タイラバで釣れる魚は?真鯛以外のゲストと釣れた後の対応を解説

2026年07月21日

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タイラバで釣れる魚は?真鯛以外のゲストと釣れた後の対応を解説

タイラバは真鯛を狙う船釣りですが、海底まで落として巻き上げる途中では、ホウボウや根魚、青物、ヒラメなども掛かります。

初めて見る魚が上がると、持ち帰ってよい魚なのか、同じ巻き方を続けるのか、船上で迷う方も多いのではないでしょうか。

釣れる魚は海域、季節、水深、底質によって変わります。根魚が一匹釣れたから岩礁帯、青物が掛かったから中層に群れがいると断定はできませんが、船長が伝える水深や周囲の釣果と合わせれば、次にタイラバを通す層を決められます。

この記事では、タイラバで釣れる代表的な魚を、底付近、根周り、中層に分けて紹介します。魚が掛かった後に変えたい巻き方と、持ち帰りやリリースの注意点まで解説します。

この記事で分かること

  • タイラバで真鯛以外に釣れる魚
  • 魚種ごとに掛かりやすい層と底質の目安
  • ゲストが釣れた後に変える巻き方
  • 見慣れない魚を扱う時の注意点

タイラバでは真鯛以外の魚も釣れる

タイラバで釣れたホウボウとヒラメ

タイラバは、ヘッドを海底まで落とし、着底後に一定速度で巻き上げる釣りです。

底付近から中層までルアーが通るため、真鯛だけでなく、海底にいる根魚やフラットフィッシュ、ベイトを追う青物も反応します。

釣れる魚の種類や頻度は海域によって大きく異なります。東京湾ではホウボウやサバフグ、瀬戸内ではアコウ、九州ではハタ類や青物が混じるなど、同じタイラバでも船ごとに混じる魚が変わります。

予約時や出船前に、最近混じっている魚、持ち帰れない魚、リリースするサイズを船長へ聞いておきましょう。

釣れた魚に合わせて次の投入を変える

魚種だけで海底の状態は決められません。魚が掛かった層と船内の釣果を重ねると、次の投入でタイラバを通す層を決められます。

魚のグループ掛かりやすい場所引きやアタリの目安次の投入で変えること
真鯛底付近から中層首を振りながら段階的に引く掛かった巻き数まで同じ速度で通す
ホウボウ・イトヨリ砂地や砂泥底の底付近着底直後から数巻きで出やすい底を取り直し、低い層を丁寧に巻く
カサゴ・ハタ類岩礁や起伏の近く掛かった直後に底へ戻ろうとする着底後すぐに巻き、根掛かりを避ける
ヒラメ・マゴチ砂地の底付近重さが乗ってから首を振る底から数mを急がず巻く
ブリ・カンパチ・サバ底から中層横へ走り、巻き上げが止まる掛かった巻き数を覚え、同じ層まで巻く
エソ・フグ底付近から中層細かな首振りや仕掛けを噛む感触傷んだネクタイ、フック、リーダーを交換する

タイラバで釣れる代表的な魚

遊漁船でタイラバを巻く釣り人

タイラバには、海底付近を生活圏にする魚から、ベイトを追って中層を泳ぐ魚まで反応します。

魚種を特定して狙い撃ちするより、どの層で掛かったかを覚えておく方が、次の投入でも同じ層を通せます。

真鯛は底付近から中層までタイラバを追う

真鯛はタイラバの本命です。着底直後だけでなく、底から巻き上げる途中やフォール中にも反応します。

コツコツと触るアタリが出ても巻きを止めず、同じ速度を保つことが基本です。掛かった後は首を振るような引きが続き、ドラグが断続的に出ます。

船長から底から10m、20mまで巻くよう指示がある場合は、その範囲を外さずに通しましょう。真鯛が掛かった巻き数を覚えておけば、次の投入で同じ層を通せます。

ホウボウとイトヨリダイは砂泥底で掛かりやすい

タイラバで釣れたホウボウとイトヨリダイ

ホウボウとイトヨリダイは、砂地や砂泥底を流す船で混じりやすい魚です。

着底直後から数回転で掛かることが多く、底付近を巻いている時に混じりやすい魚です。ただし、一匹釣れただけで船下すべてが砂地とは限りません。

同じ魚が船内で続くなら、ヘッドが着底したらすぐ巻き始め、底から低い層を通します。着底が分かりにくい時は、ネクタイより先にヘッドを重くして底を取り直しましょう。

カサゴ・キジハタ・マハタは根周りで掛かりやすい

タイラバで釣れたカサゴ・キジハタ・マハタ

カサゴ、キジハタ、マハタなどの根魚は、岩礁や起伏のある場所を流す時に掛かります。

掛かった直後に底へ戻ろうとするため、最初の引きが強く、リールを巻けないことがあります。ドラグは、掛かった直後に根へ潜られず、強く走った時にはラインが出る強さへ調整します。

根魚が続く流しでは、着底後の間を短くし、タイラバを底から離します。根掛かりが増えた時は、底を引き続けず、ヘッドの重さと巻き始めるタイミングを変えましょう。

着底が分かりにくい日や潮が速い日は、指定範囲内でヘッドを重くするか、同じ重さでも体積の小さいタングステン製へ替えると底を取り直しやすくなります。

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ヒラメとマゴチは砂地の底付近で掛かりやすい

タイラバで釣れたヒラメとマゴチ

ヒラメとマゴチは、砂地を流している時に底付近で掛かる魚です。

真鯛のような細かな前アタリより、重さが乗ってから首を振ることがあります。ヒラメは船縁で急に暴れるため、海面へ浮いてもラインを緩めず、タモ入れを待ちましょう。

フラットフィッシュが続く時は、着底後すぐに速く巻き上げるより、底から数mを急がず通します。底を長く引くと根掛かりや泥を拾う原因になるため、着底したまま放置はしません。

ブリ・ハマチ・カンパチは中層で横へ走る

タイラバで釣れたブリとカンパチ

ブリ、ハマチ、カンパチなどの青物は、ベイトが船の周りを通る日にタイラバへ反応します。

真鯛より横へ走りやすく、掛かった直後や船の近くでドラグを長く出すのが特徴です。細いPEラインで無理に止めると高切れし、周囲の仕掛けへ走ればオマツリにつながります。

青物が掛かったら、魚が走る方向を船長と周囲へ伝えます。取り込み後は、掛かった巻き数までタイラバを通し、船内でも青物が続くなら同じ巻き数まで通します。

サバとサワラはフォール中にもタイラバへ反応する

タイラバで釣れたサバとサワラ

サバとサワラは、タイラバを落としている途中で掛かることがあります。

サバの群れが厚い日は底へ届く前に止められ、真鯛のいる層までタイラバを落とせません。サワラやタチウオが混じる海域では、鋭い歯でリーダーやネクタイを切られることもあります。

フォール中に仕掛けが急に軽くなった時は、そのまま落とし直さず、リーダーを指でなぞります。ざらつきやフックの開きがあれば交換しましょう。そのまま使えば、次に真鯛が掛かった時に切れる原因になります。

アマダイは砂泥底の着底前後で掛かる

タイラバで釣れたアマダイ

アマダイは、砂泥底の深場を流す時に混じることがある魚です。

底付近で掛かることが多く、巻き始めに重さが乗ります。水深が深い場所では、軽いヘッドのままでは着底が分からず、アマダイや真鯛がいる層を通せません。

船長の指定重量を基準に、着底が分かる範囲でヘッドを選びます。アマダイが釣れた後も底でタイラバを止めず、着底から巻き出しを一定に保ちましょう。

エソとフグが掛かった後は傷んだリーダーとフックを交換する

タイラバで釣れたエソとフグ

エソとフグは、真鯛を狙うタイラバにもよく反応します。

エソは歯でネクタイやリーダーを傷つけ、フグはネクタイを短く噛み切ることがあります。魚を外した後に見た目だけ整えて再投入すると、傷んだリーダーや開いたフックが残ります。

ネクタイの長さ、フックポイント、結び目から上のリーダーを指でなぞり、ざらつきがあれば交換します。フグは種類によって毒を持つため、自分で判別や処理をせず、船長の指示に従ってください。

ゲストが釣れた後は巻く層と仕掛けを変える

真鯛以外の魚が釣れた時は、魚名だけでなく、着底から何回転で掛かったかを覚えておきます。

次の投入では、掛かった層をもう一度通すのか、真鯛が出ている層へ巻く範囲を戻すのかを決めましょう。

根魚が続いたら着底後すぐに底から離す

カサゴやハタ類が続く時は、根や起伏の近くを流している可能性があります。

真鯛を狙いながら根掛かりを避けるなら、着底後すぐに巻き始め、底からタイラバを離します。底を取る回数を増やすより、船長が指示した巻き上げ幅を一度通してから落とし直しましょう。

中層で青物が掛かったら巻き数を残す

青物が中層で掛かった時は、着底からの巻き数やカウンター表示を残します。

同じ層で船内のアタリが続くなら、その流しは青物が掛かった巻き数まで通します。周囲で真鯛が底付近に出ている場合は、船長が指示した巻き上げ幅へ戻します。

アタリがない時は魚種より着底と巻き出しを直す

ゲストも真鯛も掛からない時は、魚種を予想する前に、着底が分かるヘッド重量へ替え、着底後すぐに巻き始めます。

ネクタイの色を次々に替える前に、ヘッド重量、巻く範囲、巻き速度を一つずつ変えましょう。

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一定速度で巻きにくい場合は、ギア比とハンドル一回転の巻き取り長さを釣り方に合わせます。

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釣れた魚を持ち帰る前に船のルールを聞く

タイラバで釣れた魚をすべて持ち帰れるとは限りません。

海域や船によって、真鯛やハタ類のリリースサイズ、資源保護のルール、持ち帰れる尾数が決められている場合があります。出船前に船宿の乗船ルールを読み、船長の指示を優先してください。

小型の真鯛や根魚はリリース規定を優先する

小型の真鯛や成長の遅いハタ類は、船独自のリリースサイズが設定されることがあります。

自分の感覚だけで持ち帰らず、魚を傷める前に船長へ聞きましょう。リリースする魚は乾いた床へ長く置かず、フックを外して速やかに海へ戻します。

見慣れない魚は素手で触る前に船長へ聞く

タイラバでは、フグ、オニカサゴ、エイなど、歯や毒のあるトゲを持つ魚が掛かることがあります。

魚名が分からない時は素手で押さえず、ラインを張った状態で船長を呼びます。食べられるか分からない魚は持ち帰らず、船長へ聞いてください。

持ち帰る魚は早めに冷やす

持ち帰る魚は、船のルールに従って血抜きや締めを行い、海水氷や氷の入ったクーラーボックスで冷やします。

青物やサバが混じると、真鯛だけを想定した小さなクーラーボックスでは魚を曲げることがあります。船で混じりやすい魚と最大サイズを聞き、魚を曲げずに入れられる内寸を選びましょう。

タイラバで釣れる魚を知って次の投入を変えよう

タイラバでは、真鯛のほかにホウボウ、イトヨリダイ、カサゴ、ハタ類、ヒラメ、マゴチ、青物、アマダイ、エソ、フグなどが釣れます。

魚種だけで海底や層を断定せず、着底からの巻き数、船内で続いている魚、船長が伝える水深から、次にタイラバを通す層を決めます。

根魚が続けば着底後すぐに底から離し、青物が中層で掛かれば巻き数を残します。エソやフグが掛かった後は、切れたネクタイ、開いたフック、ざらついたリーダーを交換してから次の投入へ進みましょう。

見慣れない魚や危険な魚は自分で処理せず、船長の指示に従ってください。