夜光エギは本当に釣れる?効く条件とカラーの選び方を解説
2025年10月06日

ナイトエギングで使用されるエギの中でも、「夜光エギ」は定番の一つとして多くのエギンガーに選ばれています。
蓄光素材によってエギ全体が発光し、暗い水中でもシルエットを浮かび上がらせることで、視認性を高めてイカにアピールできるとされています。
一方で、「本当に釣れるのか?」「光りすぎて逆に警戒されるのではないか?」といった疑問を抱く方も少なくありません。
実際、グロー系のエギを使用しても反応が得られず、通常の下地カラーに変えた途端にヒットが出るといったケースもたびたび耳にします。
夜光エギは、特定の条件下では非常に高い効果を発揮しますが、状況を誤ると釣果に結びつかないこともあります。
そのため、このタイプのエギが持つ特性や、使用すべきタイミングを正しく理解しておくことが大切です。
本記事では、夜光エギの種類や発光の仕組み、実釣における効果的な使い方、そして注意すべき点について詳しく解説します。
これから夜光タイプの導入を検討している方や、釣果に伸び悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。
夜光エギの特徴と種類

夜光エギとは、エギ本体の下地に**蓄光素材(グロー系)**を使用し、暗所で自ら発光することで、視認性とアピール力を高めたエギの総称です。
ナイトエギングにおいては特に出番が多く、視界の利きにくい状況でイカに存在を気付かせる目的で活用されます。
夜光エギには、発光色の違いによっていくつかのバリエーションが存在します。
また、近年ではグロー系とは異なる発光構造を持つ「ケイムラ(UV発光)」も普及しており、それぞれ明確な特徴を持っています。
■ グリーングロー(緑色蓄光)
もっとも一般的な蓄光タイプで、光を蓄えると緑色に発光するタイプ。
常夜灯がない漁港や闇夜、濁り潮といった場面で、イカに存在をしっかりアピールできるのが特徴です。
一方で、強く光らせすぎるとイカが違和感を覚えることもあるため、蓄光の加減には注意したいところ。
ほどよくナチュラルに光らせることで、プレッシャーを与えず自然に誘うことができます。
■ ブルーグロー(青白色蓄光)
グリーングローよりも控えめに発光するのがブルーグロー。
青白く穏やかな光を放ち、水中でも自然な存在感を保ちやすいのが特徴です。
常夜灯や月明かりがあるポイントでは、強い発光が逆効果になることも。
そんな状況で過度なアピールを抑えつつ、違和感なくイカに近づけるカラーとして重宝されています。
■ レッドグロー(赤色蓄光)
暗い水中でも、ぼんやりと赤く光りながら控えめに存在を示すのがレッドグローの特性。
強く発光しないため、イカにプレッシャーを与えにくく自然にアピールできます。
赤系は水中で減衰しやすい色のため、「近距離で見せる」「足元で抱かせる」といったシーンで効果を発揮。
特に、光に敏感なイカが警戒する状況や、サイト寄りのナイトゲームでは一度試してみたいカラーです。
◾ ケイムラ(UV発光)※非グロー系
ケイムラは、紫外線に反応して微発光する特殊な塗料を使ったタイプ。
太陽光や常夜灯などのUV光を受けることで淡く光り、人の目にはほとんど見えないナチュラルな発光が特徴です。
「夜光だと光りすぎて警戒される」といった状況でも、ケイムラなら控えめな輝きで自然にアピールできます。
スレたイカへの対策や、常夜灯下でのアプローチに適した下地といえるでしょう。
※ケイムラは厳密には夜光(グロー)とは異なりますが、「光でアピールする下地」として並べて紹介されることが多いカラーです。
夜光エギが釣れる理由とは?

夜光エギが釣果につながる理由は、単に「光るから目立つ」といった単純なものではありません。
実際には、イカの視覚特性や夜間の水中環境との相性に基づいた、いくつかの根拠が存在します。
ここでは、夜光エギがなぜイカに効くのかについて、私の経験や生物学的な視点も踏まえて解説します。
■ 暗所での視認性を高められる
夜間の海中は、光量が極端に少なくなります。
常夜灯のある漁港であっても、水中に届く光は限られており、イカの視界も白濁しがちです。
こうした状況で夜光エギを使うことで、エギの存在を視覚的に明確に伝えることができるため、イカの接近・追尾・抱きつきの行動を誘発しやすくなります。
特に闇夜や濁り潮、常夜灯のない堤防では、エギの輪郭が消えてしまうため、蓄光による視認性の確保はイカに“見つけてもらう”という意味でも重要です。
■ 弱ったベイトのように見える
夜光エギが発するぼんやりとした光や揺らめきは、水中で弱った小魚や甲殻類のシルエットを思わせます。
特にグロー系のゆらゆらとした光り方は、イカにとって「動きの鈍い捕食対象」に見える可能性があります。
実際に、ただ巻きやフォール中のヒットが多くなるのは、視認性だけでなく“演出効果”としての要素もあるからと考えられています。
■ 色彩ではなく「明暗の差」に反応している
イカは色の判別よりも、明暗のコントラストや動きの変化に敏感であるとされており、暗闇の中で周囲とエギの“明るさの差”が出ていることが、抱きつきを誘発する大きな要因になります。
夜光エギは、光によってこの「明暗差」を水中に作り出すことができるため、イカに「異物がいる」と気付かせる役割を果たします。
特に、エギをフォールさせている最中や、わずかなアクション後のステイ時など、静止状態でアピールできるのが大きな利点です。
■ 潮流によって“視界が乱れる”ほど効果を発揮する
潮の流れが強い場面では、水中の濁りや乱反射によって視界がさらに悪化します。
こうしたタイミングで夜光エギを投入すると、「視界の中で唯一目立つ存在」としてイカの集中が集まりやすくなります。
逆に、潮止まりなど透明度が高く、周囲が明るすぎる状況では、夜光の“強すぎるアピール”が逆効果になることもあるため、状況の見極めが求められます。
私自身の釣行でも、夜光エギが明らかに有効だったと感じた場面は少なくありません。
たとえば、常夜灯が一切ない真っ暗な堤防でグリーングローを投入した際、他の下地ではまったく反応がなかったにもかかわらず、1投目からアタリが出たという経験があります。
また、澄潮+月夜で警戒心の強い状況では、ブルーグローに変えてようやく反応が出たこともあり、“光の強さと質”による反応の違いははっきりと実感しています。
夜光エギが釣れない理由と注意点

このパートでは、「夜光エギ=万能ではない」と感じた実体験や、釣れなかった原因・よくある誤解について解説します。
夜光エギが効きにくい場面には明確な傾向があります。使用の精度を高めるためにも、以下のような点に注意が必要です。
■ 光が強すぎると逆効果になることがある
夜光エギは、あくまで“視認性を高める”ためのものですが、発光が強すぎるとかえって不自然に見えてしまうことがあります。
特に、以下のような状況では注意が必要です:
- 月明かりが明るい夜(満月〜中潮)
- 常夜灯が強く、海面までしっかり照らされている港内
- 潮が澄んでおり、水中の視界が良好なとき
このような場面では、強いグローが逆にイカに警戒心を与えるケースがあります。
私自身も、常夜灯の真下でグリーングローを投げた際、足元でイカが追ってきては離れるという「見切り」が連続した経験があります。
こうした場面では、ノーマルの金テープや赤テープ、もしくは発光を抑えたブルーグローやケイムラ系への切り替えが有効です。
■ 蓄光のしすぎは不自然さを生む
釣り場ではUVライトや蓄光器を使ってエギを光らせる方も多いと思いますが、光らせすぎると逆効果になることもあります。
とくにグロー系は、しっかり光らせると数分間発光を続けるため、水中で“異様な光源”になってしまうことがあります。
実際、強く蓄光した状態で投入してもアタリが出ず、軽く蓄光し直して落ち着いた光にしたところ、直後にヒットが出たというケースを体験しています。
あくまで「ほんのり光っている」くらいが、ナチュラルに見せるコツです。
■ スレたイカには逆効果になることも
ナイトゲームが続いているポイントでは、すでに何度もエギを見せられたイカがスレている場合があります。
そうした個体にとって、グロー系のような強めのアピールは、かえって“見慣れた警戒対象”になっている可能性もあります。
このようなときには、以下のような工夫が有効です
- あえて発光を切ったナチュラル系の下地を使う
- レッドグローやブルーグローなど、光量が控えめなタイプに変える
- ケイムラなど「光って見えないが効いている」タイプで反応を探る
私自身も、ハイシーズンの港内でグリーングローでは全く反応が出ず、ブルーグローに変更した途端に抱いてきたことがあります。
■ 「光れば釣れる」という思い込みは危険
夜光エギはたしかに効果の高いアイテムですが、「とりあえず光っていれば釣れる」という考えで使ってしまうと、
かえって釣果を落とすことがあります。
重要なのは、「その状況で、夜光がイカにどう見えるのか」を想像することです。
- 明るすぎる場所では控えめな光を
- 真っ暗な場所ではあえて強めの発光を
- 濁った潮では“目立つこと”を最優先する
こうした“場面ごとの選び分け”を意識してこそ、夜光エギの力を引き出すことができます。
おすすめの夜光エギ|定番モデルと実際に使用しているものを紹介
夜光エギは多くのメーカーから様々なモデルが販売されており、カラーや形状、発光の質などはモデルごとに特徴があります。
どれを選ぶべきか迷いやすいですが、ここでは定番として広く使われているモデルや、私自身が実際の釣行で使用してきた中で信頼している夜光エギをいくつかご紹介します。
釣具店で選ぶ際の参考として、また「まずはどのグロー系を揃えればいいか」と悩んでいる方の目安になれば幸いです。
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- ブルー夜光でしっかり発光し、暗い海でも存在感を発揮
- マーブルピンクの配色で自然なアピールと視認性を両立
- 実績多数、パイロットカラーとして安心して投入できる
- 490グロー×虹ボディで暗い海中でも視認性抜群
- エギ王K特有の安定したフォール姿勢でイカを違和感なく誘える
- ローライト・濁り潮・常夜灯まわりなど幅広いシーンに対応
- 夜光による発光で暗闇でもしっかりアピール
- 2.5号サイズで秋の小型アオリに最適
- フォール姿勢が安定して抱かせやすい
- フラッシュブースト機構でフォールやステイ中も光を演出
- グロー効果のあるオレンジブルーGカラーで暗所でも強調
- 常夜灯周りや濁り潮でも視認性が高くアピール力を維持
- 夜光オレンジで暗所でもしっかりアピール
- シュリンプフェザーが自然な脚の動きを再現
- 潮をしっかり受けてフォール姿勢が安定
夜光エギの“効く場面”を見極めることが釣果に繋がる
夜光エギは、暗い海中でイカに存在を認識させるための有効な手段です。
ただし、状況に合っていなければ効果は薄く、むしろ警戒される原因になることもあります。
グリーングローは暗所や濁り潮、ブルーグローは明かりのある場所、レッドグローはスレ対策や控えめな演出に向いており、場面ごとに適した選択が必要です。
釣れる・釣れないは、その光が“どう見えているか”に左右されます。
だからこそ、「今の状況に必要な光は何か」を意識することが、夜のエギングで釣果を得るための最も確かな判断軸になります。
夜光エギは万能ではありませんが、適切に選び使えば、確実に武器になりますので是非ナイトエギングで試してみてください!











