タイラバのリール選び、カウンター付きにすべき?“あり派・なし派”の本音と選び方
2025年04月17日

タイラバ用のリールを選ぶときに、意外と多くの人が悩むのが「カウンター付きにするべきかどうか」という点です。
着底から巻くのが基本の釣りなので、
「水深なんて見えなくても釣れるんじゃないか」と思う方も少なくありません。
けれど実際のところ、カウンター付きリールは多くの場面で“助けになる”ことがあります。
とくに釣果が安定しない方や、釣り方の再現性を高めたい方には、一度使ってみる価値があります。
✔ カウンター付きが向いているのはこんな人
- ヒットレンジを再現したいけれど、感覚だけだと自信がない
- 同じ巻きスピードで再現するのが難しい
- アタリが出た深さを「数字」で覚えておきたい
- 自分の釣りを見直したい、組み立て直したいと考えている
カウンター付きリールを使えば、ヒットレンジの深さや巻きスピードを数字で管理できるため、
「さっき釣れた状況」をそのまま再現しやすくなります。
もちろん、カウンターがなくても釣れることは事実です。
でも、「なぜ釣れたのか」を言語化して再現できるようになるのは、
長くタイラバを楽しんでいくうえでも大きなアドバンテージになります。
この記事では、カウンター付きリールのメリット・デメリットを整理しながら、
実際にどう活かせるのか、どんな人に向いているのかを実体験ベースで解説していきます。
おすすめ機種もあわせて紹介しているので、
これから1台を選ぼうとしている方はぜひ参考にしてください。
カウンター付きリールのメリットとは?

タイラバでカウンター付きリールを使う最大の理由は、
“見えない情報を数値化して可視化できる”こと。
このひと手間で、釣りの再現性と判断スピードが大きく変わります。
以下、実際にわたしが使って感じたメリットを中心に整理します。
1.水深が一目でわかる=棚の共有・再現ができる
カウンター付きリールでは、着底からの巻き上げ距離が「数値」で表示されます。
このおかげで、同船者と「ヒットは底から7〜8mだった」といった具体的な情報を共有しやすくなります。
レンジがはっきりすれば、再現性のあるアプローチができるのが強みです。
たとえば、ヒットレンジが底から7〜10mの間と分かった場合、
カウンターがないと「だいたいこれくらい」という感覚で巻き上げることになります。
一方、カウンター付きなら毎回正確な距離で攻められるため、
その“再現精度”が釣果に直結することも多くあります。
2.巻きスピードを数値で把握できる
タイラバでは「等速巻き」が基本というのは、よく知られています。
ですが、実際には人間の感覚だけで、毎回同じスピードを維持するのは意外と難しいものです。
カウンター付きリールの中には、巻き速度(m/秒)を数値で表示してくれるモデルもあります。
これにより、「今ヒットしたスピードがどのテンポだったか」をその場で確認することができます。
その情報をもとに、同じ巻き速度を再現して再度ヒットに繋げるという動きがしやすくなり、
釣りの精度が一段階上がる感覚を得られるはずです。
3.魚とのファイト中に“残り距離”が把握できる
意外と便利なのが、大型がヒットしたときの取り込み準備がしやすくなること。
魚までの残り距離をカウンターで確認できるので、
タモを構える・ロッドの角度を調整するなど、取り込みまでの動作を落ち着いて進められます。
焦って動いてしまうような場面でも、
数字で「あと何メートル」と分かるだけで、気持ちに余裕が生まれます。
カウンター無しリールにも“選ばれる理由”がある

カウンター付きリールが便利なのは間違いありません。
ただ、あえてカウンター無しを選ぶ人も多くいます。
その理由は、「軽さ」「感覚重視」「価格差」など、操作性やシンプルさを求めるスタイルにあります。
1.とにかく軽く、長時間でも疲れにくい
カウンター付きリールは構造上、内部パーツやディスプレイ分だけ重くなります。
一方で、カウンター無しモデルは軽量に作られているものが多く、
長時間巻き続ける釣りであるタイラバとの相性は非常に良いです。
たとえば、1日中ドテラ流しで巻き続けるような釣行では、
軽量リールの快適さが効いてくる場面もあります。
2.感覚で釣る派にとっては“余計な機能”になることも
中〜上級者や、タイラバに慣れている人の中には、
「棚はラインマーカーで判断する」「スピードは手の感覚で調整する」
という経験を頼りにした釣り方を好む人**もいます。
このような釣り方では、カウンターによる情報が逆に気になるという意見もあり、
あえて機能を削ぎ落としたシンプルなリールを選ぶことも少なくありません。
3.故障リスクが低く、価格も抑えやすい
電子カウンターが搭載されたリールは、浸水や衝撃で故障する可能性がわずかにあります。
もちろん最近の機種は防水性能も高く信頼性は上がっていますが、
「余計な心配をしたくない」という人にとっては、**カウンター無しの“壊れにくさ”**は魅力です。
さらに、同クラスのリールでもカウンター無しの方が価格を抑えられる傾向があるため、
予算とのバランスで選ばれるケースも多いです。
カウンター付きが“合う人”と、カウンター無しがフィットする釣り方

どんな釣り手にもマッチする万能なリールはありません。
カウンター付きか無しかを選ぶ際も、リール自体の性能より、その人の釣りのやり方や考え方に合っているかどうかが判断の軸になります。
1.カウンター付きが向いている人・釣り方
釣果を安定させたい人や、レンジをしっかり再現したい人におすすめなのが、カウンター付きリール。
以下のような目的があるなら、選んで損はありません。
カウンター付きが向いているケース
アラーム機能で操作を可視化したい
→ 最近のモデルでは「残り10mで音が鳴る」など、取り込みの準備がしやすい
ヒットレンジの再現性を高めたい
→ たとえば「底から7m」でアタリがあった場合、同じ水深・同じ速度で再アプローチしやすい
取り込みタイミングを正確に把握したい
→ 魚とのやり取り中、「あと何mで船べり」という目安があると余裕を持てる
2.カウンター無しが向いている人・釣り方
感覚で釣りを組み立てたい人、軽量さや操作性を重視する人には、カウンター無しのリールが合います。
カウンター無しが向いているケース
必要最小限の機能で釣りたい
→ 実は“釣り慣れた人”ほど、あえてカウンター無しを選ぶことも多い
軽量で扱いやすいリールを探している
→ 疲れにくく、長時間の釣りでも快適
PEラインのマーカーで棚を把握できる
→ 感覚派の中・上級者は数値がなくても十分に対応可能
コストを抑えつつ、壊れにくいリールを使いたい
→ 電子機器がないぶん、トラブルが少なく長持ち
結局どちらを選ぶべきか?

ここまで、それぞれの特徴や釣り方を紹介してきましたが、
「結局どっちがいいの?」と迷っている方も多いと思います。
結論としては
まずはカウンター付きリールを選ぶのがおすすめです。
カウンター付きがおすすめの理由
カウンター付きリールは、水深や巻きスピードを数値で確認できるため、
ヒットレンジの再現や釣りの安定感を高めたいときに非常に有効です。
とくに、タイラバにまだ慣れていない段階では、
- どこでアタリが出たのか
- どの巻きスピードが反応を得られたのか
こうした情報が数字として可視化されることで、
釣果につながるヒントが得やすくなります。
慣れてきたら「カウンター無し」も選択肢に
釣りの経験を積んでいけば、
感覚で棚やスピードを掴めるようになってきます。
その段階になれば、
あえてカウンター無しを選ぶという選択も自然です。
最初からカウンター無しを選ぶと…
- 今の釣り方が合っているかどうかわからない
- 改善点が見えず、釣果が伸びにくい
こうした壁にぶつかるリスクもあります。
タイラバを深めていきたい人には
釣り方を試行錯誤していきたい人こそ、
まずはカウンター付きリールで“数字の釣り”に触れてみることをおすすめします。
実際にタイラバで使ってよかったカウンター付きリールを紹介!
カウンター付きリールの魅力や向き不向きについて話してきましたが、
ここからは、実際にわたしが使ってみて「これは使いやすい」と感じたモデルを紹介します。
船の釣り座や水深、潮の速さによって印象が変わる場面もありましたが、
その中でも「これは使っていてストレスが少なかった」「巻き感がしっくりきた」など、
体感として納得感があったものを厳選しています。
これから選ぶ人の参考になるよう、
スペックだけでなく、使ったときの感覚も交えて紹介していきます。
- カウンター+巻きスピード表示で再現性アップ
- パワーギア(PG)仕様で巻き取りが安定
- フォールレバーで落とし込みスピードを自在に調整
タイラバに初めての1台にはカウンター付きリールがおすすめ
はじめての1台に選ぶなら、カウンター付きが最適タイラバにおけるカウンター付きリールは、
単なる便利機能ではなく、状況やスタイルによって釣果を左右する“判断材料”のひとつです。
水深や巻きスピードを把握できることで、再現性のあるアプローチがしやすくなり、
とくにヒットレンジが絞りにくい日や、釣果が安定しない状況では頼れる存在となります。
一方で、カウンターがなくてもタイラバは成立します。
感覚や経験を活かす釣り方を好む方にとっては、軽さや操作性の高いカウンター無しリールのほうが合っているというケースも少なくありません。
重要なのは、自分の釣りに何を求めるか。
再現性や情報の可視化を武器にしたいならカウンター付き、
シンプルに釣りを楽しみたい、またはすでに手応えを掴めているならカウンター無し。
どちらを選んでも間違いではありません。
ただし、これから釣り方を磨いていきたいという方には、
まず「あり」から入ってみることで、次の一歩が見えやすくなるはずです。











