に確認します。塩で端子が荒れている船では、接触不良が起きることもあります。

自前バッテリーを持つなら、小型リチウムが便利です。タチウオテンヤは大物狙いほど消費が激しい釣りではないものの、朝から昼まで回収を繰り返すため、容量を削りすぎると終盤に不安が出ます。

リール選びと同じくらい、電源の準備も釣りのテンポを左右します。

PE2号300m基準で、軽さを取るか巻上げ量を取るかで決める

タチウオテンヤ用の電動リールは、最初から最高額の上位機を狙う必要はありません。

まずは乗る船のPE号数指定と水深を確認し、PE2号300mが必要か、浅場中心で軽量機に振れるかを決めます。

最初の1台なら、23レオブリッツ200J、23フォースマスター600、19プレイズ600が軸です。深場や速潮の日も多いなら、23レオブリッツ300Jや21シーボーグ300Jまで視野に入ります。最新軽量機に惹かれるなら、24シーボーグ100Jや21フォースマスター200を入れる前に、行く船が本当にその糸巻量で足りるかを確認してからで十分です。

回収のたびに腕が止まる釣りから、誘いへ体力を回せる釣りへ。電動リールは、その切り替えをはっきり体感できる道具です。