タイラバのタングステンは必要?鉛との違いと使う場面、5選
2026年05月09日
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タイラバでタングステンは本当に必要なのか。鉛で十分な日もあるだけに、買うべきか迷う人は多いところです。
タングステンが効くのは、水深60mを超える場面、潮が速い日、ドテラ流し、食い渋りでシルエットを落としたい日。
逆に、浅場で潮が緩く、ロストが気になる場所なら鉛でも足ります。毎回タングステンに寄せるより、使う場面を決めたほうが無駄は出ません。
この記事では、タイラバでタングステンが必要になる場面、鉛との違い、重さの見方、5つのヘッドを紹介します。
- タイラバのタングステンは深場、速潮、ドテラ流しで出番が増える
- 食い渋りでシルエットを落としたい日にも候補になる
- 浅場、潮が緩い日、ロストが多い場所では鉛でも十分回せる
- 最初の1個は80g前後から入ると使う場面を作りやすい
この記事でわかること
- タイラバでタングステンが必要になる場面
- 鉛との違いと使い分け
- 重さの決め方と買い足す順番
- タングステンヘッド5つの違い
タイラバのタングステン5選比較表
| 製品 | 価格帯 | 向く重さ | 注目点 | 向く場面 | こんな人に |
|---|---|---|---|---|---|
ダイワ紅牙 ベイラバーフリーTG α | 高め | 80〜150g前後 | 完全遊動で深場に強い | 速潮、ドテラ、深場 | 勝負どころ用を持ちたい人 |
ジャッカルTGビンビン玉 スライドヘッド ネオ | 高め | 80〜120g前後 | 定番感が強く選びやすい | 近海の標準域 | 最初の1個を外したくない人 |
ハヤブサフリースライド TGヘッドプラス | 高め | 60〜100g前後 | 安定感とライン保護を両立 | 二枚潮、斜め引き | 安定感重視で選ぶ人 |
シマノ炎月 バクバクTG | 高め | 80〜120g前後 | 立ち上がりが素直で迷いにくい | 朝の1流し目、標準域 | 軸になるヘッドを持ちたい人 |
BOZLESTG ドロップK | 高め | 100g前後から | シンプル形状で操作感を作りやすい | ネクタイで細かく調整したい日 | 形の癖が少ないモデルを探す人 |
タイラバのタングステンは必要?
必要になる場面はあります。毎回ではありませんが、鉛では底が取りにくい日に入れると差が出やすいところです。
差が出やすいのは、水深がある場所と潮が速い日。タングステンは同じ重さでもヘッドを小さくできるので、水の抵抗を受けにくく、落ち方が素直になります。
そのぶん着底がはっきり出て、巻き出しまでの流れも作りやすくなるでしょう。ドテラ流しでラインが斜めに出る日ほど、この差ははっきり出ます。
反対に、水深40m前後までの浅場で潮も緩いなら、鉛で困らない日も多いです。ロストが気になる場所なら、無理にタングステンへ寄せる必要はありません。
タングステンと鉛の違い
タングステンの強みは、小さくて速いこと。ここが鉛とのいちばん大きな差になります。
比重が高いので、同じ80gでもヘッドを小さくでき、水を切って落ちます。深場や速潮で底まで届きやすいのはこのためです。
さらに、シルエットも落とせます。食い渋りで派手さを抑えたい日や、ベイトが小さい日、船が多くてプレッシャーが高い日には効きやすいでしょう。
一方の鉛は、価格を抑えやすく、ロストが怖い場所でも入れやすい素材。水押しを出しやすいので、アピールで寄せたい日には鉛がはまる場面もあります。
要するに、タングステンが常に上という話ではありません。底取り、沈下速度、シルエットを優先するならタングステン、価格とアピールを優先するなら鉛という切り分けです。
- タングステン: 小さい、速い、深場と速潮で差が出やすい
- 鉛: 価格を抑えやすい、ロストを気にせず入れやすい、水押しも出しやすい
タイラバタングステンの選び方
タングステンヘッドは、先に「どこで使うか」を決めて、そのあとに重さと形へ落としていきます。
- 深場や速潮で使うのか
- 食い渋りでシルエットを落としたいのか
- 標準域の1個を作りたいのか
先に使う場面が決まると、買い足す順番も自然に決まります。
最初の1個は80g前後から
最初の1個なら、80g前後から入ります。
瀬戸内や近海の標準的なタイラバでは、60gだと軽く、120gだと出番が絞られます。まず80g前後を置いておくと、水深、潮、流し方の変化に当てやすく、1個目として扱いやすいところです。
深場と速潮なら100g以上も見る
水深60mを超える場所や、潮が走る日、ドテラ流しが中心の船なら100g以上も候補です。
同じ重さの鉛で着底が怪しいなら、タングステンへ替えるか、ひとつ上の重さまで上げます。底が取れないまま巻き始めるくらいなら、ここは重さを上げたほうが早いです。
形の癖より、まず使いどころ
最初から細かい形の違いで選ぶより、深場向きか、標準域向きかで分けたほうが失敗しません。
深場中心なら沈下の速さと安定感。標準域なら巻きの立ち上がりと扱いを優先します。最初から形の個性で選ぶより、その日の流し方に合うかどうかを先に決めたほうが外しにくいでしょう。
PEラインやリーダー側も一緒に整理するなら、タイラバ用PEラインの選び方 とタイラバリーダーの太さと長さ も並べて確認しておくと流れがつかみやすくなります。
タイラバのタングステンは何gを揃える?
最初から重さを広く買うより、80g前後を軸にして前後を足す組み方のほうが無駄は出ません。
よく行く船の水深と潮の速さが定まっていれば、出番はかなり絞れます。
- 最初は
80g前後 - 次に
100g前後 - 浅場が多いなら
60g前後 - 深場を回るなら
120g〜150g
迷ったときは、60gから広げるより80gから入るほうが自然です。浅場だけに寄らず、少し深い側まで受けられるからです。
タングステンが効きにくい場面は?
タングステンが強い日ばかりではありません。鉛のほうが回しやすい日もあります。
- 水深40m前後までで潮が緩い日
- 根が荒く、ヘッドを失いやすい場所
- 大きなベイトを追っていて、水押しを出したい日
- まず重さとネクタイカラーを合わせたい日
浅場で潮も弱いなら、鉛で十分釣れる日が多くなります。
また、イワシや大きめのベイトを追っているときは、タングステンで小さくまとめるより、鉛で存在感を出したほうが当たる場面もあります。
高価なヘッドを先に入れるより、まずは重さを合わせて、ネクタイカラーや巻き速度を詰めたほうが話は早いでしょう。
タイラバのタングステン5選
タングステンヘッドは他にもあります。その中から、深場、速潮、標準域で使い分けしやすい5本を紹介します。
ダイワ 紅牙 ベイラバーフリーTG α
- 深場でも着底を取り直しやすい
- 完全遊動でネクタイが自然に入る
- 80g超の出番が多い船で使いやすい
紅牙 ベイラバーフリーTG αは、深場と速潮で差が出やすいモデルです。
完全遊動らしくネクタイが自然に入りやすく、ドテラ流しでライン角がついた日でも底を取り直しやすくなります。
水深60m超や80m前後まで見る船なら、このクラスを1個持っているだけで流し方を組み直しやすくなります。
『ここで1枚取りたい』という場面へ入れやすいヘッドです。
ジャッカル TGビンビン玉 スライドヘッド ネオ
- 標準域で重さを振り分けやすい
- 着底感と扱いのバランスがよい
- 近海のタイラバへ入れやすい
TGビンビン玉 スライドヘッド ネオは、タングステンの定番寄りから選びたい人に向くモデルです。
深場専用に振り切りすぎず、近海の標準域から速潮の日まで幅を持たせやすいので、最初の1個として入れやすくなります。
重さ違いで揃えても役割を分けやすく、迷ったときの軸を置きやすいヘッドです。
最初の1個で外したくない人に向きます。
ハヤブサ フリースライド TGヘッドプラス
- 斜め引きでも姿勢が暴れにくい
- ライン保護チューブ付きで入れやすい
- 二枚潮や伊勢湾系の流れにも合わせやすい
フリースライド TGヘッドプラスは、沈下の速さだけでなく、流れの中での安定感も欲しい人に合うモデルです。
二枚潮や斜め引きで姿勢が崩れる日でも、レンジを通し直しやすいので、底から少し上を丁寧に巻きたい場面で助かります。
リーダーへの負担も追いやすく、長時間回す日に入れやすいところ。
潮が複雑な日の1個として残しやすいです。
シマノ 炎月 バクバクTG
- 立ち上がりが素直で朝の1流し目に入れやすい
- 巻き感が強すぎず弱すぎない
- 近海の標準的なタイラバに合わせやすい
炎月 バクバクTGは、極端な癖が少なく、まず1個軸を持ちたい人に向くモデルです。
標準的な重さ域で扱いやすく、朝の1流し目や反応を探る時間帯に入れやすいのが強み。
派手さより、現場で迷わず選べることを重視するならこのタイプが残ります。
近海のタイラバでタングステンを回し始める1本として置きやすいモデルです。
BOZLES TG ドロップK
- シンプル形状で役割を分けやすい
- ネクタイとスカートの差を追いやすい
- 深場側へ重さを上げても入りやすい
TG ドロップKは、ヘッド側の主張を強くしすぎず、ネクタイやスカートの差を追いたい日に合わせたいモデルです。
形の癖が少ないぶん、セッティングを変えたときの反応差を追いやすく、ベースヘッドとして置きやすくなります。
100g前後から上の重さを使う機会がある人なら、ひとつ持っておくと深場側へ入れやすいでしょう。
ヘッドの癖を出したくない人に向きます。
鉛とタングステンをどう使い分ける?
迷ったら、まずはこの分け方で十分です。
浅場で潮も緩いなら、鉛で十分釣れる日は多くなります。無理にタングステンへ寄せるより、重さとネクタイカラーを合わせたほうが話が早い日もあります。
反対に、鉛では底が曖昧になる、ラインが出すぎる、巻き出しが遅れる。こういう日こそタングステンの出番。替える理由がはっきりしています。
- 深場、速潮、ドテラならタングステンから入る
- 浅場、緩潮、ロスト多めなら鉛から入る
- 食い渋りでシルエットを落とすならタングステンを残す
- アピールで寄せたいなら鉛も候補に戻す
リール側の巻き感や比重との相性まで詰めるなら、タイラバリールのギア比の選び方 もあわせて読んでおくとつながります。
タイラバのタングステンは必要な場面だけ持てば十分
タイラバのタングステンは、毎回使う必需品ではありません。
ただ、水深60m超、速潮、ドテラ流し、食い渋りでシルエットを落としたい日には、鉛よりはっきり仕事をするでしょう。
最初の1個なら80g前後から。深場へ広げるなら100g以上を足していきます。鉛で底が怪しくなった場面から替えていくと、出番も見えやすくなります。






