ティップランリールおすすめ11選|番手・ギア比・ハンドルを解説
2026年07月13日
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ティップランで底を取り直すたびに巻き取りが遅いと、船が流れた分だけエギの位置がずれます。
軽いリールなら誘いの負担は減る一方、番手やギア比が合っていないと、深場や潮の速い日に巻き重りが手元へ出ることも。
2000番では糸巻量や巻き取り量が足りず、4000番では手元が重くなって穂先の変化を追いにくい場面があります。
最初の1台は、PE0.6号を150〜200m巻ける2500〜C3000番が中心。
この記事では、筆者が実際に使っている番手や、釣具店で選ばれている定番モデルを軸に、ティップランリールの番手、ギア比、ハンドル形状とおすすめ11台を紹介します。
この記事で分かること
- ティップランリールの番手とギア比の選び方
- シングルハンドルとダブルハンドルの違い
- PEラインとリーダーの太さの目安
- 入門から高級機までのおすすめモデル
ティップランリールの選び方
ティップランのリールは、軽ければ正解という道具ではありません。
手に持った瞬間は2500番の軽さが魅力に見えますが、いざ水深が深くなり、潮が速く、重いエギを何度も回収する場面になると、巻き取り量や巻き上げの感触が気になってきます。
朝イチは浅場で軽快に探れていたのに、船が少し沖へ出て40m前後を流し始めた途端、回収のたびに手首へ負担がくる。
そんな場面では、リールの軽さだけで選んだことが少し物足りなく感じるかもしれません。
そのため、ティップラン用のリールは「どの水深まで使うか」「PE0.6号を何m巻くか」を先に考えると、2500番の浅溝で足りる日とC3000〜3000番の糸巻量が必要な日を分けられます。
番手は2500〜3000番を中心に考える
基準は、PE0.6号を150〜200m巻ける2500〜3000番クラスです。
秋の浅場や数釣り中心なら、2500番の軽さで手首の負担を抑えられ、細かいシャクリやステイ中の穂先の変化も追えます。
一日を通して浅場を流すような釣りなら、手元の軽さで誘い続ける負担を抑えられます。
一方で、40m前後まで入る日や、潮が速くて船がよく流れる場所では、C3000〜3000番の糸巻量が頼りになります。
底を取り直す回数が増えるほど、1回転あたりの巻き取り量が効いてくるため、回収から次の投入までの流れがスムーズになります。
浅場だけなら2500番。
PE0.6号を150〜200m巻き、深場や潮の速いエリアまで使うならC3000〜3000番。
この分け方なら、浅場用か深場用かを先に決められます。
ギア比は回収速度と巻き重りで選ぶ
ギア比は、回収の速さを取るか、巻きの軽さを取るかで見方が変わります。
HGやXHは、エギを素早く回収して次の投入へ移りたい時に便利です。
底を取り直す回数が多い日や、流し替えが早い船では、回収にかかる時間を短くできるため、テンポよく探れます。
ただし、深場で重いエギを使う日や、潮を強く受ける状況では、巻き重りが手元に出やすくなります。
回収のたびにハンドルが重く感じると、後半になるほど疲れが出て、穂先を見る集中も切れやすくなります。
速さを優先するならハイギア。
巻きの軽さを重視するならノーマルギア。
同じティップランでも、水深や潮の速さで合うギア比は変わります。
ハンドルは止める時間と回収の力で選ぶ
ティップランでは、シャクったあとのステイでアタリを取る時間が多くなります。
この時にリールのハンドルが勝手に回ると、ラインの角度や穂先の戻りが見えにくくなることがあります。
ダブルハンドルは、止めた時の収まりがよく、ステイ中のハンドル位置が決まる形です。
誘ったあとにピタッと止めて、穂先のわずかな変化を追う時間を作れます。
一方で、シングルハンドルは巻き上げる力を伝えやすい形です。
深場から重いエギを回収する場面や、潮を受けたエギを巻き続ける場面では、手元の頼りなさを減らせます。
軽快さと安定感を取るならダブルハンドル。
回収時の力強さを取りたいならシングルハンドル。
ティップランでどの動きに不満が出そうかを想像すると、選び方が見えてきます。
最初の1台は2500〜C3000番のハイギアを軸にする
最初の1台なら、PE0.6号を150〜200m巻ける2500〜C3000番のハイギアを軸にします。
浅場では軽く扱えて、40m前後まで入っても回収で大きく困りにくい範囲。
さらに岸からのエギングにも回せるため、ティップラン専用にしすぎたくない人にも兼用の出番があります。
迷った時は、軽さだけで決めるより「深場で何回も回収しても疲れにくいか」を想像してみてください。
船上で何度も底を取り直し、エギを回収し、また落とす。
その繰り返しで手首の負担が少ないリールほど、ティップランでは最後まで穂先を見続けられるでしょう。
ティップランリールおすすめ11選
ティップランは、船の流れに合わせて底を取り直し、エギを回収して次の筋へ入れ直す釣りです。
軽さだけで選ぶと、深場や速い潮で巻き重りが出たり、PE0.6号前後の糸巻量が足りなかったりします。
番手は2500〜3000番。
ギア比は回収速度と巻きの重さ、ハンドルは止めた時の安定感と巻き上げ力で判断します。
この11台は、筆者が実際に使っている2500〜C3000番の感覚、釣具店で選ばれている定番モデル、浅場・深場・エギング兼用で役割が分かれるモデルを中心にしています。
最初の1台はPE0.6号を150〜200m巻ける2500〜C3000番を軸にし、深場や速い潮で回収が重い日は糸巻量、ギア比、剛性を足すとよいでしょう。
| 商品名 | 画像 | 詳細 | 向く人 | 自重 | ギア比 | 最大巻上長 | 最大ドラグ力 | PE糸巻量 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| シマノ セドナ C3000HG | 詳細を見る | 低予算で始める | 約240g | 5.8 | 86cm | 9kg | 1号-400m | |
| シマノ ミラベル C3000HG | 詳細を見る | 軽い入門機 | 約205g | 6.2 | 91cm | 9kg | 1号-400m | |
| ダイワ レガリス LT3000-CXH | 詳細を見る | 巻き取り量重視 | 190g | 6.2 | 93cm | 10kg | 1号-200m | |
| シマノ セフィア SS C3000SHG | 詳細を見る | エギング兼用 | 約185g | 6.0 | 89cm | 9kg | 0.6号-200m | |
| ダイワ エメラルダス RX FC LT2500S-H-DH | 詳細を見る | ダブルハンドル入門 | 約195g | 5.8 | 82cm | 5kg | 0.6号-200m | |
| シマノ ストラディック C3000HG | 詳細を見る | 深場・速潮 | 225g | 5.8 | 86cm | 9kg | 1号-400m | |
| シマノ ヴァンフォード C3000SDH | 詳細を見る | 軽量ダブルハンドル | 約175g | 5.1 | 75cm | 9kg | 0.6号-200m | |
| ダイワ ルビアス LT2500S-XH | 詳細を見る | 軽さと回収速度 | 約150g | 6.2 | 87cm | 5kg | 0.6号-200m | |
| ダイワ エメラルダス AIR LT2500S-DH | 詳細を見る | 専用上位機 | 約180g | 5.1 | 72cm | 5kg | 0.6号-200m | |
| ダイワ エアリティ LT2500S-XH | 詳細を見る | 軽量ハイエンド | 150g | 6.2 | 87cm | 5kg | 0.6号-200m | |
| シマノ ステラ C3000MHG | 詳細を見る | 最高峰の巻き質 | 210g | 5.8 | 86cm | 9kg | 1号-190m |
初心者向けのティップランリール
最初の1台は、価格を抑えつつ2500〜C3000番の糸巻量と回収速度を確保できるモデルから選びます。
秋の浅場や年数回の船釣りなら、軽さよりもPE0.6号前後を巻けること、回収で遅れないこと、岸エギングにも回せることを優先すると、最初の1台を長く使えます。
- C3000番でPEを多めに巻ける
- HGで流れたエギを素早く回収できる
- 価格を抑えてティップラン用を用意できる
セドナ C3000HGは、年に数回のティップランや岸エギング兼用で予算を抑えたい人に提案する1台。
C3000番の糸巻量があるため、PE0.6号を巻く場合は下巻き調整が必要ですが、ライン残量は多めに取れます。
自重は上位機より重め。
長時間手持ちで細かく誘う人は軽量機も比べたいところです。
専用タックルを揃える最初の段階なら、この価格帯から始めてもティップランの釣りは成立するでしょう。
詳しいスペックを見る
- 番手
- C3000HG
- ギア比
- 5.8
- 自重
- 約240g
- 最大巻上長
- 86cm/ハンドル1回転
- 最大ドラグ力
- 9kg
- 糸巻量PE
- 1号-400m、1.5号-270m、2号-200m
- 用途
- ティップラン / エギング兼用
出典: 公開スペック
- C3000番ながら軽さを出せる
- HGで回収テンポを作れる
- 岸エギングにも兼用できる
ミラベル C3000HGは、軽さを優先しながら価格を抑えたい人向けのC3000番。
船が流れてライン角度が変わった場面でも、HGの巻き取り量で回収遅れを抑えられます。
剛性感や巻きのしっとり感を重視するならストラディック以上が比較対象。
年数回の船釣りと岸エギングを1台で受けたい人に、軽さの恩恵が出るリールです。
詳しいスペックを見る
- 番手
- C3000HG
- ギア比
- 6.2
- 自重
- 約205g
- 最大巻上長
- 91cm/ハンドル1回転
- 最大ドラグ力
- 9kg
- 糸巻量PE
- 1号-400m、1.5号-270m、2号-200m
- 用途
- ティップラン / エギング兼用
出典: 公開スペック
- 190gで手持ちの負担を抑えられる
- 93cmの巻き取りで入れ直しが速い
- LT3000番で深場の回収にも回せる
レガリス LT3000-CXHは、低価格帯でも巻き取り量を取りたい人に提案したいダイワ機。
93cmの巻き取りがあるため、船が流れてエギを入れ直す場面で回収時間を短くできます。
PE0.6号では下巻き調整を入れて糸量を合わせる形。
深場や潮の速い日にライン残量を確保しながら、価格も抑えたい人が選ぶ1台です。
詳しいスペックを見る
- 番手
- LT3000-CXH
- ギア比
- 6.2
- 自重
- 190g
- 最大巻上長
- 93cm/ハンドル1回転
- 最大ドラグ力
- 10kg
- 糸巻量PE
- 1号-200m
- 用途
- ティップラン / ライトソルト兼用
出典: 公開スペック
ミドルクラスのティップランリール
釣行回数が増えてきたら、浅溝スプール、ダブルハンドル、剛性、巻き取り量のどれを優先するかで候補が分かれます。
岸エギング兼用ならエギング専用機、40m前後や速い潮まで入るならC3000番の剛性機、ステイ中のハンドル位置を重視するならダブルハンドルを軸にします。
- PE0.6号を巻きやすい浅溝スプール
- 185g前後で誘いを続けやすい
- C3000SHGで回収速度を確保できる
セフィア SS C3000SHGは、ティップランと岸エギングを同じリールで受けたい人向けのエギング専用機です。
PE0.6号を巻く浅溝スプールで、下巻き量に悩む場面は少なめ。
船上で使うラインシステムを素直に組める番手です。
深場で強引に巻く釣りだけを考えるなら上位の剛性機も比較対象。
秋のティップランから堤防エギングまで1台で回すなら、この番手が軸になります。
詳しいスペックを見る
- 番手
- C3000SHG
- ギア比
- 6.0
- 自重
- 約185g
- 最大巻上長
- 89cm/ハンドル1回転
- 最大ドラグ力
- 9kg
- 糸巻量PE
- 0.6号-200m、0.8号-150m、1号-120m
- 用途
- ティップラン / エギング
出典: 公開スペック
- ダブルハンドルでハンドル位置が決まりやすい
- PE0.6号-200mの浅溝スプール
- 82cmの巻き取りで浅場から中深場まで対応
エメラルダス RX FC LT2500S-H-DHは、誘ったあとにハンドルの重みでローターが回る感覚を抑えたい人向け。
回収力だけで選ぶリールではなく、止めた直後にハンドル位置を落ち着かせるための1台です。
穂先の戻りやライン角度を追う時間を作れるので、浅場から中層までを丁寧に探る釣りで良さが出るでしょう。
詳しいスペックを見る
- 番手
- FC LT2500S-H-DH
- ギア比
- 5.8
- 自重
- 約195g
- 最大巻上長
- 82cm/ハンドル1回転
- 最大ドラグ力
- 5kg
- 糸巻量PE
- 0.6号-200m
- 用途
- ティップラン / エギング
出典: 公開スペック
- C3000番で糸巻量を多めに取れる
- 剛性重視で深場の巻き上げを支える
- HGで回収速度も確保できる
ストラディック C3000HGは、浅場だけでなく40m前後や潮の重い日まで使う人向けです。
自重は軽量特化機よりありますが、重めのティップランエギを回収する場面で手元が頼りなくなりにくいリール。
PE0.6号を巻くなら下巻き調整が必要です。
ティップラン以外のライトな船釣りにも回したい人なら、出番を作れる範囲が広がるでしょう。
詳しいスペックを見る
- 番手
- C3000HG
- ギア比
- 5.8
- 自重
- 225g
- 最大巻上長
- 86cm/ハンドル1回転
- 最大ドラグ力
- 9kg
- 糸巻量PE
- 1号-400m、1.5号-270m、2号-200m
- 用途
- ティップラン / ライトジギング兼用
出典: 公開スペック
- C3000SDHでPE0.6号を巻きやすい
- ダブルハンドルで止めた姿勢を作れる
- 軽量設計で誘いの時間が長い釣りに合う
ヴァンフォード C3000SDHは、軽いダブルハンドルで浅場から30m台を丁寧に釣りたい人向けです。
巻き取り速度はHGほど速くありませんが、誘い後に止める釣りではハンドル位置が決まり、穂先の小さな変化へ集中できます。
深場で何度も回収する釣りを主にするならHG/XHも比較対象。
手持ちの軽さとダブルハンドルを両方欲しい人には、相性のよい番手です。
詳しいスペックを見る
- 番手
- C3000SDH
- ギア比
- 5.1
- 自重
- 約175g
- 最大巻上長
- 75cm/ハンドル1回転
- 最大ドラグ力
- 9kg
- 糸巻量PE
- 0.6号-200m、0.8号-150m、1号-120m
- 用途
- ティップラン / エギング
出典: 公開スペック
ハイエンドのティップランリール
ハイエンドは、単に高いリールを選ぶ枠ではありません。
一日手持ちで誘い続ける軽さ、深場で巻き続けた時の巻き質、細いPEで掛けたイカを落ち着いて寄せるドラグの出方まで求める人が見る価格帯です。
- 150g前後の軽さで誘いを続けやすい
- XHで回収と入れ直しが速い
- PE0.6号-200mでティップランの糸巻量に合う
ルビアス LT2500S-XHは、手持ちで誘う時間が長く、リールの重さをできるだけ減らしたい人に提案します。
XHの巻き取りでエギの入れ直しが速く、秋の浅場やテンポよく流す釣りでは手返しを作れます。
一方で、重いエギを深場から巻く日は巻き重りが出やすいところ。
潮が速い海域を主にするならC3000番の剛性機も比べたい1台です。
詳しいスペックを見る
- 番手
- LT2500S-XH
- ギア比
- 6.2
- 自重
- 約150g
- 最大巻上長
- 87cm/ハンドル1回転
- 最大ドラグ力
- 5kg
- 糸巻量PE
- 0.6号-200m
- 用途
- ティップラン / エギング
出典: 公開スペック
- エギング専用設計でPE0.6号に合わせられる
- ダブルハンドルで止めた時のブレを抑える
- 軽量上位機として手持ちの疲れを抑えられる
エメラルダス AIR LT2500S-DHは、ティップランへ通う回数が多く、専用機として長く使いたい人向けです。
ダブルハンドルと浅溝スプールの組み合わせで、PE0.6号を巻いたエギングタックルを組めます。
巻き取り速度だけで選ぶリールではないため、深場で高速回収を重視するならXH系も比較対象。
浅場から中深場を丁寧に釣る人なら、専用機らしい操作感が活きるでしょう。
詳しいスペックを見る
- 番手
- LT2500S-DH
- ギア比
- 5.1
- 自重
- 約180g
- 最大巻上長
- 72cm/ハンドル1回転
- 最大ドラグ力
- 5kg
- 糸巻量PE
- 0.6号-200m
- 用途
- ティップラン / エギング
出典: 公開スペック
- 150gクラスで先重りを抑えやすい
- XHで回収と入れ直しが速い
- 上位機らしい巻き出しの軽さがある
エアリティ LT2500S-XHは、軽いティップランロッドと合わせて一日誘い続けたい人に提案する高級機。
150gクラスの軽さは手元の重さを減らし、細かいシャクリとステイを繰り返す釣りで集中力を保てます。
深場での巻き上げ力だけを最優先するなら、重めの剛性機も比較対象。
浅場から40m前後までを軽快に攻めたい上級者ほど、軽さに投資する意味が出るリールです。
詳しいスペックを見る
- 番手
- LT2500S-XH
- ギア比
- 6.2
- 自重
- 150g
- 最大巻上長
- 87cm/ハンドル1回転
- 最大ドラグ力
- 5kg
- 糸巻量PE
- 0.6号-200m
- 用途
- ティップラン / エギング
出典: 公開スペック
- C3000MHGで糸巻量と回収速度を両立
- 210gで軽さと剛性を両立
- 滑らかなドラグで細いPEのやり取りを支える
ステラ C3000MHGは、ティップランだけでなくエギング全般を高い水準で支えたい人向けの最高峰クラスです。
C3000MHGは巻き取り量と剛性を両立し、潮が効いた場面でもハンドルの回し心地が崩れにくい番手。
価格は高いため、年数回の釣行なら過剰に感じる人もいるはず。
通う回数が多く、細いPEで掛けたイカを落ち着いて寄せたい人なら、長く使う1台として選ぶ価値があります。
詳しいスペックを見る
- 番手
- C3000MHG
- ギア比
- 5.8
- 自重
- 210g
- 最大巻上長
- 86cm/ハンドル1回転
- 最大ドラグ力
- 9kg
- 糸巻量PE
- 1号-190m、1.2号-150m、1.5号-120m
- 用途
- ティップラン / エギング / ライトソルト
出典: 公開スペック
エギの重さやカラーも一緒に決めるなら、ティップランエギ側の選び方も確認しておくと、リールだけで釣りを組み立てすぎずに済みます。
番手は2500番と3000番のどちらを選ぶか

ティップランの番手は、2500番から3000番が中心です。
秋の浅場や30m前後までなら2500番で軽さを出せるため、ロッドを持ち続ける時間が長い日でも手首への負担を抑えられます。
40m前後、潮が速い海域、船がよく流れる日なら、C3000番やLT3000番の巻き取り量が助かります。
PE0.6号を150〜200m巻けるかを先に決める。
そのうえで、軽さを優先するか、巻き取り量を優先するかを選びます。
2000番は軽さが魅力ですが、糸巻量や巻き取り量に不安が出やすい番手です。
4000番は深場で使えますが、一般的なティップランロッドでは重く感じやすいため、最初の1台には大きすぎる場面が多いでしょう。
ギア比はハイギアとノーマルギアのどちらが合うか
回収と入れ直しを速くしたいなら、HGやXHが候補です。
ティップランは、底を取り直す回数が多い釣り。
船の流れに合わせて、エギを何度も入れ直します。
巻き取りが速いリールなら、狙う筋から外れたエギをすぐ回収し、次の投入へ移れます。
ただし、深場や潮が速い日は、ギア比が高いほど巻き重りが手元に出ます。
重いエギを使う船、40m以深が多い海域、冬場の深場狙いなら、ノーマルギアやギア比を抑えたダブルハンドルも比較対象になります。
浅場中心ならHG/XH。
深場中心なら、巻きの軽さまで考えて決めると釣行中の疲れ方が変わります。
ダブルハンドルは必要か
ティップランでダブルハンドルは必須ではありません。
ただ、誘ったあとにハンドル位置が決まりやすく、ローターが勝手に動きにくい利点があります。
ステイ中のライン角度や穂先の戻りを追いたい人には、止めた時の安定感が役に立つでしょう。
シングルハンドルは、巻き上げ力と軽さを両立させる選択です。
深場から回収する場面では、手元の頼りなさを減らせます。
ダブルハンドルは止めた時の安定感、シングルハンドルは回収と軽さ。
この違いで考えると、自分の釣り方に合う形が見えてきます。
最初の1台で迷うなら、岸エギングも兼用する人はダブルハンドル。
船で深場も使う人は、シングルハンドルから選ぶと無理がありません。
PEラインとリーダーは何号を合わせるか
ティップランのPEラインは、0.4〜0.6号が中心です。
初めてならPE0.6号を150〜200m。
浅場から40m前後まで対応でき、ラインブレイクへの不安も抑えられます。
0.4号は潮受けを減らせるため、浅場や軽いエギで感度を出したいときに効きます。
一方で、結束ミスや根ズレには弱くなるため、慣れてから選ぶほうが安心です。
リーダーはフロロ2〜2.5号前後。
根が荒い場所や大型狙いなら2.5号、浅場で自然なフォールを優先するなら2号を中心に考えます。
PEラインを詳しく選ぶなら、こちらも参考にしてください。
PE号数を決めたあとにリーダーの太さと長さまで合わせるなら、こちらも参考にしてください。
ティップランリールは軽さだけでなく巻き取り量で選ぶ
ティップランリールは、2500〜3000番でPE0.6号を巻けるモデルが軸です。
浅場中心なら軽い2500番。
深場や潮の速い日まで考えるなら、C3000〜3000番の糸巻量や剛性を優先します。
ロッドとの組み合わせまで決めるなら、ティップランロッド側の長さや硬さも合わせて確認します。
手元の重さと穂先の戻りが合うと、船が流れた後の小さな変化にも目を向けられるでしょう。
ベイトリールでティップランをしたい場合は、スピニングとは別の考え方になります。
リールが合うと、船が流れたあとでも回収と入れ直しが遅れません。
穂先に出る小さな変化へ、もう一段集中できます。


















